川井 満・海外派遣・フランス・パリ 地下鉄・バス・公衆トイレ

※ システムの変更や私の勘違い等があるかもしれませんので御了承下さいませ

フランスの通貨 ユーロ

紙幣は  5  10  20  50  100  200  500ユーロ

硬貨は 1  2  5  10  20  50セント  1ユーロ  2ユーロ

ATM

建物の中ではなく路上に普通にあるのです。

日本で作ったクレジットカードを挿入し現地通貨で引き出せます。

フランスのテレホンカード

駅の売店等で売ってます

 

● フランスから日本への国際電話のかけ方 ●

日本の公衆電話の様にカードを挿入しません。

(挿入式もあるらしいのですが、見当たりませんでした)

受話器を取って 一行目の緑色の数字を押します。

次に四行目のグレーの数字を押します。

(カード購入時にスクラッチ印刷されているので削って下さい)

 

次に

00(国際電話識別番号)

81(日本の国番号)

市外局番から0を取った番号(東京03なら3)

相手先の電話番号 で繋がります。

 

※ 二行目三行目の数字はわかりません。

モバイル用らしいです。

地下鉄・バス乗車券(これでどちらでも乗れます)

フランス語で ビエ(1枚) カルネ(10枚)

カルネで購入すると割安です。

地下鉄の自販機でも買えますが、私は面倒なので窓口で購入しました

(クレジットカードが使えます)

「アン カルネ シルブプレ」(シルブプレは英語のプリーズ)で通じます。

地下鉄(METRO)入り口

表記は黄色のMだけではなく色々あります。

切符自販機

私はほとんど使いませんでした。

使用方法につきましては他の方々のサイトで御願い申し上げます(手抜きで申し訳ございません)

自動改札

切符を挿入し受け取ります(裏側に日付が打刻されます)

パリの地下鉄の各路線に名称は無く、数字で呼ばれているのでわかりやすいです。

車体は東京の地下鉄に比べると小さいです。

網棚・吊革がありません。

許可を得ているらしい演奏家?の方々が

楽器を持ち込み歌を聞かせてくれます。

ドアはなんと手動式!

駅に着いた時、右側のレバーをバチン!と上にはね上げるのです。

他に降りる人がいない時は自分でやらなければなりません。

こちらはボタン式

緑色のボタンをグイッと押して下さい。

 

自動ドアの車両も少ないですが走っています。

数年後には全て自動ドアに移行すると思われます。

Sortie(出口)

これは自動なので手で押す必要はありません。

切符は回収しない(切符どこにしまったっけ?と探さなくていいのです)ので

御自分で処理して下さい(ゴミ箱が出口付近にあります)。

バスの停留所

地下鉄と同じくバスの各路線も番号で呼ばれています。

地下鉄とバスの路線図は必ず御持ち下さい。

こちらはベンチ無しのバス停

バス乗車口

画像左に見えるのが切符打刻機

挿入口が下にあるので打刻して受け取って下さい。

切符を持っていない時は運転手さんから買えます。

「アン ビエ シルブプレ」(一枚下さい)

これは美術館等の入場券を購入する時も使えるフランス語です。

公衆トイレ

 

● 頻尿の皆様へ ●

パリには公衆トイレが少ない(地下鉄の駅にもありません)ので、

幸運にもトイレを見つけ人が並んでいなければ入って無理にでもシボリ出して下さい。

● パリの公衆トイレ使用方法 ●

冗談ではなくおおごとなので、注意して御読み下さい。

 

ドアの左側に四つのランプがあり、いずれかが点灯しています。

左から 緑のランプ (使用可 上のボタンを押すとドアが開きます)

黄色のランプ (使用中 しばらく御待ち下さい)

青のランプ (洗浄中)

赤のランプ (故障 使用不可)

 

さて、トイレが使用中で中の人が終わって出てくる時にドアが開きますが、

その際、入れ替わりで入ってはなりません(うっかり入ってしまうと中で警報が鳴ります)。

トイレの中が無人の状態で一旦ドアが閉まり、自動洗浄が始まるのです。

この時、青のランプが点灯するので、外でしばらく御待ち下さい。

洗浄が終了すると緑のランプが点灯するので、上のボタンを押してお入り下さい。

以上、非常に時間がかかります。

  

● パリの治安について ●

残念ながら東京に比べるとパリの治安は悪いです。

しかし外国からの観光客数がブッチギリで世界第1位ですから、

それに比例してスリや引ったくりが多いのも仕方が無いと思います。

パスポート・クレジットカード・現金等の貴重品は肌身離さず、

間違っても上着の外ポケットやズボンの尻ポケットには入れないように!

ショルダーバッグは格好悪いですがタスキがけにして、後ろに回さず身体の前に。

バックパックを背負う時は、後ろからファスナーを開けられないよう、

南京錠をかけて下さい(旅行用品店にミニ南京錠が売ってます)。

手提げバッグは身体から離したら取られると思って下さい

 

(治安が悪いパリ北駅 Gare du Nord では、窓口で切符を購入する際に

 バッグを足元に置いたら無くなっていたということが多いそうです)。

高額のブランド品を買ったら絶対に気を抜かず、すぐにタクシーでホテルに御帰り下さい

(パリの地下鉄では日本語で防犯アナウンスが流れます。それだけ日本人の被害が多いのでしょう)

買い物と観光名所巡りは別の日にした方が無難です。

スマートフォンは人前では絶対に出さないように!闇市場で高値で取引されている人気商品です。

 私は日本にいた時と同じ貧乏ルックなので、スリも引ったくりも近づかないだろうと

思っていましたが、怪しげな連中が次から次へと寄って来ました。

・ 「署名を御願いします」と言いながら署名簿を挟んだ画板とペンを差し出す。

書いてる最中に後ろから別の仲間が財布をスる。

・ 足元にかがみこんで指輪を拾う芝居をする。

「あなたのではありませんか?」と尋ねる。

なぜか1ユーロで買えという話になる。

・ 地図を広げながら旅行者のフリをして近づき

「エッフェル塔はどこですか?」と尋ねる。

なぜか両替してほしいという話になり小額紙幣を枚数を誤魔化して渡す。

・ 上記の偽旅行者とチームを組んで偽刑事登場。

偽の警察手帳を見せて「おまえら麻薬取引やってるだろ!」と

因縁をつけ、バッグや財布を開けろと迫り、中身を盗って逃げる。


その他、犯罪者ではありませんが、物乞いやみやげ物売り等が寄ってきます。

私はフランス語の練習を兼ねて御相手をしてあげて、

怪しい皆さんが「ダメだコイツ」というガッカリ顔で去り行く姿を見るのが

非常に楽しかったのですが、この様な行為は御勧め致しかねます。

怪しいと思ったら「フランス語わかりませ~ん」

という困った顔をして足早に離れて下さい。

● フランス語について ●

ボンジュール こんにちは(御店に入る時も言って下さい。無言で入るのは失礼)

ボンソワール    こんばんは

メルシー    ありがとう

エクスキュウゼモア    失礼します(御尋ねする時や御願いする時)

パルドン    ごめんなさい

セボン    おいしいです

アン ビエ シルブプレ    切符(入場券)を一枚御願いします

※ 買い物等御願いします系はシルブプレ一本槍

オバア    さようなら

(パリ在住8年の日本の方に伺ったのですがオールボォワールでは通じにくいそうです)

 

政治や経済について議論するのではないので、基本的にはこの程度で十分です。

私の持論ですが、必要なのは語学力よりコミュニケーション能力ではないかと。

パリの皆様は本当に親切でした。

フランス人は気取っているとか外国人に冷たい

という批判がありますが、そんなことはありません!

少なくとも私に接して下さった方々はこちらが恐縮する程優しかったです。

 

「川井さんは誰彼構わず話しかける図々しい性格だから例外」とは知人の意見ですが、 

積極的に会話をしようとする姿勢こそ重要だと思います。

そしてオシャベリな方が旅行を楽しめます。

誰とも一切口を利かず無言のまま観光地を歩いても楽しくないと思うのですが……

地下鉄の車内で目が合った女の子にボンジュール!と挨拶したら

ニッコリ微笑んでボンジュール!と返してくれたり、

モンマントルで絵を描いてる女の子にトレビア~ン!とホメたら

メルシー!と喜んでくれたり……

これこそが海外旅行の醍醐味ではないでしょうか?

  

数年前、テレビ東京の「怒りオヤジ」という番組の収録で、

放送ではカットされましたが

「海外旅行なんて行く意味は無い。テレビや雑誌で見れば充分」と申し上げた私に対し

「外国の人達との交流は観光名所を見るより遙かに価値がある」と言われました。

宮川大輔さんの御言葉です。私はその御言葉の意味を実体験として理解しました。