総括
つらつらと、鍵盤ハーモニカの奏法と共に魅力をお伝えしたつもりですが、
要するに。
他の鍵盤楽器にはできないようなトリッキーな動きや息による表現変化と、
他の吹奏楽器にはできない複数の音程や自由な跳躍を駆使したフレージングが可能な楽器です。
楽器としてのポテンシャルは非常に高いと言えるのではないでしょうか。
その表現の自由度の高さ故に、フレージング、ボイシングが音楽表現の内容を大きく左右します。
音楽をどのように歌い上げるのかについての探求も、
鍵盤ハーモニカの楽しみのひとつかもしれないと思っています。
つまり、一言で簡単に言うと。
鍵盤ハーモニカって楽しいよ!
ってことです。
もっともっと、鍵ハが世の中に正しく認知されますように。