▼2013 Rosenblatt+

ローゼンブラット+コンテンポラリー Ⅱ

Pelican on the Swan Lake

「ペリカンの湖」

「贅沢なペリカン」

ーなぜなら、芸術において私たちは、単に心地よい、あるいは役に立つ遊び道具とではなく、…真理の展開と関わっているからであるー ヘーゲル『美学講義』第三部

芸術とは無駄なもの、生活には必要の無いもの。芸術が芸術であるためには、人の役に立つだけのものであってはなりません。現在から未来を創造し、その光をもって世界を彩ることが芸術の宿命なのです。そこにこそ未来への輝ける価値があります。無駄でありながら、価値のあるものを何というでしょう。贅沢です。芸術は最高級の「ラグジュアリー」なのです。私たちがご紹介する新しい音楽は、知性が星のごとく煌めき、また滅多に耳に入いることのない希少性も持ち合わせています。その二つの性質は宝石と相違ありません。この音楽の宝石は未来への夢、新しい世界への扉。美しいだけだったり、傑作と呼ばれて過大な価値の付けられているだけの悲しいものとは一線を画します。私たちの時代の音楽を、採れたての新鮮な果実に口をつけるように味わい、舌つづみを打っていただけたら幸いです。

さて、私たちmusicalicelandもそんな贅沢な音楽が大好き。今回は「白鳥の湖」を中心に、言わずと知れた喜劇王チャップリンの音楽作品から、音楽の抽象表現を探求した始祖ウェーベルンなど、幅広い現代音楽をご披露します。ロシアバレエ音楽の古典をテーマにしてはいますが、"白鳥"のように湖でおすましして人から与えられたパンを食べて生きるような上品なマネはいたしません。私たちは"ペリカン"です。好奇心旺盛、貪欲にありとあらゆる音楽を食べつくし、決して上品に振る舞うことのない最強の水鳥。この精神は、西洋音楽に御法度であるポップス語法を超絶技巧で落とし込んだ我らが敬愛するアレクサンドル・ローゼンブラットと共にあるのです。

こちらの、日付も曲目も書かれていない、まことに無駄な文章に目を落として下さり、心より御礼申し上げます。あなたこそ本物の芸術がわかる方、そして私たちがご用意する饗応のひと時を待ち望んで下さる方。

さあ、共に最高の贅沢を!

総監督/松本和貴

プログラム

畑違いの4人

ローゼンブラット関連記事

2013年97日(土)

開場18:30 開演19:00

場所

ムジカーザ

東京・代々木上原

入場料

4000

税込/1ドリンク付き

未就学児の入場可・要チケット

完売いたしました!

後援

ロシア連邦大使館

ロシア連邦交流庁

一般社団法人全日本ピアノ指導者協会

日本アレンスキー協会

札幌大学

主催

musicaliceland

企画/広告デザイン

加藤麗子

総監督/衣装

松本和貴

監修

高橋健一郎

写真

池原聡子 小野しの

協力

山本深雪 小野しの 山本愛美

松本裕貴 渡辺哲也 服部マリア

池原聡子 渡辺香奈 加藤世麗音

本サイトのURLです。

加藤麗子、高橋健一郎、小野智彦、松本和貴で結成された反省しない雑草集団が、今年も変なことやりました。

畑違いの四人が贈る笑いと涙のドラマ♪

いよいよです!

近くのカフェに全員集合。

全日本ローゼンブラット協会

facebookのページ

お問い合わせは

ミュージカリスランド代表(松本)まで

スタッフ一人ひとりに白い薔薇を

用意してくれた総監督の心遣い素敵♡

ビションフリーゼちゃんがお出迎え♡

ベーゼンの試し弾き。いいね!

ピンマイクの調節は念入りかい?

衣装の隅々まで手が入りました。

我ら二人羽織は天下一!

私達、実は仲が悪いんです。

でも連弾は楽し~い♪

弁護士バッジお見せしましょうか?

あら?どっかいっちゃいましたね~

離婚調停や慰謝料請求も扱います。

何なりとご相談ください。

後半は2台ピアノのステージ。

教授はスタンウェイがお好き♪

キャーっ、投げキッス!

ヤバい!白鳥の湖ごっこ。

教授も頭羽つけて白鳥に変身♪

最後は歌舞伎のように花道を退場!

観客でごったがえすエントランス。

皆さん興奮気味で帰られましたが

打ち上げにも多数参加されました。

コンサートも打ち上げも満員御礼!

撮影/小野しの・池原聡子