とんとんからり、とんからり、三条木屋町とんからり。
夜な夜な河原町で行われるコンパ。酒池肉林。憂鬱の帳をくぐり抜け、そんな喧騒から逃れた男女たちが理性の軛を締めるために訪れるラーメン屋が東山二条にあるラーメン屋、唐子。
豚骨ラーメンと、一品の唐揚げがウリというこの店、のれんをくぐると海賊王のような大将が仏陀の笑顔で出迎えてくれます。 髭、髭、髭。
四条烏丸で油を売っていた我々ハロヲタ三人は店につく直前辺りからちょうど雨に降られてしまい、南極基地の風呂場に勝るとも劣らない肌寒さに。凍る血液にエチレングリコールを注入するがごとく、メニューのどまんなかに鎮座する
「からこ」ラーメンを注文。
そこで、同席していた立命ハロ研会長があることに気づく。
「惣菜食べ放題...???」
そう、カウンターの上に「惣菜食べ放題」の文字が踊っているではないか。 実はこの唐子、食い逃げメニューと言って惣菜が食べ放題という嬉しいオマケつき。
血沸き肉踊るハロヲタ三人。
しかし.....
「ごめんなさいね、お惣菜売り切れてしまったんですわ」
南無観世音菩薩、南無観世音菩薩
そも、我々は惣菜を食べにはるばる東山二条の地まで歩いたのではない! 震える足を地に張り付けつつ、代わりに一品メニュー唐揚げを注文。
そうこうしている間に出てきた「からこ」
豚骨スープにのっているのは皆様御存知、わかめであります。
この組み合わせ、なかなかどうして思いつかないもののそれなりにマッチングしており麺との食感バランスも良い感じ。
しかし、豚骨にしてはスープ自体が少し薄い印象。豚骨ラーメンとして致命的な欠陥ですが、麺、具材を加味すれば「良」といったところでスープの薄さもご愛嬌。
ラーメンを一通り平らげたところで、唐揚げの登場。
おっと
おっと
デカい!デカいぞ! (※唐揚げの写真撮り忘れました)
女性のこぶし程の大きさの唐揚げが4個乗る皿は、さながらテミストクレス率いるギリシア艦隊。 (※唐揚げの写真撮り忘れました)
見た目に違わずしっかり揚げられているので味はもちろんのこと、サクッとした歯ごたえも並でない。抜群でした。(※唐揚げの写真撮り忘れました)
東山二条という立地ですが、何かの折に訪れることがあれば是非寄っていただきたい唐揚げ屋「唐子」のレポ、簡単にはなりましたが以上です。(※唐揚げの写真撮り忘れました)
乱筆失礼いたしました。
(※唐揚げの写真撮り忘れました)
(文:にんじん)