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 11月30日 洗足郵便

洗足郵便局が開局しました。

2年生の生活科では、手紙やはがきが配達されるまでの仕組みや郵便局の役割について学習してきました。授業では切手のデザインも考え、各クラスから選ばれた4作品は今年度のはがきに採用されました。学習のまとめとして、ゆうびんやさんごっこを行います。先週までの授業で衣装や道具の準備をしたり役割分担を決めたりしてきて、ゆうびんやさんごっこが始まるのを楽しみにしてきていました。

まずは、外勤の担当児童が手作りの衣装やバッグを身にまとい、校内2か所に設置したポストに投函されたはがきを集荷に行きます。次に、内勤の児童が教室で自作のハンコと区分機で押印や配布先の仕分けをします。教室の入り口では、手紙を出したい人にはがきの配布も行っています。最後に、ゆうびんやさんの衣装やバッグを身に着けて各クラスにはがきを届けます。


初日は一つ一つの作業を当番のグループ内で確認しながらすすめ、届け先の名前が読めない、番号違いなども友だちと教えあって対応していました。手紙を届けた人に喜んでもらうことができる経験をして、一つひとつの役割の大切さを知ったりほかの仕事にも関心を持ったりしていってほしいと思います。

児童の日記から

今日から洗足郵便が始まりました。初日の今日は集積の仕事をしました。なかなか手紙が入らないので、何度も集積に往復しました。でも、葉書が沢山減っていたので、きっと明日からは配達が忙しくなるだろうから、楽しみです。(2年 男児)

・洗足郵便で売店の係になりました。あまり売れない方におすすめと書いた紙を置いて工夫しました。貼り紙も作ったので沢山売れると良いです。(2年 女児)

    

 11月29日 5年生 社会科 歴史学習

5年生の社会科では、1学期後半から歴史分野の学習を進めています。

覚えることが多く、暗記が苦手な子にとっては敬遠されてしまいがちな分野ですが、少しでも興味を持ってもらえるよう、また受け身の授業とならないよう活動のある授業に取り組んでいます。

今回の授業は、これまで学習してきた安土桃山時代の発展学習として、「オリジナルの旗印」を作成しました。旗印とは、合戦において自軍の目印として掲げた旗です。様々な願いが込められた旗印からは、激しい戦国の世を駆け抜けた武将達の生き方・考え方を読み取ることができます。

それぞれの思いを込めた旗印を完成させた後は、優秀な旗印の制作者=「戦国王」を投票で決めました。かっこいい物からユーモアのある物まで、多種多様な旗印からはその人らしさが溢れていました。実際にこの旗を掲げて戦国の世を駆け抜けてみたら・・・、そんな空想が頭をよぎる授業となりました。

 11月28日 クリスマスツリー

クリスマスに向けての飾りつけをしました。

今週に入り冷え込みが激しくなり、冬が近づいてくることをよく感じるようになりました。そんな中、本校のアトリウムにクリスマスツリーが飾られました。大きなツリーに子どもたちは興味津々です。

また、Base_Cでもクリスマスに関する飾りつけや本の展示がはじまり、いよいよクリスマスの時期が近付いてきたなと感じるようになってきました。

子どもたちは「今年のクリスマスは何がもらえるかな。」などクリスマスやプレゼントに思いをはせていました。

様々な年中行事やその体験を通して、成長していく子どもたちの成長していく姿を見守っていきたいと思います。

 11月27日 バスケットボール交歓会に参加しました

神奈川県の私立小学校が8校集まり、バスケットボール交歓会が開催されました。

この交歓会はコロナ禍や感染症の流行などにより何度か見送られたことがありますが、長年にわたり開催されており、バスケットボールを通じて、私学同士が交流をすることを目的として行われております。

洗足からは18名の児童が2チームに分かれ、参加することができました。序盤は、緊張からか、普段は決められるシュートが決まらなかったり、ドリブルでミスをしてしまう様子も見られましたが、そこは洗足の子ども達、すぐにいつもの調子をとりもどし、熱戦を繰り広げてくれました。他校のチームには6年生も多く、当たり負けすることや、速いスピードで攻守を仕掛けられることも多かったのですが、最後まであきらめずに戦いぬく姿に感動させられました。

他校と交流するとても貴重な機会となり、また、1日中バスケットボールに触れ合うことで、技術もさらに伸ばすことができたと思います。

 11月24日 Open Day 2023

教育関係者を対象にOpen Day 2023「ICTの日常づかいとデジタル・シティズンシップ教育で新しい学びを創造しよう」を開催しました。

日頃から、来校者の方に授業をご覧いただくことに慣れている児童ですが、Open Dayは特別なイベントのようで、開始前はアトリウムの受付を気にしているようでした。中には自ら「案内します」と来校者に声をかけて、案内を始める児童まで現れました。

当日は、北海道や沖縄など全国の学校関係者の方、小学校だけではなく、中学校・高等学校・特別支援学校・大学・専門学校などの先生方、そして教員ではない立場で教育に携わっている皆様100名以上の方にご来校いただき、本校の授業をご覧いただきました。

また、本校が力を入れているデジタル・シティズンシップ教育について、講師の先生からご講演をいただき、その中で本校の取り組みについて評価いただきました。

 11月22日 1年生 生活科

1年生の生活科の授業で、「春に咲く花の球根を植えよう」「秋フェスタの準備」をしました。 

 「春に咲く花の球根を植えよう」では、学級園にチューリップ、スイセン、アネモネの球根を植えました。球根を植える前には、球根の様子を観察し、球根の大きさや色、形などを記録しました。球根植えは一人一つの球根をスコップで土に穴を掘って、球根の向きに気をつけて植えました。

来年の春に花を咲かせたチューリップやアネモネは子どもたちが家にもちかえることができるので、今からとても楽しみです。


「秋フェスタの準備」では、秋フェスタに向けて、木の実の工作を行いました。秋フェスタは、子供たちがグループごとに話し合い、計画を立てました。計画しているのは「楽器やさん」や「アクセサリーやさん」「どんぐりころがし」、「的あて」、「どんぐりでお話やさん」などです。今日の準備では、キリを使ってドングリにあなをあけたり、的あての的をつくったり、各自が自分の役割を考えて作っていました。ビーズをうまく利用して素敵なアクセサリーもできました。子どもたちのアイディアから生まれた作品はとてもすてきなものばかりでした。

 11月21日 5年生 国語 1か月3万円で生活できるか?

5年生は「1ヶ月の食費を3万円でまかなえるか?」をテーマに、班ごとに調査、検証および発表を行いました。

今回の学習では、グループに分かれて意見をまとめていきました。そのため、お互いに調べた内容や意見を共有するために、ロイロノートの共有ノートを活用しました。Zoomで参加している友達と意見交換をしたり、共有ノート上で資料をやりとりしたりすることも、子ども達にとっては特別なことではなくなっています。今回は共有ノート内の資料の整理の仕方についても、自分達なりに気を配りながら活動することができました。


食べたいメニューを考え、価格を調査し、合計金額を計算する…やるべき作業は多岐にわたりましたが、全3回の活動の中で役割分担をしながら子ども達は楽しそうに作業を進めていました。班ごとに「こだわりポイント」を考え、自分達のこだわりに従って購入する物を選ぶ際には、おいしさ、安さ、栄養のバランス…など、班によってこだわりのポイントが異なり、興味深かったです。中には、帰宅してから実際にお店まで行って商品価格を調べ、ネット上の情報が正しいかを確認しているグループもありました。試行錯誤した結果、初めは予算をオーバーしていたグループもありましたが、最後は全グループが予算内に食費をおさえることができました。


面白かったのは、残金の使い方です。毎月ある程度残ったらそれは翌月に回そうと考えるグループ。日頃は節約し、余ったお金で最後に豪華な食事をする、と計画するグループ。

日頃からフルーツやデザートも楽しみ、できるだけお金を残さないようにして、最後に残った分は寄付するというグループ。お金の使い方にもいろいろあるのだと感じたようでした。


最終回では、自分達が計画した食事メニューやこだわりについて発表してもらい、発表の仕方や内容についてお互いに評価し合いました。発表態度や提示した資料の分かりやすさなど、今回学んだことを次の学習で活かしてほしいと思います。

 11月20日 図書集会

今朝、図書委員が主催する図書集会が開かれました。 

各階にある4教室それぞれに一題の問題が表示され、合計4問の問題を解いていきました。本の作者や題名、本の中に出てくるものを答える問題やBase_Cに関係する問題を図書委員が事前に準備し、出題していました。


この図書集会は、図書委員が「全学年のみんなに読書に関心を持ってもらい、気軽に親しめる存在だと思って欲しい」という願いを込めて計画したものです。全問正解者には、景品が贈られます。図書委員はこの日のために、折り紙や紙粘土で景品を作成していました。どれも心のこもった、素晴らしい作品ばかりです。解答者となった子どもたちは、頭を捻らせながらとても楽しそうに問題を解いていました。


このように子どもたちから出たアイデアを実現させることができるよう、教員一同サポートしていきます。 

 11月17日 1年生 生活科 スイートポテト作り

本校では実際に体験して学ぶことを大切にしています。1年生の生活科のスイートポテト作りもそのうちの1つですが、4年ぶりに実施することができました。

5月の苗付け、夏の雑草抜き、そして先週の芋掘り。半年間お世話を続けてきたサツマイモは1年生がみんなで食べるのに十分な量が収穫できました。


今回は家庭科室で、茹でられたサツマイモを調理しました。なめらかな食感が好きな子、お芋のゴロゴロした食感が好きな子、一人ひとりの好みに合わせてビニル袋の中でつぶしていきます。バターや生クリームを加えてからカップに盛り付け、オーブンに入れるとすぐに良い香りが立ち込めました。


焼きたてのスイートポテトをお昼にいただき、「美味しい!」「お母さんにも食べてもらいたい!」「お家でも絶対作る!」と大満足の1年生でした。


どのように育つか観察してきたサツマイモの美味しさを味覚、嗅覚、触覚を使って感じることができました。

 11月16日 2年生 算数 10000までの数

2年生の算数で数字カードを使って10000までの数の学習を行いました。

数の学習においては、1年生で「10までのかず」から始まり「10より大きいかず」「20より大きいかず」「1000までのかず」まで取り組んできました。

2年生では、さらに発展させ10000までの数を学習しています。

今回は、数字カードを使って数ならべゲームを行いました。

4枚のカードをひいて、一から千の位に順に並べたものをめくっていき、できた数の大小を比較して勝敗が決まります。

4回戦目以降は、カードを並べ替えることが可能になります。

事前に大きい方が勝ちなのか小さい方が勝ちなのか回ごとに決まっているので、数字をどのように並べたらより大きくなるのか小さくなるのかをカードを動かしながら考えます。

どきどきしながらカードをめくったり並べ替えたりし、勝敗に一喜一憂しながら盛り上がりを見せていました。


その後は、4枚のカードを並べてできる数が全部でいくつあるのかを考えました。

カードを実際に使って作る子もいれば、きまりを見つけて書き出し、計算で求める子もいました。

数の学習は3年生以降もさらに大きな数へと発展していきます。

低学年の時に学習した経験や考え方が土台となって、さらに深い学びに繋がっていくことを願っています。

 11月15日 ピラミッド教室

中学年を対象としたピラミッド教室が毎週月曜日と木曜日に行われています。

ピラミッド教室とは、国語と算数の基礎的・基本的な問題を解くことを通して、学習の土台作りをする取り組みです。毎回、多くの子どもたちが教室に参加し、苦手な問題や基礎的な計算力を身に付けるべく学習に励んでいます。学級担任以外の教員も加わるので、手厚く指導できる点もこの取り組みの魅力といえます。また、早く終わった児童が学習につまづいている児童に対し、教え合う場面も見られます。ゆっくり自分の苦手と向き合い、少しずつ克服していくことは中学年のステージにおいて必要不可欠です。このピラミッド教室を通して、次の学年に上がった時にスムーズに学習がスタートできることを目指して、これからも取り組んでいきます。

 11月14日 5年生 算数 立体図形

5年生は柱体と錐体の学習をしています。

先週は展開図の学習をするとともに、立体を折りたたんで保管する方法を考え、実際に柱体と錐体を作りました。展開図のように並べた面のパーツを筒の形に折りたたみ、底面をつける場所を工夫することで折りたためる立体図形を作ることができます。手を動かしながら面と面のつなぎ方を考える中で、頭の中で図形をイメージする感覚を養うことを目的に活動を行いました。


そして、先日は作った立体を真正面と真上から見た図を上下に並べてかき、投影図に表す活動を行いました。そして、この日は投影図を見て、どのような立体なのかを見取り図に表しました。問題の難易度を4段階に分け、1つずつクリアしていきながら難しい問題にチャレンジしました。最高難易度の問題は、円柱の側面を正面から見た時の見え方と、円柱の側面に穴をあけた場合の上からの見え方を想像できなければいけない難問でした。友達と相談しながら難問に楽しくチャレンジすることができました。

 11月13日 3年生 アートプロジェクト

外部講師の方をお招きして、アートプロジェクトの授業が行われました。 テーマは「共創」です。

普段の授業でも、一緒に考えまとめて、発表することを行っていますが、アートという創作の世界でその考え方がどのように生かされてくのかという疑問と、授業でAIを使うこともあり、AIについては知っている子どもたちなので、AIについてもっと知りたいという気持ちをもって授業に臨みました。今回も低学年の時と同じ、文字とことばのデザインユニット、二歩さんに講師をしていただきました。


1時間目は二歩さんがつくった絵本を読み聞かせていただき、本で問われているテーマについて、それぞれがイメージを膨らませ解決方法を考えました。考えは一つにとどまらず、次から次へと溢れてきます。子どもたちの想像力の豊かさには驚かされます。考えを共有した後は「ことばAI」にも聞いてみて、自分たちと違う考えを出してもらいました。友達やAIの考えを共有するとさらに新しい案が生まれ、楽しくて仕方がないようでした。


2時間目は「わたしのほしい椅子」について考えました。先ほどイメージを膨らませ続けた子どもたちなので、あったらいいなと思う椅子の性能をいくつもあげて、友達と楽しそうに見せ合っていました。友達と考えを共有した後は、みんなの考えから出たうちの3つの要素を「画像AI」に伝えて、絵を描いてもらいました。絵が出た瞬間、ほしいという声がたくさん上がりました。 想像を超えたイメージ画に 、自分たちの考えを短時間で的確にまとめてくれるAIの力を感じたようでした。


「共創」について、講師の方のまとめにあった

・まずは自分で考え、イメージを膨らませよう!

・お友達やAIのいいねや時意を合わせて一緒につくっていこう!

という考え方がとても楽しいものであり、よりよいものを創り上げる力になることを知ることができたと思います。これからの創作活動で自分の新しい力として活用していくことでしょう。

児童の感想から

・授業と思えないほど、とても楽しかったです。AIについてたくさん学べました。想像力を働かせることができました。

・絵本を読んでくれて嬉しかったです。AIに画像生成をお願いしたり、質問することもできて良かったです。絵本が出版されたら絶対に買いたいです。

・今回、創った想像の椅子が、いつか現実にも出てきてほしいです。

・AIは想像力が高まっていておもしろいです。使える年齢になったら、たくさん調べてみたいです。

・1時間目の授業がとても楽しかっです。最初にchat GPTで創ってもらった椅子は、いくらお金をはらっても座りたいです。

・いろいろな想像ができて嬉しかったです。私は大きくなったらAIと相談したいです。二歩の人たちと活動ができて嬉しかったです。

・今回、「想像力」ということをとても学べました。家に帰ったら、たくさんのアイデアを出して先生に見せたいです。またこのような授業があるといいです。

 11月10日 1年生 生活科 サツマイモ掘り

生活科では実際に触れることにより、楽しみながら学びを深める活動を多く取り入れています。

1学期に植えたサツマイモの苗を思い出してから、サツマイモ掘りに取り組みました。まず、つるの根元を切ってつるをどかして、うねの状態にしました。次にビニールシートが土に残らないように注意しながらはがしました。どうして土に残るとよくないかも考えて取り組んだので、小さな切れ端にも気を付けていました。


次は待ちに待った芋ほりです。根元の周りを掘って、サツマイモが見えると歓声があがりました。折らないように気を付けて土を掘り進めて、たくさんのサツマイモを収穫することができました。芋ほりの後は、つるを使って長さ比べやリースづくりも楽しみました。また、当日は読書の授業と連携して「ねずみのいもほり」の本の読み聞かせをしてもらいました。


2週間後にこのサツマイモでスイートポテトを作る予定なので、みんな今から楽しみにしています。様々な教科へのつながりを感じるサツマイモほりとなりました。

 11月9日 スポーツ大会

秋晴れの清々しい好天に恵まれ,校内のスポーツ大会が開催されました。

総合の活動の一部である「たてわり班」での対戦形式で行われました。競技種目は全部で5種目。スポーツ大会では、身体能力のみで勝敗が決まるのではなく、協力したり工夫をしたりすることが勝敗を左右するポイントにもなっています。当日までには、3回の練習を行いました。6年生が中心となって、「どうすれば大縄を多く跳ぶことができるか」などあれこれ工夫したり、一年生と一緒に跳ぶ練習をしてあげたり、おんぶして飛んで一気に2ポイントをねらったりと、楽しみながらたて割り班活動特有の共同活動に取り組んでおりました。


さて当日ですが、班の結束は練習の時よりも増しており、声を掛け合って競技を楽しみました。自分が見学の時間も、チームの応援や競技観戦を楽しんでいる様子も見られました。今回の活動を通して、学校で他の人と関わることをまた一つ学び取ることができた一日でした。 

 11月8日 3年生×社会科×対話型生成AI

本校の3年生社会科は、週に4回の授業があります。

2回は地図帳を使って学ぶ「マップ社会」、2回は生活や社会について学ぶ「ライフ社会」です。

現在、ライフ社会では、典型7公害と公害病について学んでいます。

公害もしくは公害病をチームで1つ担当し、調査してスライドにまとめ、完成したスライドを使って発表します。


今年度は新たな試みとして、対話型生成AI(ChatGPT4)を活用しました。事前に生成AIとのつきあい方をクラス全体で考え.その上で児童はチームで話し合い、AIに相談する内容を決めました。


授業者が立ち合いのもと、児童が考えた相談内容をAIに問いかけると、よどみなく回答が返ってくることに児童は驚きの声をあげていました。相談内容によっては、AIが答えてくれないものもあります。その理由を知ることで、新たな気づきを得る児童もいました。


対話型生成AIには長所も短所もあります。それを理解した上で活用すれば、強力な学習パートナーになります。新たな学習パートナーと上手につきあい、学習内容の理解をさらに深めていけたらと思います。

 11月7日 賑やかな学校

授業参観が始まりました。今年度は制限がなくなり、以前のように3日間いつでも授業を参観することができます。

授業参観中は始業前から放課後までたくさんの保護者に来校いただきました。

教室での授業の参観はもちろんですが、朝会をご覧になる方もいらっしゃり、熱心に学校長の話に耳を傾けていました。


また、体育の授業では保護者にゲームに参加していただく場面もありました。児童も大人と一緒に活動することをとても楽しみにしており、いつもよりもさらに張り切っているようにも見えました。


授業参観の常ではありますが、児童は授業の様子を見られている緊張感と、活動を見てもらえる嬉しさの両方が混じっているようで、普段とはまた違う一面を見せてくれます。こうした姿を見られるのは保護者だけでなく、教員にとっても嬉しいことです。


この3日間、学校は特別な賑わいが続きます。

 11月6日 進路サポートルーム

洗足学園小学校には、主に高学年が使用する「進路サポートルーム」という教室があります。

教室のドア側半分は、中学受験についての資料(中学校のパンフレット、先輩たちが持ち寄ってくれた過去問や本、高学年におすすめの本、先輩たちの受験レポート)があり、自由に読めるようになっています。過去問は、担当の先生に声をかけて、一週間借りることもできます。先輩たちが頑張ってきた足跡とも言える過去問を見ると、やる気が出る子もいるようです。自習や課題を進めるために、テーブルと椅子、そして図書室から移動してきたソファーと、なんとYogiboまで揃っています。この空間で、子供たちはリラックスしたり、集中して自習に取り組んでいます。


教室の反対側は、撮影ブースです。壁一面に貼られている黄緑色のカーテンは、グリーンバックの撮影用のもので、動画の中に自分が入り込んだような加工をしたい時などに使われます。iPadを固定するためのスタンドの他に、撮影用の照明器具も用意されています。


通常は月曜日と木曜日の放課後に開放していますが、それ以外にも授業などで使用することがあります。本校にお越しの際は、ぜひご覧になってみてください。

 11月2日 衛生検査を行います!

朝の時間を使って保健委員会による衛生検査が定期的に行われています。

全校児童が、清潔なハンカチやちり紙をきちんと持っているか、爪は長すぎないかなどを主なチェック項目として、各教室に入って5、6年生の保健委員が検査を行います。検査後は、校内放送で結果を発表します。その際、良かったクラスも発表します。また、結果が良くなかったクラスについては、後日抜き打ちで検査も行なっています。


こういった衛生検査を通して、全校児童が保健や衛生についてもっと興味を持って健康的に学校生活を送ってほしいと委員会の児童は考えています。


衛生検査以外の活動では、保健委員は、手洗い実験をおこなったポスターや動画を作成して、上手な手洗いの仕方を紹介し、手洗いとうがいの励行を呼びかけたりしています。

 11月1日 2年生 生活科 稲刈り

ビオトープでは、たわわに実った黄金色の「マンゲツモチ」の稲刈りが行われました。

落水から10日が過ぎ、もみの水分量がちょうどよくなったであろう頃、いよいよ収穫の日を迎えました。

児童は、正しい持ち方を学んだ後、利き手で鎌を持ち、稲株を反対の手で握って土から5cmほど上の位置を刈り取ります。

初めて鎌を使う児童がほとんどですが、臆することなく稲刈りを行っていました。刈り取った稲株は、麻ひもで束ね、竹の棒に運び、稲架かけし、天日干しをします。次の授業「脱穀・籾摺り」も手作業で行います。

児童の日記から

・いねかりをしました。水はぬいてあるけれど、ぬるぬるしてすこしきもちわるかったです。うまくきれた時、大人の人に「上手だね。」と言ってもらえたからうれしかったです。本物のかまはつかったことがないので、ギザギザでびっくりしました。はざかけもはじめてやったのでたのしかったです。だっこくやもちつきもたのしみです。たのしかったので、またやってみたいです。(2年 男子)

・いねかりをしました。カマでいねをかるところがかたくてむずかしかったです。いねをかるときは、地面から20センチぐらい上をにぎり、5センチぐらい上をカマで切ります。ハザかけはいなわらを右3分の2、左3分の1に分け、こうごにかけていきます。分けるのがすこしわかりづらくてむずかしかったです。つぎは、だっこくをがんばります。(2年 女子)

・土がねんどのようになっていました。いねをうえたときは、スライムのようだったけれど今日は、紙ねんどのようでした。いねをたばねて、3分の1を手前にしてほしました。かまでいねを切ると、パンを切っているようなかんかくでした。ナイフのようなかんじではありませんでした。(2年 女子)

・生活のじゅぎょうでいねかりをしました。田んぼはねん土のようなかんしょくでした。切る時は、すこしかたかったけれど、のこぎりのようによこにうごかして切ったら上手に切れました。かまは、あぶないと思っていたけれど、じっさいにつかってみたらあまりあぶなくなかったです。早くみんなでそだてたお米をたべたいと思います。いっぱいそだちました。(2年 男子)

・土はやわらかくて気もちよく、ねん土みたいでした。かる時、一番むずかしかったのは左手でいねをしっかり持つことです。どうしてむずかしかったかというと、どのくらいのところでもったらいいのかはんだんしたり、ぜんぶのくきをもったりしなければならないからです。むずかしいところもあったけれど、楽しかったです。(2年 女子)

・イネかりをやる前は、かまがこわそうだなと思っていたけれど、い外とこわくなかったです。思っていたよりかたかったけど、上手にできました。どろがやわらかくて足がしずんでしまいそうなところと、どろがあまりやわらかくないところがありました。水をぬいたじょうたいだったので、前、ビオトープに入ったときよりもどろがかたかったです。かまで手をけがしなくてよかったです。(2年 女子)

・イネかりをしました。手でイネをもついちや切り方に気をつけました。いがいとかたかったです。田うえをした時よりもどろがかたまっていて楽でした。でも、おくに行きすぎると、足がどろに少しずつしずんでいきました。かまで切る時に自分を切ってしまいそうで少しだけこわかったです。でも、イネをかるのははじめてなので少しワクワクもしていました。(2年 男子)

・いねかりをしました。最初に先生から「まず、左手の親指を下にむけていねを持ち、かまを手前にむけてひきよせながら、いねの束を切ろう。」と説明がありました。その通りにしたら、ザクッと切れました。ほは、夏は緑色だったのに、黄土色になっていました。みんなで採ったほの中には何つぶ位お米が入っているのかなと思いました。数えてみたいです。(2年 男子)            

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