正直、この体験記を、なにか具体的なことが訴えたくて書いたわけではありません。
まあ、ちょいと自己満足チックな部分もございまして。。
全てが終わってみて、自分が不登校になったことは決して無駄ではなかったと思っています。
勿論、この体験記を読んでいただいた方には、
不登校だった当時の自分には そんなこと考える余裕もなかったってのは、なんとなく感じていただけるかとは思いますが。。
ただ、不登校という負の体験をすることで、自分自身が 人間的に大きく成長できたと思っていますし、
カウンセラ先生とフリースペースの皆さんに出逢えたことは 自分にとって本当に大きなことだと感じています。
…が。 学校つまらんな~と感じている現役学生の方、 不登校は絶対にお勧めしません。
20年足らずでまだまだ短いものではあるのですが、私が今まで生きてきた中で、
間違いなく一番きつかった一年半とその後の休養だったので。。
ちなみに、あたしの不登校と症状等は、まだまだ軽いものかと思います。
調子がよければある程度普通の生活もでき、学校にも一年中に通えない というわけではなく、結果的にはなんとか卒業もできましたし…。
これが不登校の一例であるとして受け取っていただきたく思っています。
長い文章でしたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
2004年12月
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追記。
サイト移転に伴い、少しずつ体験記に手を加えていくことになるかもしれません。
当時の若かりし文体が、今の私の感覚にはどうも合わない(笑)
とは言え、当時だからこその文体と表現も大事にしたい気もしないでもないのですが・・・
追々にはなりますが、考えていきたいと思っております。
さて、サイト移転に伴い、レイアウトが変更され、改行等では手を加えています。
作業中ざっくりと目を通すことになりました。我ながらすごい文量だなとは思いましたが。
およそ二年間のこの苦しかった時間から8年ほど経った今でも、
読み返せば胸が締め付けられるような気にさせられる部分があります。
当時とは、気分も体調も生活環境も随分変わったし、だいぶ元気に健康になってきてもいますが、
それでも、この不登校の体験は本当に苦しい時間だったし、古傷としても残っているようです。
とは言え、後書き本文にもある通り、間違いなくこの時間が今の私を形作っています。
不登校しなければ、きっと自分が音楽やセラピーを学ぶなんてことはなかったでしょうね。
そして、カウンセラ先生やフリースペースとの繋がりも、しっかりと続いています。
2012年8月