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2月28日 1年生生活 「できるようになることがたくさんあるね」

1年生の生活の授業で双六作りを行いました。

入学してからの学校生活を月ごとに振り返りながら、自分だけのオリジナルすごろく盤を作りました。先週までに月ごとの行事や挿絵をiPadで作成し、それを画用紙に切り貼りして完成です。さらにすごろく盤に色を加えるなどして工夫する児童も見られました。最後は出来上がったばかりの双六でお友だちと遊びました。


また、1年生でできるようになったことや成長できたところを見つけてiPadでまとめました。見つけるたびに、葉(学校でのこと)や花(家でのこと)や実(成長したこと)を木の枝に増やしていきます。自分で見つけるだけでなく、お友だちのいいところを見つけてメッセージを送り合ってお互いの成長を感じながら、葉や花をたくさん増やしていきました。「字が丁寧に書けるようになった」、「お手伝いを毎日できた」、「身長が伸びた」など、たくさんの成長を改めて実感できました。

児童の日記から

・今日は生活のじゅぎょうがありました。ぼくが作ったすごろくで遊びました。サイコロをふると一ばかり出て、ぼくが負けてしまいました。(1年 男子)


・Oくんとすごろくをしました。二かいともかってしまったので、Oくんがかなしい気もちになっていないか、少しだけ気になりました。(1年 女子)


・生活のじゅぎょうでIさんとすごろくをしました。Iさんのほうがマスが多くて、わたしのもIさんのもおもしろかったです。(1年 女子)


・生活の授業ではI年間のふりかえりをしてすごろくを作りました。一年間たくさんの思い出があって、二年生もたのしみになりました。(1年 男子)

2月27日 2年生 CAP講習会

本校では毎年2年生と4年生を対象に保護者会組織である洗足会主催でCAPの講習をおこなっています。 

講習をお願いしているCAPかながわは、1998年より横浜を拠点として神奈川県内を中心に活動する非営利の市民活動団体の皆さんで、子どもの人権が尊重され、暴力のない社会を目指し、CAPプログラムをはじめ、人権意識普及啓発事業などを実施しています。


今回は2年生が講習に参加しました。

自分たちにはどのような権利があるのかを考え、その中でも「安心・自信・自由」という大切な3つの権利について教えていただきました。

子どもの身近に起こりうるさまざまな場面を題材に劇を交えて説明してくださったことで、大変わかりやすく、子どもたちも真剣に見入っていました。

人の権利を取らずに自分の権利を守るにはどのように行動したら良いのか、深く考えることができる機会となりました。

2月24日 5年生家庭科 「快適に生活しよう」

家庭科の授業でプログラミングを学びました。

これまで5年生の家庭科では、くらしを豊かにするためにできることや身に付けるべきことを学習してきました。今回の単元ではプログラミングに挑戦し、「こんなものがあったら便利だな」と思うものをプログラムすることを目指します。


まずはプログラムを作るために必要な基本的な道具やプログラミング言語を学び、信号機の仕組みを再現することに挑戦しました。赤と緑のLEDを使い、光らせるためのプログラムをグループで考えました。初めは思うようにLEDが光らなかったり、すぐに消えてしまったりすることもありましたが、何を修正すれば良いのかを自分たちで考え、最後はどのグループも信号機のように光らせることができました。進みが早かったグループは青信号が点滅するタイミングでブザー音を鳴らすことにも挑戦していました。

次回は赤外線センサーやブロックなど使える道具を増やして、あったら便利なものを作ることに挑戦します。

2月22日 4年生特別授業 卒業生による宇宙に関する話

4年生対象に、卒業生による講演会がありました。

子どもたちが将来の選択肢として「宇宙」を持てるようになってほしいという思いから、この企画を持ってきてくれました。宇宙開発事業などに参加している物理学科の大学生で天体や物理関連の話も交えつつ、研究実績などを分かりやすく説明してくれました。子どもたちは1つのプロジェクトを進めるのにたくさんの人が関わり、たくさんの面からの力が必要なことなどが分かり、とても驚いていました。また、そのような新しい大きなプロジェクトに先輩が関わっていることを知ることで、宇宙や地球の未来をつくっていく力に自分たちもなれるかもしれないという実感が持てたようです。


先日行われた2分の1成人式の中で将来の夢を発表し、お互いに頑張っていこうと決意も新たにした4年生にとって、卒業生のお姉さんの姿や話に、約10年後の自分を想像し、夢を膨らませることができたのではないかと思います。科学技術の発展だけでなく、学びは色々なところにあり、色々なアプローチの仕方で未来につなげていけるということを知ることができた貴重な時間になりました。

児童の日記から

・今日は、3時間目に卒業生の宇宙の事を研究している方が来てくれました。成層圏で火をつけることをしていて、すごかったです。ぼくたちが大人になる頃には、その人は宇宙がもっと身近になると思っているそうです。そうなったら、会社も宇宙に関連するところが増えそうです。そんな日本になるのが楽しみです。(4年 男子)


・理科で、卒業生の方から宇宙のお話を聞きました。卒業生の方は宇宙の物理や、医学などについて研究しているそうです。宇宙と地球の間で火をつけることに成功したらしいのでびっくりしました。酸素もないところで火をつけるのは相当大変だっただろうなと思いました。私が今日、興味を持ったのは宇宙医学です。将来研究してみたいと思ったものの1つです。私の将来の夢が変わるかもしれないなと思います。(4年 女子)

2月21日 6年生との交流&6年生修学旅行

卒業を控えた6年生の様子を紹介します。

【似顔絵】

本校では年間を通してたてわり活動を行っています。

1年生は、入学式の日に担当になった6年生と同じたてわり班になり、1年間一緒に活動します。遠足(今年度は残念ながら雨天のため中止)や運動会、スポーツ大会などを通して、絆を深めてきました。


先週、入学式の日に手を繋いで入場した1年生と6年生で似顔絵を描き合いました。

6年生が受験の時はお守りを1年生が書いてくれて、勇気をもらえました。

今回の似顔絵は、1年生が描いたものに、2年生が手作りの額をつけ、卒業前の6年生を送る会でプレゼントをしてくれる予定です。1年生が描いてくれるだけでなく、6年生も相手の似顔絵を描き、その場でプレゼントしました。

楽しく似顔絵を描きながら、絆がさらに深まり、思い出も増えました。どんなプレゼントになるか、今から楽しみです。


【修学旅行】

20日~23日まで6年生は修学旅行で関西方面を訪れています。事前に学習した内容を踏まえて、現地でも熱心に学んでいます。初日の様子は広報委員会の児童がFacebookで紹介しておりますので、ぜひご覧ください。



2月20日 今年度最後のクラブ活動&クラブ見学 

今年度最後のクラブ活動日となりました。

今回は来年度からクラブ活動に参加する3年生のクラブ見学も同時に行われました。3年生は、各クラブの様子を自由に見て回り、来年度所属するクラブの希望を考えます。


いくつかのクラブの様子をご紹介します。

【演劇クラブ】

年度末の公演に向けてセリフや動きの確認を行いました。

アクションの練習をしている様子を3年生が見学しました。

【卓球クラブ】

クラブ見学に来た3年生が6年生と卓球のラリーを行っていました。

【絵画クラブ】

イニシャルの文字を集中して切り抜きをしていました。

【ICTクラブ】

クラブの上級生が作ったプログラムを見学に来た3年生が操作してロボットを動かしていました。


どのクラブも、そのクラブの魅力を3年生にしっかり伝えることができていたと思います。

来年度もクラブ活動の時間が充実したものになることでしょう。

2月17日 児童会選挙その2

本日は、いよいよ児童会選挙の投票日です。

来年度の児童会役員には22名の立候補がありました。

立候補した5年生たちは、ポスターで意思表明、広報や演説動画で公約を発表し、挨拶運動を経て本日を迎えました。どの児童も、この学校を良くしようと考え、実行に移そうとする姿が、様々な活動を通して見られました。


投票権のある児童たちは、休み時間や放課後にアトリウムに貼り出されたポスターや教室内の公報を見ながら、誰に投票しようか考えていました。また、昼休みには演説動画を各クラスで視聴しました。本日の選挙では、投票権のある児童たちが、次年度の学校生活をより良くするためにしっかりと考えて投票できたことと思います。


当選した児童は、投票権のある3~6年生の思いを背負い、今後の児童会を運営していくことになります。どの児童が当選しても、来年度の洗足学園小学校のために動いてくれることを期待します。


また、本日の児童会選挙は、今年度の児童会役員の最後の大きなお仕事でした。

責任を持って受付、誘導、投票の立会いをしていました。

現児童会役員のみなさん、一年間お疲れ様でした。

2月16日 児童会選挙その1 & 公開授業

朝、学園の門をくぐると子どもたちの元気な挨拶の声が聞こえてきます。

児童会役員選挙立候補者の選挙活動です。

これはもはや本校の冬の風物詩ともいえる光景です。


本校では児童会役員になるには選挙で当選する必要があります。被選挙権は原則として5年生、選挙権は3年生以上にあります。

立候補した児童は選挙まで学校内で名札を付けて生活したり、アトリウムに選挙ポスターを掲示したりして選挙活動を行います。

多くの児童が立候補した児童の様子に注目し、来年の児童会役員として誰が相応しいのか見定めています。


【公開授業】

本日の公開授業には500名を超える皆様にご参加いただきました。お寒い中ご来校頂き、ありがとうございました。また、人数制限があった関係でご参加が叶わなかった皆様にはお詫びを申し上げます。次回は6月に夏の公開授業を実施予定です。皆様のご来校をお待ちしております。


2月15日 たてわり活動 解散式の準備

たてわり活動で、2月末に行うたてわり班の解散式準備を行いました。

解散式は、1年間一緒に活動をしてきた班のお別れの式です。


解散式準備は5年生が中心となり、1年間の活動の振り返りや6年生に感謝の思いが伝わる内容を企画します。

今回の活動では解散式に向けて、どんな解散式にしたいか、どんな準備が必要かを班のメンバーで話し合いました。

内容が決まった後は、6年生を解散式に招待する為、気持ちを込めて招待状を作成しました。

1年間共に活動してきた班が解散するのは寂しいですが、最後に良い思い出ができるように3~5年生が協力し合って準備を進めています。

2月14日 二分の一成人式

4年生による「二分の一成人式」がおこなわれました。

オンラインでの開催となりましたが、これまで育ててもらった感謝を言葉にするとともに、今後のさらなる成長を保護者の方の前で誓います。昨年の11月からプロジェクトメンバーを発足し、本番に向けて準備を進めてきました。その内容をご紹介します。

①「親子をテーマにした劇」

クラスを4グループに分けて、親子にまつわる思い出(入学式、授業参観、お弁当など)を劇にしました。オンラインでは思ったようにセリフが入らなかったり、動きも見えづらかったりすることに苦戦しながらの練習となりました。セリフや動きを何度も修正して、ようやく完成させることができました。本番ではその後児童が司会者となってインタビューをおこなうなど、終始和やかな雰囲気で進めることができました。


②二分の一成人証書授与

後半は広間に移動して、学年合同で会を進めました。校長先生より、証書の授与がおこなわれました。3学期の学級委員が代表となって受け取ります。代表となった4人は、緊張した面持ちながらも堂々とした態度で立派に務めることができました。


③動画リレー「将来の夢」

児童一人一人が「将来の夢」を語りながら、バトンをつないでいきます。79名分の動画も、担当の児童が協力して編集までおこないました。全員が主役となった、ステキな動画を完成させることができました。


④呼びかけ「感謝の言葉」

家族に送りたい言葉をそれぞれが考え、その言葉の数々を丁寧に紡いで、学年の思いがこもった一つの文章を完成させました。普段はなかなか言えない感謝の言葉を、堂々とした態度で述べることができました。


⑤「二分の一成人記念制作」

それぞれの教室に、黒板を使ったアート作品を制作しました。気球に乗った自分が大空を飛行し、気球本体には家族への「ありがとう」のメッセージが記されています。有志メンバーが描いた背景が、作品をより味わい深いものにしてくれました。


会の終わりには、頑張った児童へのサプライズとして、先生方からのお祝いメッセージ動画を放映しました。保護者や先生方、たくさんの人たちに支えられていることへの感謝を忘れずに、この先も大きく成長してもらいたいです。

2月13日 2年体育「サッカー」

サッカーの授業の様子を紹介します。

本校の体育の授業では、学年に合わせた、どの児童も活躍できる特別ルールのもと学習しています。

2年生のこの日の試合は、ゴールがフラフープで、中にボールを入れて足をのせることで得点となるルールで行われました。広いコートの中に幾つものフラフープが置かれ、オウンゴールにもならず、強いシュートもできないので、サッカーを習っている子もいない子も同じ土俵で戦うことができます。


子供は風の子、半袖、半ズボンでも元気いっぱいです!

児童の日記から

・体育でサッカーのような練習をしました。心の中ではサッカーはにがてだと思っていたけれどじっさいにやってみたら、とてもうまくできたのでうれしいです。木曜日は、もっと上たつして父とこんど公園でし合をして勝ちたいです。(2年 女子)

2月10日  5年理科「酸化と燃焼」

本校には「実験理科」という授業があり、週に1度2時間続きで実験や観察をしています。

5年生はものが燃えることや、酸化することについて学んでいます。今回は「木の蒸し焼き」の実験をしました。

黒姫移動教室のキャンプファイヤーなどで、直接木を燃やす様子を見たことがありますが、木を蒸し焼きにする様子を観察するのは、初めての児童が多かったようです。

木を蒸し焼きにすると、炎をあげて燃える木ガス(気体)と、炎を上げず赤く光って燃える木炭(固体)が生成されます。その他、さまざまな生成物を観察して、その匂いや燃焼の様子に興味津々でした。特に発生する匂いや、完成した木炭の感触などは実際に実験をするからこそわかります。このように本校の理科の授業では体験を重視しています。

授業参観ということもあり、保護者の方に見守られながら、観察した様子を詳細にレポートにまとめていました。

2月9日 1年生活 「凧あげ」

生活科の授業では1月から昔の遊びに取り組んでいます。

お手玉やこま回し、けん玉、竹馬など授業や休み時間に様々な遊びに親しみました。遊びを通して伝統的な日本の文化に触れることができました。


1年生は1月半ばから2月にかけて和紙と竹ひごでダイヤ凧を作りました。制作を進めていく中で和紙には裏表があることを知りました。クレヨンで絵を描いたあとに、ボンドで竹ひごを貼り、糸目をつけました。自分自身の手で出来上がっていく様子に、子どもたちは期待が高まっていました。

和紙は作っているうちに破れてしまうこともあります。その際には裏側から小さく切った和紙を貼って補強をしました。ひとつひとつの作業を通して、ものを作ることの楽しさ、丁寧に進める大切さを学びました。


本日は自分たちで作った凧をあげました。まずは少人数であげる練習をし、徐々に人数を増やしていきました。はじめはうまく風を感じることができなかったのですが、最後には建物より高くあげることができました。

児童の日記から

・凧揚げをしました。糸を巻くのは大変でしたが、手作りの凧が空高く揚がって嬉しかったです。お父さんにも揚げている所を見てほしいです。(1年 男子)

・生かつのじゅぎょうでたこ上げをしました。空たかくあがってうれしかったです。学校にある一ばんたかい木まで上がりました。またやりたいです。(1年 女子)

・校ていでかんせいしたたこを上げました。走るとけっこう上がりました。風がなかったので、せん風きが百台あればいいなあと思いました。(1年男子)

2月8日 授業参観

3学期の授業参観期間が始まりました。

本校では従来、学期ごとに3日間の授業参観日を設けております。徐々にコロナ禍前と同じような形態に戻ってきており、子供たちの活躍の場を多くご覧いただけるようになりました。


アトリウムには学習発表会の作品だけではなく、2月4日からひな人形が飾られており、子どもたちがそれをお家の人に紹介し春の訪れを一緒に楽しんでいました。

また、授業によっては保護者も参加して、子どもと一緒になって挙手したり、身体を動かしたりしていただき授業を盛り上げていただきました。


参観日に行っているボランティア委員会の募金活動。今回はWaterAidの活動を支援することになりました。6年生が不在の中、5年生が委員会活動をしっかりと行ってくれました。今回の募金も、5年生が自分たちで募金先を調べ、募金箱を作成しました。頼り甲斐のある5年生に、安心して最上級生としての役割を引き継ぐことができそうです。

2月7日 学習発表会

本校では、毎年2月に各学年やクラブ等の学習活動を展示する学習発表会を行っています。

今年度も昨日より始まった学習発表会。数年前までは展示品ばかりでしたが、最近はiPadで作った作品をご覧いただけるように動画を投影していたり、QRコードを読み込んで作品を見ていただけるようにしたりと発表の方法にICT化が進んできています。


各教科で学んだことの展示は、毎年同じ内容であることが多く、下級生は上級生の作品を見て「来年はこんなことを学ぶのか」ということを知り、上級生は下級生の作品を見て、自分が取り組んだ時のことを思い出したり、比較したりしているようです。


また、クラブ活動からの発表は毎年力作ぞろいで、今年度は、絵画クラブが挑戦した油絵の作品や交通研究クラブの「旅行ブラン」など、見ごたえのある作品ばかりです。


学習発表会は2月22日(水)までの予定です。児童同士がお互い見合うだけではなく、この期間に保護者の方々にご覧いただくことを楽しみにしている子がたくさんいます。

2月6日 天体観測会

川崎宙と緑の科学館のプラネタリウムの方に来ていただき、天体観測会を行いました。

観測会の初めは、教室でいろいろな天体現象についての説明や天体観測のコツなどを伺いました。中でも、流星群の話と映像はとても印象深かったようで、夏に流星群を見ようと決意した子もいました。

いよいよ観測会…この日は月と火星がもっとも接近する日で、火星も簡単に見つけることができました。冬の夜空は1等星が多く見られ、星座を探す楽しみがあります。でも夕方から厚い雲がかかり始め、星座探しは残念ながら行うことができませんでしたが、望遠鏡を通した月の表面の鮮明な様子に歓声が上がりました。

観測後は、宇宙についての質問を受けてくださいました。調べてもあまりよく分からなかったブラックホールの話も分かりやすく説明していただき、より宇宙に興味が出たようです。

観測会ももちろんですが、観測会までの時間が何より楽しみだったようです。いつもより長めの放課後遊びをして、その後にみんなで一緒に自習をしました。その後は軽食タイムです。いつもと違う静かな夜の学校での楽しいイベントでした。

児童の日記から

今日は天体観測会がありました。私は星を見ることが大好きなので待ち遠しかったです。曇っていたので最初は月しか見えませんでした。しかし、望遠鏡をのぞいてみるとクレーターがよく見えました。その上、火星が月にとても近いと科学館の方がおっしゃっていたので、早速探してみました。すると赤くかがやいている火星を見つけることができました。曇っていたけれど最終的には5つもの星が見えたのでうれしかったです。この天体観測の機会をつくってくださった先生方や、教えてくださった科学館の方に感謝したいです。(4年女子)


今日は学校で天体観測をしました。特別に星に詳しい人が来て、宇宙やブラックホールなどの雑学を教えてくれました。とても楽しいし、いろいろな、知らなかった宇宙の秘密を知ることができました。これからは自分でも星のいろいろなことを調べて、ブラックホールの知られていない秘密を解き明かす科学者になりたいです。(4年男子)


2月3日 豆まき

1、2年生の生活科の学習では、日本の年中行事を大切にしています。

季節の分かれ目を意味する節分の翌日から、暦の上では春になるということや、立春以外にも季節の分かれ目があることを教わりました。


一人一人、追い出したい鬼を考えてカードに仕上げ、自分達で折って作った三方に入れた豆をカードに向かってなげ、心の鬼を追い出しました。


低学年以外でも各学年で、節分が話題になっていました。下校中に「節分は2月3日以外にもある」という話を下級生に説明している上級生の姿が印象的でした。

2月2日 日記漢字

日記漢字は本校独自の取り組みの一つです。その日の日記と漢字の練習を行い、1日に見開き1ページを仕上げます。

練習する漢字に縛りは無く、漢字テストの範囲の熟語を練習する児童や、社会のテストに向けて重要語を練習する児童もいます。日記は上級生になるにつれて小さなマスとなり、文章量が増えていきます。1年生の3学期から始まる日記漢字は、6年間毎日取り組むことによって記述試験に必要な力にもつながります。それだけでなく、平日は担任から、休日は保護者からコメントをもらうため、日々の児童の様子を知ることができ、コミュニケーションをとる機会にもなっています。


1年生も1月から日記漢字が始まりました。初回は学校の授業で一緒に書き方を練習し、次の日から家で取り組む課題となります。どんな漢字を練習するか、日記には何を書くか、意欲的に考えている児童が多くいました。担任としてもこれから子どもたちの日記を読むのが楽しみです。

2月1日  5年生 社会「幕末日記を書こう」

5年生の社会科では、江戸時代の歴史を学んでいます。

前回の授業では、米国のペリー率いる黒船艦隊4隻が浦賀沖へ来航し上陸したことを学習しました。「泰平の眠りをさます上喜撰 たった四盃で夜も寝られず」という有名な狂歌がありますが、人々が右往左往したのはこの艦隊が江戸の町を砲撃するという噂が広まったからです。町にはこの異国船到来を告げる多種多様のかわら版があふれました。

今回の授業では、黒船が来航した際に江戸の人々が何を感じたのかを想像して日記を書きました。子どもたちは江戸から浦賀までの距離や江戸時代の職業等を調べながらイメージを膨らませていきます。「外国に興味がある蘭学者ならどのような行動を取るか」「幕府の人間なら何を思うか」など、どのような立場で日記を書くか友達と意見を交わしながら考えました。本校の児童は毎日「日記漢字」に取り組んでいることもあり、書き出しや文章構成にも工夫が見られました。完成した日記は次の授業で読み合う予定です。

歴史の学習では、文化や生活様式から当時の人々の思いを想像することを重視して授業を行っています。歴史を遠い過去の出来事としてではなく、自分事として認識し考えを深めて欲しいと思います。


【児童が作成した幕末日記】

・何!浦賀に黒船が来ただと?今すぐ見に行くぞ!と、わたしは浦賀にすっ飛んで行った。正直言って大したことはないだろうとその時はあなどっていたのだ。しかし、見てみると船のスケールが全然違う。その時、わたしの脳裏に「幕府の役人をかいくぐって黒船に乗り込んでみようか」という考えが浮かんだ。見つかったら死刑になるだろう。だが、わたしは決心した。さああと一時間で決行のときとなる。腹をくくるぞ!(5年女子作成:吉田松陰)


・1853年6月3日、この日はわしが一番悲しんだ日じゃ。浦賀に黒い船が来たんじゃ。異国人の乗る船のようじゃのう。武士たちが駆けつけ警備にかかった。その時、わしは思いついた。小舟で黒船に乗ればわしも異国人の仲間入りじゃ!世界を回れるなんて夢があるのう、と。さて、準備を始めよう。黒船はまだ浦賀にあるようじゃ。よし、乗り込むぞと思ったのじゃが…「何やっているのだ?」と武士に声をかけられた。ここでわしの持ち味の英語を披露した。「I'm American. I fell off the ship.」「いや、そなたは間違いなく浦賀市民じゃ。さぁさぁ戻るんじゃ。」あぁ。この日を待ち望んで勉強したのに…。(5年男子:浦賀市民)

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