▼Psychedelic-za

彩の国さいたま芸術劇場小ホール

聴く者、観る者、驚嘆!

クロスオーバーなデュオが贈る

我流に自由でクレイジーなステージ。

息の合った二人のエンターティナーが

ドライブ感溢れるミュージック・ショーを披露する

"PIANO DANCE"---とはいっても、実際にダンスをしたわけではない。2台の黒いピアノを通じて展開される今回のミュージック・ショーは、もはや旧来の演奏スタイルを完全に超越しているという意味で、『演奏会』という言葉では表現しきれなくなってしまったのである。そのようなこの我々のステージで手がけた作品は、全てロシアの作曲家アレクサンドル・ローゼンブラット氏によるもので、2005年3月に氏がオレグ・シンキン氏と共に初来日したときに一大センセーショナルを巻き起こしたことは記憶に新しい。伝統的なクラシック音楽にジャズ、ラテン、ロックなどを融合して紡ぎ出されたローゼンブラットの作品達は、クラシックという範疇に限定されること無く、『ローゼンブラットワールド』と言うべくクロスオーバーな世界の表現を可能にしている。その張本人であるローゼンブラット氏から今公演に対し直々に熱いメッセージをいただき、恐れ多くも我々のために作曲して下さった組曲『不思議の国のアリスの冒険』より第3曲『タンゴ』(通称「アリスタンゴ」)は世界初演となった。更にサイケデリック座による編曲作品もこの日の為に用意された。 それからこのステージを飾る我々サイケデリック座は、東京藝術大学卒業の右脳人間・加藤麗子と、東京大学卒業、総務省職員の左脳人間・植松洋史の二人により、絶妙な均衡を確保しつつ構成された。一見全く異なる二人だが、ピアノデュオを『人生最大の趣味』と位置づけている最高の武器とも言える共通の認識があるからこそ、バランスの取れた強力なデュオが成立したのだ。強烈だが奇をてらうことなく、常識は破るがマナーを守りつつ、期待を裏切るサイケデリックなステージを皆様に心から楽しんでいただけたのではないか。なお、このコンサートの余剰金は、非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体に寄付された。

サイケデリック座とは?

植松洋史&加藤麗子が『人生最大の趣味』として2005年1月に結成。

【こだわりのあるピアノ弾きとその仲間達】の畑の違う二人が

そこで互いの演奏に触発されたのがきっかけである。

クロスオーバーなジャンルを我流に自由にクレージーな演奏で

聴く者、観る者を驚嘆させる。こんなステージがあってもいいだろう。。。

2台ピアノパフォーマンスが主流だが、ゲリラ的に連弾も行う。

オリジナル編曲作品も所有する。世にも不思議なデュオなのです。