GAT2024
ミニ四駆AI大会 in 第 9 回ゲームAI大会
Game AI Tournaments GAT2024
Game AI Tournaments GAT2024
( GAT2024 web : http://minerva.cs.uec.ac.jp/cgi-bin/gat_uec/wiki.cgi?page=%C2%E8%A3%B9%B2%F3GAT2024)
2024年 3月9日土曜、10日日曜
於 : 電気通信大学
共催 あいまいな ゲーム研究会
おしらせ
GAT2024 ミニ四駆AI大会のエントリーを開始しました!(2/4)
レース形式 5年ぶりのロングコース テーマ「飛べ,叡知の限界を超えろ」
2024年3月9日(土)
AM10時以降(予定):エントリー受付、コース設営
慣熟走行(セッティング、学習時間)
2024年3月10日(日)
車検
予選(タイムアタック)
決勝(混走トーナメント)
GAT ポスター発表会(発表エントリーはGAT2024Webサイトをご確認下さい)
表彰式、懇親会
GAT2024について
Game AI Tournaments : ゲームAI大会は、ミニ四駆AI大会のほか、ターンベース戦略ゲームAIコンテスト、デジタルカーリング大会、ガイスター大会、サイコロ将棋大会、5五将棋大会、ハースストーン大会などからなり、ゲーム対戦における人工知能の応用を検証するための連合大会です。
ミニ四駆AI大会 in GAT2024 エントリー方法
エントリー締め切りました。
多くのエントリーを頂きまして、ありがとうございました!
GAT2024 競技概要
GAT2024は、モータ制御のための電装系を追加した「AIクラス」と、普通のミニ四駆と一緒に競う「アンリミテッドクラス」の2クラスが同一コース上で競います。
【クラス分け】
AIクラス(AI車のみ対象の順位)
アンリミテッドクラス(オープン車を含めた総合順位)
※AIクラスにエントリーした車両は、自動的にアンリミテッドクラスにもエントリーされます
【予選ルール】
最大3ヒート/台による1周走行ポイント制 (参加台数確定につき変更)
獲得ポイントは、
完走:3ポイント
DNF:クリア周回数(0~2)
獲得ポイントに加え、全車両のファステストラップの集計結果に対してボーナスを適用する
1位:+6ポイント(AI車,アンリミテッド(非AI車)各1台)
2位:+4ポイント(AI車のみ) ※AI車優遇措置による
3位:+2ポイント(AI車のみ) ※AI車優遇措置による
【決勝トーナメントルール】
「予選総合順位の上位最大4台」による2台同時混走3周トーナメント戦
(決勝出場車両は、予選総合順位からAI車を2台以上を優先的に選定します)
両車コースアウト時は,以下のとおりとします。
1回目:再スタート
2回目:サドンデス(長く走った方の勝利)
※2024/3/4追加:
決勝トーナメントは、POWERCHAMP RX(アルカリ電池)が毎戦支給されます。
(ただし、再スタート時には支給されません。そのままの状態で再スタートとなります)
【DNFの定義】
コースアウトした場合
コース上で走行困難な状態が3秒以上持続した場合
(例:壁面上に引っかかった場合、車体が横転した場合)電装系トラブルによってモータを駆動出来ない場合
(例:AI車の回路損傷、電源スイッチが切れた)後続車に追いつかれた場合(決勝トーナメントで適用)
【賞典対象】
アンリミテッドクラス・・・決勝トーナメント出場車両の上位3台
AIクラス・・・決勝トーナメント順位および決勝対象外車両の予選ファステストラップを含む上位3台
(決勝トーナメント出場車は、アンリミテッドクラスとの重複表彰あり)
【大会コース図】
スロープ(DB)2連 (最大傾斜角15°)
バンク20°
LCジャンプ
GAT2024 ミニ四駆AI大会 車両ルール
【車体について】
車体はタミヤ ミニ四駆公認競技会規則に従う状態とする。
ただし、モータ駆動用電源は単三乾電池形状2本とし、電池銘柄や容量等は指定しない。なお、最低地上高1mm以上を確保していても、スロープの減速区間を傷つける可能性がある部品については、車検にて変更を指示することがある
(例:ローラープレート下側のキャップボルト頭部やテーパーローラー下端が、ブレーキプレートより下に飛び出ている場合)AIクラス出場車両は、追加電装系ルールも遵守すること
【追加電装系について】
電装系(マイコンやセンサなどのAI制御用ハードウェアおよびマイコン用電源)を外した状態で、素のミニ四駆に戻せること
コースに傷をつけるような部品の使用は禁止する
駆動用モータの追加は禁止する
マイコン用電源がモータに印加されてはならない。
ただし、モータ駆動用電源で電装系に電源を供給する事、電装系とモータ駆動用電源のGNDを共通にすることは認める走行制御のため無線、有線、音声通信、光通信、外部カメラ、コントローラなどの利用を認める。またミニ四駆外での演算処理も認める。
ただし計測装置などの設置場所や設置方法はレース運営者の指示に従うこと。なお、設置した計測装置の不具合や、計測装置に起因する不慮の事故による再レースは認めない
【コースの要所について】
GAT2024コース最大のポイントは「飛ぶ」箇所が数か所あります。特に中間にある2連DBを最大の要所として設計しました。直前の右270°カーブで遠心力が最大になるため、速度が高いとジャンプ時の姿勢が乱れやすくコースアウトしやすくなります。
アンリミテッドクラスは、コースアウトのリスクを負ってでも2連DBを一気に飛び越えてAI車を引き離せるかどうか。中途半端に飛ぶと、着地姿勢とコース面角度が合わずに跳ねてコースアウトします。
AI車はコースアウトせずに2連バンクを速く通過出来る制御の実現方法がポイントになります。
最も速く確実に2連DBを超えて勝利出来る車両はどれか。ご注目下さい。
参加チーム(2024/3/4発表)
GAT2024に出場する車両は16台です。
まずはプライベート参加選手4台のご紹介から。ミニ四駆AI競技の公式最高記録ホルダー 赤坂産業を筆頭に、SNS上でミニ四駆ロガーを販売されているエンジニア、タミヤ公式大会で入賞経験を有する小学生(!)など、学術的要素が色濃かったミニ四駆AI大会に新たな風を吹き込んでくれることを期待しています。
高等教育機関からは、昨年GAT2023の優勝・準優勝の大阪産業大学、同3位の立命館大学をはじめ、大阪公立大学、愛知工業大学、日本工学院八王子専門学校の計5校12台が参戦。各大学それぞれの特徴を活かしたシステムを搭載した車両となっております。
人間の叡知で仕上げたマシンが勝つか、最新技術を搭載したマシンが勝つか。
大会結果('24/3/10)
アンリミテッドクラス(総合順位)
優勝:Teamワガママボディーズ
準優勝:赤坂産業
3位:RaceMate
AIクラス(電装系搭載車両のみ対象)
優勝:赤坂産業
準優勝:RaceMate
3位:愛知工業大学 ビギナークラス
(※ミニ四駆は株式会社タミヤの登録商標です。)