TOPICS & NEWS  

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 9月29日 4年生 理科校外学習

4年生が「流れる水のはたらき」の学習のため、御岳渓谷まで多摩川の観察に行きました。

流れる水のはたらきについて学習した子どもたちは、実際に見る川の流れの速さ、川幅、堆積物などを注意深く観察していました。子どもたちが普段見ている多摩川は下流のため、違いがよく感じられます。


複数の観察地点で動画や写真を撮り、短い距離の中でも川の流れ方に違いがあることに驚いていました。実際に川に沿って歩くことで、多摩川の長さを実感した子もいたようです。事前に調べた多摩川周辺に生息する動植物も見ることができ、意気揚々と写真を撮って、レポートにまとめていました。


お昼ご飯を食べたら、河原におりて岩石を調べます。事前に学習した見分け方を確認しながら、様々な種類の岩石を手に取って観察していました。中には夢中になりすぎて、気づかないうちにズボン一面にアレチヌスビトハギ(動物に張り付いて種子を散布する植物)の実をつけている子もいました。雄大な自然の中、様々な活動をすることができ、子どもたちも楽しそうでした。


そして、子どもたちの学びはそこで途切れずに続いていきます。例えば、見つけた動植物の写真をグーグルレンズを通して同定したり、持ち帰ってきた石灰石に塩酸をかける実験をしてみたりと様々な活動がこのあとに展開されました。実際にその様子を撮影して送ってくれました。


本校には「実験理科」という授業があります。実物からしか学べないこと、感じられないことがあると考えているからです。理科の校外学習は理科室ではできない観察のために実施しています。


多摩川の見学へは電車を乗り継いで時間をかけて御岳まで移動します。その経験は「多摩川の長さ」を実感するためも重要であると考えています。

 9月28日 おすすめの本

読書の秋です。洗足学園小学校の本の秘密を紹介します。

今年度できたBase_Cは、昨年度までは図書室でした。たくさんの本が置いてあり、休み時間には貸し借りの子どもたちで長蛇の列ができるほど人気のスポットでした。

図書室にあった本は、各教室の外の本棚に移動して休み時間や放課後にどの場所にある本でも自由に読めるようになりました。休み時間に図書室で貸し借りの手続きをしなくても読める本が校舎のあちこちにあり、それを探して回るのも本好きには楽しいことなのかもしれません。


Base_Cにも本は置いてありますが、それらは教員が厳選したぜひ読んでもらいたい本です。中には、教科ごとにおすすめの本が置いてあったり、教員たちのおすすめの本が置いてあったりします。各教科のおすすめの本は約2か月に1回入れかえられ、おすすめの理由も載っています。また、先生たちのおすすめの本にはQRコードのシールが付けられています。そのQRコードを読み込むと、本の見所やあらすじなどが載った先生たち自作のホームページが表示されます。たくさんある本の中からどれを読んでみようか、そのホームページも参考にしながら本を選んでいってもらいたいと思います。

 9月27日 5年生算数  速さの問題を実験で楽しく理解しよう!

算数の授業では、通過算について学びました。通過算とは、列車やホームなど、物ある場所を通過する際の速さや時間、長さに関する問題です。

通過算において、速さの考えは重要です。速さは、物体が1秒間に進む距離を示します。今回は教卓やスクリーンを列車やホームに見立て、子ども自ら教卓を動かしてもらう実験を試みることにしました。教員から「実験」という言葉を聞いて子どもたちの目の色が変わりました。我こそは教卓を動かしたい、積極的に実験に関わりたい、計測したいという気持ちに溢れていました。


実験では、iPadを使用して、動かした教卓が通過するのにかかる時間を計測して記録し、時間と速さの関係を考えながら、通過するとはどういうことかについて考察しました。動くものの長さも通過算において重要な条件で、長さはものの大きさや距離を示します。子どもたちは教卓やスクリーンの長さを考慮し、教卓が通過する際の長さについても議論しました。


実験の結果、同じ速さで教卓を動かすことが難しいことが明らかになり、速さは平均であることも理解できたようです。子どもたちは、実践的な経験を通じて、速さ、時間、長さの関連性を楽しみながら通過算に関する考えを深めることができました。算数的活動を通していつも以上に活気ある授業になりました。

 9月26日 6年生家庭科  手縫いのワッペン

家庭科では学んだことを生活に生かすことを目標のひとつとしています。

5年生で学んだ手縫いを生かして、6年生は毎年、運動会の係活動を示すワッペンを作っています。


2学期のはじめの授業で、ワッペンのデザインを自分で考え手縫いで係の名前を縫い取りました。はじめは、上手くできないのではないかと不安になっていた児童もいましたが、縫う順番を考えて文字を縫い取りました。文字を縫い取ったあとには、係に関する刺繍をしたり、キャラクターを縫い取ったりしました。


土曜日の運動会ではいきいきと係活動に取り組む姿勢が見られました。自分オリジナルのワッペンで、自分の係に責任を持って取り組むことができました。

 9月23日 運動会

何事にも全力で取り組むことができる。それは、本校の児童の魅力の一つです。

心配された天気は、子ども達の頑張りが空に届いたのか、開始時刻には雨がやみ、見事に持ちこたえてくれました。しかし、競技の順番を大幅に変更する必要がありました。そのような状況でしたが、どんなことにも柔軟に対応できる児童たちですので、臨機応変に対応しスムーズに進行することができました。


運動会本番、どの学年も見事な演技を披露することができ、子どもたちの表情には誇らしげな表情と大きな達成感を見ることができました。


得点がある学年競技では、たてわり活動の効果か、下級生が上級生を、上級生が下級生を精一杯応援する姿があちらこちらで見られ、とても微笑ましかったです。


運動会を盛り上げたものの一つに、4〜6年生の有志が集い結成された応援団があります。8月下旬に結成してから本番まで、毎日昼休みに集まり、全力で練習に励みました。本番では全校児童に力強いエールを届け、運動会を盛り上げてくれました。


全力で練習し駆け抜けた4週間。夏の暑さや台風による臨時休校など、数々の難局も一丸となって乗り越えてきました。全校児童でつくり上げた運動会。児童にとってかけがえのない思い出になったことと思います。


来週から通常の時間割に戻ります。スポーツの秋から学習の秋へ。10月は多くの学年が校外学習へ出かける予定です。Topics&NEWSでお届けします。

 9月22日 いよいよ運動会 ~少し視点を変えて 

運動会を明日に控え、今日は最後の練習が行われました。

また、午後には6年生の協力を得て前日準備も行いました。

そんな中、今回は運動会で使われる大~小道具をご紹介します。

まずは、演技種目で使われる小道具たちです。

カラフルなバンダナは1,2年生が使います。クラス毎に色の違うバンダナは、元気いっぱい踊る子どもたちの胸元を飾ってくれます。


キラキラしたポンポンは3,4年生が使います。光輝くポンポンは、ノリの良い曲に合わせて元気よく踊る子どもたちを引き立たせます。


和のテイストを醸し出す扇子は5,6年生が使います。開いたり閉じたりと様々な表情を見せる扇子は、手に持つだけでなく、様々な場面で観客を魅了します。練習に力が入り過ぎ壊れてしまう扇子がありましたが、教員の所へ「入院」して治療を受けてまた元気に活躍していました。


6色あるバトンは学年リレーで使用します。学年全員が参加するこの種目では、チームで力を合わせてこのバトンをゴールまでつなぎます。


次は大道具です。

コロナ禍の影響でしばらく行われていなかった綱引き競技も今年は再開されます。

古くなった綱を買い替えて、今年から新しい綱を使用します。


運動会の最後を締めくくる種目に使われる大玉です。

赤組、白組とも勝利のためにこの大玉を、たてわり班にわかれてゴールまで転がします。


最後はテントです。

地味な存在ではありますが、日影を作ったり機材を雨風から守る運動会には欠かせないものです。


明日の運動会が成功することを願います。

 9月21日 運動会予行練習

いよいよ運動会を明後日に控え、本日は運動会の予行練習を行いました。

天候不良のため、全ての競技の練習をすることができませんでしたが、他の学年の演技を見たり、実際に競技を行ったりと、有意義な時間を過ごすことができたと思います。


応援団による応援合戦は、4年ぶりの復活となりました。団長の大きな掛け声と団員たちの力強いエール、そして児童全員で歌う『ゴーゴーゴー(運動会の歌)』。学年を超えて協力し合う子どもたちの姿は、とても頼もしく見えます。


他の学年の集団演技をしっかり見ることができるのも、予行練習の醍醐味です。低学年は、可愛らしい振り付けと笑顔が素敵な低学年、難しいダンスも楽しそうに、颯爽と踊る中学年、扇子が壊れるまで練習し、動きをそろえた高学年。魅力的な演技を運動会で披露するのを、どの学年もきっと楽しみにしていることと思います。


まずは、土曜日の晴天を祈るばかり。子ども達のこれまでの頑張りが、空に届きますように。

 9月20日 4年生英語 学校の道案内をしよう

本校では他校とのオンライン交流も活発に行っています。

学ぶ内容によっては、他校の児童と交流した方が、より学びが深くなることもあるためです。4年生はこれまでに国語や社会でもオンラインの交流をしてきました。児童は他の学校のことを知れたり、他の学校の友達と学んだりすることができるこの機会をとても楽しみにしています。


今回は英語での交流です。お互いの学校の校内図を渡し、同じスタート地点から道案内をしてどの部屋にたどり着いたか当てるクイズを送り合います。Go straight. Turn left. Turn right.といったdirectionを覚えながら、相手に聞き取ってもらうことができるよう工夫してクイズを作成していきます。


今日は原稿作成の時間でした。わからない単語はネイティブの教員に聞いたり、教員のお手本の動画の声をイヤフォンで聞いたりしながら作業を進めました。

 9月19日 稲穂

ビオトープの稲は、8月下旬に花が咲き、現在、稲穂が育っています。

久しぶりの稲の観察は「いなほ」。「実ほど頭を垂れる稲穂かな」人としてのあり方を稲穂に見立てていることわざのごとく、稲穂が頭を垂れて、中の実がしっかり生長しています。全長は1mを超えていました。


「1つぶのたねもみからいったいなんつぶの米がとれるのかな。」「お茶わんだとなんはい分になるんだろう。」いろいろ気になってきて、「調べてみよう」といいだした子もいました。花の様子は、タイミングが合えば、実物を見ながらの観察をしたかったのですが、今回は動画や家で育てているバケツ稲の画像で確認しました。


防虫(鳥)ネットも張り、あとは収穫まで1ヶ月半。収穫の前、稲穂全体の80%くらいが黄金色になった頃には、水抜き(落水)をして稲を乾かしてから稲刈りを行います。子どもたちは、ここまで順調に育っているので、最後まで手を抜かず、頑張って育てたいという気持ちでいるようです。

児童の観察・日記から

・イネのはの形はすすきのはみたいな形でした。

・みどりのいなほと黄色のいなほがある。

・イネのほがたれ下がっていて1つのほに40つぶくらい実がついている。

・イネの花は、午前11時ごろ、気温が30℃くらいでさいて、数時間しかさかないことを知った。

・3mmのたねもみがとても大きくなってびっくりしました。

・イネの観察をしました。田植えの時は小さかった苗が、自分の身長と同じくらいまで大きくなりました。美味しいお米になりますように。(2年女子)

 9月15日 運動会 高学年ダンス練習 

来週土曜日に行われる運動会に向け、5、6年生がダンスの練習を行いました。 

今年度、高学年は運動会で扇子を使った踊りを披露します。今日の練習では、ダンスチーム、体操チーム、扇子チームに分かれ、創作ダンスに挑戦しました。


子どもたちは実際に体を動かすだけでなく、iPadで様々なダンスを調べ、互いにアイデアを出し合いました。全員で協力して、踊りのイメージを少しずつ形にしていきます。


iPadを学びの道具として活用することで、子どもたちは日頃から「思考力」「表現力」「コミュニケーション力」「チームワーク力」 を育んでいます。それらを発揮して、創作活動はスムーズに進みました。


振りが決まったチームはiPadで撮影をし、動きのタイミングを合わせていきます。扇子チームは見せる形にこだわり、扇子を持つ角度を細かく調整していました。チームの個性溢れる魅力的なダンスが完成し、子どもたちは大勢のお客さんの前で披露することを心待ちにしています。

児童の日記から

・扇子(ユニゾン)組として、創作ダンスをがんばって作りました!ユニゾンではみんなで同じ動きを時間をずらしておどります。作るのは、16カウントで、意外に長くどんな動きをつめこんでいこうか、6年生3人、5年生4人のメンバーで考え、考え、考えました!パッパッとどんどん次の動きにいくキレキレ感と、いろいろなポーズに注目です。(6年 女子)

 9月14日 2年生道徳 運動会に向けて

運動会に向けて2年生も日々練習を重ねています。運動会へ向けた準備は、校庭での練習だけでなく、道徳の授業でも行われます。

道徳の授業では「うんどう会をせいこうさせよう!」というテーマで、どのような気持ちで本番に臨むかを考えました。運動会が成功するとはどういうことなのか、自分が思い描く運動会にするために自分には何ができるのか、具体的にどのような声を掛けたら良いのか、意見を出し合いシートに記入しました。


自分だけが楽しくても意味がないこと、勝ち負けにこだわり過ぎずに相手を思いやる言葉をかけることなど、昨年の経験を思い出しながらじっくり考える様子が見られました。自分たちの視点だけでなく「見ている人も楽しくなるような運動会」や「見た人も熱い気持ちになる運動会」など、観客の視点で考える児童も多く、1年生からの成長を感じました。運動会後には、同じシートを使ってどんな成長ができたかを振り返ります。運動会を通して心も大きく成長してくれることを楽しみにしています。


洗足学園小学校では道徳の授業で「行事」から考える時間を多くとっています。それは、学校行事は子どもたちそれぞれの想いが強く反映されるものであると考えているためです。子どもたちにとって自分事である行事をテーマに学習することで、自分の気持ちを客観的にとらえ、自分とは違う気持ちを知って理解し、自分が正しいと思う行動ができるようになってほしいと願っています。

 9月13日 運動会行進練習

運動会を来週末に控え、練習にかける思いが熱を帯びてきました。

中高グラウンドでの練習が始まりました。来週土曜日に行われる運動会と同じ、本番を想定した練習です。本日は全校児童で入場行進の練習を行いました。児童代表の6年生を先頭に、息をそろえて入場します。印や合図に注意して、選手としてふさわしい姿を見せられるように練習しました。


今年の運動会は4年ぶりに復活する種目があります。懐かしかったり、新しかったり、見る人によって捉え方は異なりますが、午後まで続く運動会を児童も教職員も楽しみにしています。そうした思いは、ほとんど毎日毎時間ある運動会練習での姿から見て取ることができます。

どの学校行事にも一生懸命なのも本校児童の見せる姿のひとつです。

練習を通じて、一体感や達成感、切磋琢磨し続けることなどを感じ取ってほしいと思います。

 9月12日 運動会ダンス選抜

運動会中学年演技のダンスにおいて、難易度の高いダンスを踊る「選抜メンバー」のセレクトが行われました。

例年の運動会では、演技のダンスにおいて全員で踊る振り付けとは別に、難易度のより高い振り付けをマスターした意欲ある児童が隊形の前面で踊る「選抜メンバー」のパートがあります。

今年も、児童からの強い要望があり、低学年や中学年のダンスにおける選抜メンバーパートが用意され、メンバーのセレクトが行われました。

希望者は、事前配布されたお手本の動画を視聴し、自宅や学校の休み時間にiPadで視聴しながら一生懸命に練習します。学年によって多少の差はありますが、希望者がクラスの半数に迫る数のクラスもあります。休み時間に教室の授業用プロジェクタにお手本動画を上映し、友達と一心不乱に踊り練習する様子は、すっかり本校の秋の風物詩となりました。


本校の3つの教育目標を端的に表すと、「自立」「挑戦」「奉仕」となります。これらの目標を達成するための様々なカリキュラムが用意されています。

こうした学校風土から、本校には、児童が挑戦することを躊躇せず、失敗を恐れず取り組める環境があります。年間を通してほぼ毎月行われる筆算検定、年2回受検する漢字検定、

3年生以上が受験する学力判定模擬試験など、目の前の目標に常日頃から「挑戦」している日常から育まれた環境です。

ダンスが不得手な児童の中には、同じく選抜で選ばれる「応援団」(4年生以上対象)に参加して、毎日の応援練習で大きな声を張り上げる子もいます。


今日も、様々なステージで、洗足の子どもは「挑戦」しています。

 9月11日 自由研究・自由工作作品展

1、2年生は夏休みに自由研究や自由工作に取り組み、生活の授業で作品について発表をしています。

一人ひとりが研究テーマや作品を決めた経緯や過程、結果や完成した作品の写真や動画などをKeynoteというアプリケーションを使ってまとめ、クラスの友だちの前で発表します。子どもたちはアニメーションを使ったり、制作過程の動画を入れたりするなどして、各自で工夫して発表資料を作っていました。発表後には、「やってみようと思ったきっかけは何ですか。」「1番難しかった作業はなんですか。」など友だちからの質問にもきちんと答えていました。


自由研究や自由工作は、9/1(金)〜 9/14(木)の期間に在校生と保護者を対象に生活科室内で展示しています。休み時間になるとたくさんの児童が友だちの作品を鑑賞にきます。友だちの作品を鑑賞することで新しい興味関心の幅が広がったり、次の自分の研究テーマのきっかけやヒントになることもあるかもしれません。

児童の日記から

・今日友だちと一緒に、自由研究自由工作を見に行きました。みんないい作品でした。初めての一年生も、いい作品ですごいなと思いました。みんなちがって、同じのがなくておもしろかったです。また見に行きたいなと思いました。(2年 女子)

 9月7日 5年学年リレー

5年生にとっては今年で3回目となる学年リレーの練習が始まりました。

赤組、白組をそれぞれ3チームに分け、合計6つのチームで競い合います。赤白の合計順位で勝敗は決まるものの、やはりどのチームも優勝を目指して練習に励みます。


リレー練習初回のこの日はバトンの受け渡しや走行時の注意点などを確認し、その後チームのメンバーで練習をしました。久しぶりのバトンパスのためか、この日はバトンを落としたり、受け渡し時に進路妨害をしてしまう場面が多く、たくさんの課題が残るものでした。でも、走り終わった後にはすぐにチームで反省会を開き、どう改善していくのか相談する姿が立派でした。本番までに練習を重ね、どのチームも素晴らしい走りを見せてくれることでしょう。力走を期待しています。

 9月6日 2学期学級委員選挙

本校では毎学期の初めに、各クラスで学級委員選挙を行います。

クラスごとに学級委員を選出し、日々の取り組みや行事において、クラスの先頭に立って活動をまとめてもらいます。立候補する子は事前に自分の目標とするクラス像を考えたり、選挙ポスターを作ったりして、準備を進めます。事前に立候補届を提出し、自分のクラスのことを考えて、それぞれがより良いクラスにするためにはどのようにしたら良いかをまとめていきます。


選挙について学ぶためにもこの活動を重視しています。学年が上がると、選挙権をもっていることを事前に伝えるために「投票用紙引換券」をあらかじめ配っています。

選挙当日は、立候補者の演説、無記名の投票、クラスの子どもたちの立会いのもと開票を行います。児童は、こうした日常の中の活動から、普通・平等・秘密・直接といった選挙の4原則を学んでいきます。


こうしてクラスでの学級委員が決まると、自覚をもって学級委員の仕事に打ち込むことができ、クラスの仲間たちも自分たちが選んだリーダーだからこそ、学級委員を支え、ともに協力していく気持ちが高まってきます。

児童の日記から

・今日は学級委員選挙がありました。今回は、投票用紙引換券というものがあって、とてもリアルな選挙だなと思いました。2学期はイベントがたくさんあるので、頑張ってほしいです。私も挑戦しようかと思いましたが、大変そうだなとも思いました。 (3年生  女子)

 9月5日 2学期の1年生

8月28日(月)から2学期が始まりました。夏休み後の1年生は心も体も大きく成長し、暑さに負けずに元気に過ごしています。2学期の1年生は初めて経験することが沢山あります。その一部をご紹介いたします。

先週から運動会に向けて、1年生の練習が始まりました。

1年生にとっては洗足学園小学校に入学して、初めて参加する運動会です。日差しは厳しいですが、子どもたちは皆、張り切って練習に励んでいます。今日は、入場行進や徒競走、回れ右などの練習をしました。今年は4年ぶりに全校児童で入場行進を行うことができるので、練習にも熱が入っています。入場行進の練習では、前後の間隔に注意しながら、手を大きく振り、足をしっかりあげて歩く練習をしました。徒競走は、並び順を確認し、真っすぐ走る練習をしました。皆、1等を目指して走りぬきました。


次は、洗足学園小学校で初めて受ける筆算検定です。「よーい、始め」の開始の合図に合わせて鉛筆をさっと持ち、問題を解きました。


また、国語では漢字の学習が始まりました。漢字の辞書を使って読み方を調べたり、意味を確認したりしています。


初めてのことが沢山始まった1年生です。

 9月4日 自分で考えて、行動する5年生

本校の目標の1つに「なにごとも自分で考えて、行動のできる子」というのがあります。 

2学期になり、暑い日が続き、教室では一日中冷房を使用するようになりました。

授業が始まって3日目ぐらいに、班長からポスターを貼ってほしいとの申し出がありました。

内容は「教室のドアを、開けたら閉めよう」というものでした。

冷房効率を上げるために、ロールカーテンを下ろしたり、教室のドアを閉めたりしていましたが、どうしても出入りの時にドアを開けたままにしてしまうことがあったようです。

班長はみんなで快適に教室で過ごすためにどうするかを考え、その考えをクラスメイトに理解してもらい、さらには協力してもらうためにポスターという形をとったそうです。


おかげで、クラスの涼しさは守られることとなり、現在は快適に過ごしています。


ポスターのように、大々的に行動するだけでなく、ひっそりとお友達の心を温かくしてくれる行動もありました。


洗足では1年生の途中から、自分達で使う教室を掃除することを覚えます。

最初のころは、担任の先生から掃除の仕方を細かく教えてもらいますが、高学年にもなると自分達でテキパキと役割分担をして行います。

その掃除の中に「机拭き」があります。

1つ1つ机を拭いていったとき、素敵なメモが見つかりました。


「いつもおそうじ ありがとうございます!」


掃除はグループで順番に回すので、毎日自分が行うわけではありません。

自分が掃除をしない時に、自分たちのために掃除をしてくれたお友達に対して感謝の気持ちを持ったのでしょう。


自分の感謝の気持ちを、控えめながらも相手に伝える。

これも立派な「自分で考えて、行動する」子どもだと思います。


日々の活動の中で、優しい気持ちで成長している子ども達の姿を見ることができました。

 9月1日 2学期の目標を立てよう

長い夏休みが終わり、2学期が始まりました。運動会の練習も始まりましたが、新しいことに挑戦することが大好きな子供たちは練習にも意欲的です。

今日は、やる気に満ちてスタートできた2学期をよりよいものにできるよう、各自、学習・生活・友達とのかかわり方の3点についての目標を立てました。友達とのかかわり方では、相手の気持ちを考えてあげられているかを、日頃、何気なく使っている言葉や態度から見直していくことができたようでした。


今回の道徳は振り返ることで終わりではなく、友達の目標を応援するということももう一つのねらいです。いくつか立てた目標から一つ選んだものを友達に見てもらい、決意を聞いた友達は「応援する」の意持ちをこめてサインをします。同じ目標を持つ友達を見つけた子はとてもうれしそうでした、また、「君ならできる!」のところにサインをもらったときは、別の嬉しさがあるようです。目標に向けて頑張ろうという気持ちとともに、肯定される嬉しさから自信もついたのではないでしょうか。自分だけでなく、周りの人の存在も気になってくる3年生の今だからこそ取り組める、楽しい活動です。他者を認め、互いを高めあえる友達がいるこの環境で、2学期も大きく成長していきましょう。

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