法律事務に携わっていながら,ほとんど裁判傍聴の機会もなく,少しドキドキしながら法廷に向かいました。
開廷を待っていると裁判官が入廷し,裁判が始まるといきなり結審,何も審理しないまま,数分で淡々と終わってしまいました。
法テラス訴訟の裁判傍聴に初めて参加した私には,何がなんだか訳がわかりませんでした。傍聴後の報告会で,やっと詳細が掴めた次第です。
「同じ仕事をしたら,同じ賃金を払う」こんな当たり前のことなのに・・・
(匿名1)
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大阪高裁での控訴審第二回口頭弁論。
春らしい好天に恵まれた同日、初めて傍聴させていただきました。
原告、代理人弁護士、応援団、原告友人等が見守る中、控訴審が結審しました。
原告側からの証拠申出は却下されましたが、緒方桂子教授の明快な意見書が、到底合理的であるとは言えない第一審判決を再考する後押しとなり、「実情に即した適切な判断」が下されることを切に期待します。
5月28日の判決まで2か月超、司法の良識と公平性を信じ、近年の雇用構造の変化に伴う、「雇用形態による不当な取扱い」を打破する一助となるような結果を待ちましょう。
(匿名2)