学会の目的と活動内容

本学会の目的と活動の内容について、会則には以下のように記されています。

「第3条(目的)本学会は、アジア圏内における各民族の民間説話を共同研究することを目的とする。

第4条(事業)前条の目的を達成するために、つぎの各項の事業を推進する。

1.資料の収集と類型研究(タイプインデックス・モチーフインデックスの共同製作)

2.共同セミナーおよびシンポジウムの開催

3.説話の採集および研究のための共同調査(以下省略)」

このような活動計画を実行するために本学会の日本支部が直ちに組織され、40余名が入会されました。稲田先生が日本支部代表に就任され、酒井董美、辻星児、西村正身、三宅忠明の各氏が理事として、そして鵜野が事務局幹事として学会の運営に携わってまいりました。年1回の国際シンポジウム大会(1998年度より隔年)と日本支部総会・研究大会の開催に加え、有志数名による新タイプインデックス作成部会や、日本昔話タイプインデックス英訳部会などの研究会が定期的に開催されて、今日に至っております。