日時:2013年9月15日(日)13:00--16:30 場所:東京工科大学蒲田キャンパス3号館2階30210教室 http://www.teu.ac.jp/campus/access/006644.html
認知科学、実験社会心理学の分野で思考の潜在性・顕在性が注目され、問題解 決研究でも潜在的処理の関与を報告する知見が蓄積されつつある。「認知科学」 誌上でも「高次認知過程の意識的・無意識的処理」特集が組まれたばかりだが、 そこで提出される知見の多くは、閾下刺激提示やプライミングに代表される、 刺激や情報の無自覚なインプットから高次認知の処理過程を探る試みが主であっ た。一方、メタ認知的言語化やジェスチャ研究など、言葉や動きといったアウ トプットからも無自覚の思考が露わになることが知られている。場合によって は、そういった外化・言語化がその後の高次認知過程をも方向付ける場合すら ある。今回のシンポジウムでは、捉えがたき思考を外化・明示化する一手段と してのオノマトペに着眼する。言葉と音の狭間にあるオノマトペを聴くこと、 見ること、発することが高次認知に果たす役割、機能を議論したい。
13:00--13:10 企画趣旨説明:阿部慶賀(岐阜聖徳学園大学) 13:10--13:50 話題提供1:小松孝徳(明治大学)・ 清河幸子(名古屋大学) 13:50--14:30 話題提供2:岩佐和典(就実大学) 14:30--14:50 休憩 14:50--15:30 話題提供3:針生悦子(東京大学) 15:30--16:00 指定討論者コメント:谿雄祐(豊橋技術科学大学)・黒田航(杏林大学) 16:00--16:30 総合討論
・認知科学会員・非会員を問わず1,000円。但し、学習と対話研究会の年会費 を事前に納入している人は無料。 ・当日、会場の受付にて現金払いのみ。 ・参加申し込み不要です。当日直接会場においでください。 ・お問い合わせは、学習と対話研究会事務局 阿部慶賀 (keiga.abe@gmail.com)にお願いします。