投稿日:2025/7/30
開催日時 2025年2月16日(日)14:00~17:00(開場13:30)
開催場所 沖縄県立芸術大学芸術文化研究所3F小講堂
参加人数 17名
(総評)今回の研究発表会は「戦後80年特集」と題して、沖縄戦に関係するテーマの研究発表や作品上映が行われた。前回は奄美での開催であったが、再び沖縄県立芸術大学芸術文化研究所に戻ってきての開催となった。慣れている会場のため、運営は非常にスムーズだった。愛知県や東京都、タイなど、県外や国外から研究者や学生が参加し、盛況だった。
14:00 開会の挨拶 鈴木耕太(沖縄県立芸術大学)
会場校世話役の鈴木会員がうちなーぐちで開会の挨拶を行った
空手、創作組踊など多方面での活躍がめざましい鈴木会員
14:05 【研究発表】藤城孝輔(岡山理科大学)「二つの健児の塔――東映『健児の塔』と松竹『沖縄健児隊』」(司会:世良利和)
藤城会員は、1953年に相次いで公開された東映の『健児の塔』と松竹の『沖縄健児隊』を比較した。ともに鉄血勤皇隊をテーマとするこれら二作品をそれぞれの撮影台本と映像にもとづき分析することで、両作の背後にある政治的なイデオロギーをあきらかにした。
DJのようにテクノロジーを使いこなす藤城会員
14:45 【上映+トーク】山里孫存(ゴーダム沖縄)『むかしむかしこの島で』(2005年)(司会:平良竜次)
今回は映画監督の山里孫存氏をゲストに迎え、沖縄戦記録フィルムの収集活動および映像内の場所や人物の特定作業を追ったテレビドキュメンタリー『むかしむかしこの島で』(2005年)を上映した。沖縄の人気女優、平良とみがナレーションを担当した貴重なバージョンである。上映後は、シネマラボ突貫小僧の平良竜次会員が司会となり、作品についてのトークを行うとともに観客との質疑応答が交わされた。
ミレーの《晩鐘》を思わせるポーズで作品を振り返る
山里氏(左)と平良会員(右)
山里氏のトークに耳を傾ける会場の様子
16:45 総会、会員報告 名嘉山リサ(和光大学)
17:00 閉会の挨拶 世良利和(沖縄映画研究会代表)
すばやい総会ののち、世良代表の挨拶により、会は映画の余韻をかみしめながら幕を閉じた