傍聴記/第5回口頭弁論(H24.1.24)
■傍聴者
9人
■弁論の内容
冒頭、裁判長から前回期日以後提出された1月16日付被告意見書の提出、原告第2準備書面陳述、甲25~32提出について確認。
(1)被告代理人(原告第2準備書面に対し)
1.パート労働法8条適用については答弁書のとおり。
(②異動、③期間の適用がないことが明かであるから)必要あれば認否するとして、具体的に認否も反論もせず。
2.原告が提出を求めている文書については検討する。
タイムカードについては、出すか出さないかを検討する。→2月14日までに回答する。
(2)原告代理人
1.今後、8条の2,3について追加主張する。
2.均等・均衡の問題についても整理してさらに主張する。
3.不法行為も合わせて主張する。
→3月12日までに書面を提出する。
被告が原告第2準備書面に対し認否も反論もしなかったことに対し、原告代理人から被告代理人に認否を求めたところ、被告代理人は、8条2,3に ついて適用がないことは明かであるから、8条の適用について認否反論する必要なし。議論する必要すらない、として、認否をしない態度に終始しました。
原告代理人から裁判所に対し、裁判の円滑な進行(認否があって次のステップに進めるという意味で)という訴訟経済の点からも認否を促す訴訟指揮を求めました。
裁判長は、その場で認否を促すことなく、「原告が認否をするよう訴訟指揮を求めたこと。被告は認否が必要ない、必要があれば認否するということを述べたということを調書に残す。今後調書がどのような影響があるか分からない」とまとめて?終わらせました。
エキサイティングな原告代理人K弁と能面のような(傍聴者Tさんの感想)T弁が対照的な弁論でした。裁判長はやる気あんのというのが率直な感想です。
■次回期日
3月27日午後3時30分
(M.N)