7月23日 夏の学校
じりじりと太陽が照り付ける青空の下、1・2年生にとっての夏休みのお楽しみ、「夏の学校」が開催されました。
本来であれば学校内で1泊して様々な活動を行うのですが、コロナの影響により日帰りでの実施となりました。それでも、午前中は校内でのウォークラリーとワークショップ、午後は校庭と学級園での水鉄砲大会と、広い校舎を存分に使って夏を楽しみました。
午前中の活動はたてわり班に分かれて、1・2年生で一緒に校舎内をまわります。そこでは学校長をはじめ、教員が用意したお題に挑戦しながらスタンプを集めていきます。小学校内での活動とはいえ、普段あまり関わりのない教員との交流や、あまり行くことのない教室への訪問は児童にとっては小さな冒険です。訪れた先々での出来事を通して、班のメンバーとの仲を深めると同時に、学校への親しみがより増したことでしょう。
2年生は時間内にうまくまわれるよう時間を気にしたり、班のメンバーがはぐれないよう声をかけたりとリーダーシップを発揮してくれました。この経験は来年度以降、3年生以上が参加する黒姫移動教室へと繋がっていきます。
午後は、各自が水鉄砲を持って「水鉄砲大会」で楽しみます。校庭内の至る所に様々な種類の的当てゲームが設置され、夏の暑さもなんのその、全身で水を浴びながら夏の学校を楽しむことができました。
あっという間の「夏の学校」でしたが、長い夏休みはまだまだ始まったばかり。ケガや病気に気を付けながら、休みを満喫してもらいたいです。そして、2学期の始業式、また元気な顔が見られることを楽しみにしています。
7月21日 黒姫移動教室 B組3日目
今日で黒姫ともお別れです。
とても爽やかな朝、みんなでラジオ体操をして3日目の生活が始まりました。
今日は3日間生活したロッジの清掃をし、その後、たてわり班での生活の振り返りをしました。
黒姫移動教室では、3年生から6年生までの児童が協力して生活します。
集合時刻に遅れないよう、各活動に必要な持ち物を準備し、服装を整え、全員が揃っていることを確認してロッジを出発する。ロッジ内での仕事の分担をする。みんなで楽しめることを考える。6年生は事前に学習したことや今までの経験を活かしながら、メンバー全員に目を配り、リーダーとして班をまとめました。この6年生の姿を目にすることで、下級生も「リーダーシップ」について学ぶことが多かったと思います。
最後の閉校式では6年生の代表児童が「今回の経験を今後の活動に活かしましょう」と挨拶をしました。
帰りの新幹線の中では、行きと同様、静かに過ごします。黒姫での生活をまとめるために、持ち帰った釜飯の釜の写真撮影をしている児童もいました。
7月20日 黒姫移動教室 B組2日目
こんな作品をつくりました!
B組の2日目。朝は時折雨が降り、寒くて目が覚めたという声もあるくらいでしたが、お昼頃からは少し晴れ間もあり、セミの鳴き声が響き渡る黒姫の夏を感じられました。セミの抜け殻集めやキノコ探し、昆虫探しに夢中になっている児童の姿が見られ、班のメンバーと一緒に遊具で遊ぶ児童の声が響き渡っていました。
今日はB組の児童もチームチャレンジの体験とクラフト体験を行いました。
自然の中でのクラフト体験は、野外で活動したり、その場で材料を拾ったり、黒姫にあるものを使ったりと学校では体験できないものばかりです。
勾玉づくりをしていた、ある3年生児童は「毎年勾玉づくりをして4つ集めたい(黒姫には卒業するまでに4回来ることができるため)」と感想を述べるほど楽しんでいました。
本校の宿泊行事の特徴の一つに「お土産を買わない」ということがあります。
家族へのお土産は、クラフト体験で一生懸命作った作品と、iPadの中に収められた黒姫での生活のまとめや写真、黒姫から投函されるハガキです。帰宅後これらを家族に見せながら、たくさんのお土産話をしてほしいと思います。
夜のキャンプファイヤーも無事に行い、2日目の行程を終えました。
7月19日 黒姫移動教室A組3日目 & B組1日目
朝からの雨で黒姫は涼しい1日となりました。
朝からザーザーと雨の音が響きます。予定通りの活動ができないことは残念ですが、自然の中で木々に雨が当たる音、葉から滴る水の音を聞き、雨の中でしか味わえないことを楽しんで過ごしました。「カエルが出てくるかな?」、「雨の中レインコートを着て歩くのは、けっこう楽しいね!」という声も聞かれました。
今日はA組の児童がラボランドで過ごす最終日です。朝食の後は班のメンバー全員でロッジの掃除をしました。そして、黒姫最後の食事は定番の峠の釜飯です。最後の食事を楽しんでラボランドを後にしました。
A組の児童が出発してから15分後。B組の児童が無事にラボランドに到着しました。今日からはB組の児童の黒姫移動教室が始まります。
開校式では学校長から「黒姫での生活で1つ以上新しいものを見つけてください。自然の中の昆虫や植物でもいいですし、友達の良いところでもかまいません。3日間の生活を楽しんでほしいですが、みんなで行動していることも忘れずに、お互いに気持ち良く生活できるようにしてください。」と話がありました。
また、6年生の児童代表からは「コロナがおさまらない中でも、ここに連れてきてくださったみなさんに感謝をしています。3日間楽しく有意義に過ごせるよう、協力して最高の思い出を作りましょう」と挨拶がありました。
1日目の夜は「ナイトハイク」をおこないます。これは、真っ暗な森の中を子供達だけで歩き課題をクリアするという活動です。
懐中電灯の明かりやルートの途中に教員の見守りはありますが、これほどの暗闇の中を歩くのは普段はなかなかできない経験です。
ナイトハイクで課題をクリアすると、子どもたちにとって重要な「リボン」がもらえます。班で協力した証であるこのリボンは、1月に6年生のために下級生がお守をつくる際に使用します。
動画はナイトハイクのコースで撮影しました。何も写っていないように見えますが、このような真っ暗な森の中を音や空気を感じながら歩きます。毎年ホタルを見ることも楽しみの一つになっています。
7月18日 黒姫移動教室A組2日目
チームワークを学ぼう!
本日のメインの活動は「チームチャレンジ」です。
チームチャレンジは、チームビルディングのプログラムです。各班にインストラクターの方がつき、与えられた課題をグループのみんなで話し合い、協力し合いながらクリアしていきます。初めは簡単な課題ですが、徐々に難易度が上がり、森の中にあるエレメントを使った課題にも挑戦します。自分が感じたことやアイデアを共有しながら、課題を解決する経験から、児童はチームワーク、リーダーシップ、フォロワーシップを学びます。
「丸太から落ちずに並んでいる順番を変える」という課題に挑戦した班は、3年生から6年生までが意見を出しあっていました。話し合いは円滑でしたが、濡れて滑りやすい丸太には苦戦していました。自然の中にあるエレメントだからこそ、不確定な要素が加わり、課題の難易度が上がります。
「シーソーを傾けずに全員で乗る」という課題に挑戦した班は、班としての方針が決まると、みんなで声を掛け合って慎重に課題に取り組んでいました。
どの班も課題を達成するために、協力し励まし合って頑張っている姿が印象的でした。
チームチャレンジ以外にも、勾玉づくり、草木染め、フォトフレームづくり、羊毛クラフト、アロマキャンドルづくりなどの体験もおこないました。
夜はキャンプファイヤー。恒例のスタンツの発表では各班個性的な発表をして、黒姫の夜を盛り上げてくれました。
7月17日 黒姫移動教室A組1日目
今日から待ちに待った黒姫移動教室がはじまりました。
本校のたてわり活動の中で一番大きなイベントである「黒姫移動教室」が始まりました。黒姫移動教室では3年生から6年生までの児童が班ごとに1つのロッジの中で生活をします。今年度も感染対策のためにA組とB組が別行程、そして泊数も減らして2泊3日となりましたが、互いを尊重し助け合って生活し、「自主性」、「助け合い」、「責任感」を学んでほしいと思います。
長野までの新幹線の中では感染予防のために会話はできません。本来ならば車内での友達との楽しい会話も移動教室の楽しみのひとつかもしれませんが、少し我慢をして、どの児童も本を読んだりiPadを使ったりして静かに過ごしました。
長野駅から黒姫高原まではバスでの移動です。事前に交通研究クラブの児童が作成してくれた「黒姫高原までの道のり 〜新幹線とバス〜」の資料を参考に車窓からの風景を楽しむ児童もいました。
今日の黒姫は曇ったり雨が降ったりとあいにくのお天気ですが、涼しくて過ごしやすく、子どもたちは元気いっぱいに自然の中での生活を楽しんでいます。夜は予定されていたナイトハイクも実施でき1日目の生活を終えました。
7月15日 1学期終業式
1学期は今日でおしまい。しばらく校舎ともお別れです。
今日は1学期の終業式が行われました。コロナ対策のため、式が行われている広間の様子は各教室の大きなプロジェクターに配信されていますが、子どもたちは各教室で良い姿勢でしっかりと式に臨めました。
学校長からは、夏休みの過ごし方や通知表のことなどが話され、みんな、緊張した面持ちで聞いていました。
終業式の後は、各担任から通知表が渡されます。通知表には数字の評価だけでなく、各教科の担当教員から具体的な内容のコメントが記されています。終業式で学校長から話されたことを思い出して、自分がどこを頑張ったのかとか、どんなところにもっと気をつけたらいいかなどの教員のアドバイスを通知表から受け取れたことと思います。
その後、教室をきれいにお掃除し、元気いっぱいに、1学期の教室にさようならをしました。子どもたちが帰った後の学校はいつもの活気がなくなりました。学校のモルモットも飼育委員の人のお家に預かっていただき、夏休みです。
また学校ににぎやかな声が響くその日まで…一輪車や学級園の野菜たちともしばらくさようなら。
7月14日 6年生 校外学習「国会議事堂」
公民の学習の一環として立法の最高機関である「国会議事堂」を見学させていただきました。
まず、参議院特別体験プログラムに参加しました。
このプログラムでは法律が、委員会で検討・採決され、本議会で採決されるまでを体験できます。
子ども達が委員長や議長・大臣などの役を演じ、法案を決定し、本当の参議員のように押しボタンを使用し、賛成・反対の票を入れ、法律を決定しました。法律がどのようにできるのかを実際に行うことができました。
その後、本会議場など議事堂内を実際に見学することができました。議場の大きさや豪華さに圧倒されたようでした。今までの学習で身につけた知識を、実際の体験としてより深いものにできたことと思います。
児童の日記より
・社会科見学で国会議事堂に行きました。私は国会議事堂を外からしか見たことがありませんでした。中に入ると壁や天井の一面に彫刻が施されていて、外観に負けないほどの重圧感とデザイン性があって、さすが国の最重要機関という感じがしました。参議院特別体験プログラムもとても勉強になり、貴重な機会になりました。(6年 女子)
・社会科見学で国会議事堂に行きました。国会議事堂では参議院の方を見学したのですが、テレビでよく見かける本会議場には天井のつくりや柄、傍聴席など、テレビでは映っていないようなところも沢山あることが分かり驚きました。47都道府県の木が植えてある遊歩道にも行ったのですが、びっくりするような豪雨で、美しい木の様子を堪能できなかったのが残念です。(6年 男子)
7月13日 お楽しみ会
学期末になり、お楽しみ会が実施されています。
学期末、夏休み目前にして、学期末のまとめの授業がある中、児童が主体となって企画、実施するお楽しみ会が、各クラスで催されています。
とあるクラスでは、児童が数週間前から休み時間も使って準備に忙しくしていましたが、その準備そのものも楽しんでいるようでした。
本番当日は、自分の特技を発表したり、チームで考えたクイズやなぞなぞを出したり、普段の授業では得られない経験をすることができました。
お楽しみ会は子ども達にとってはとても重要なイベントです。そのため「成功させたい」という強い気持ちを持って取り組みます。企画や準備はチームで行いますが、仲間とゴールを共有して準備をしたり、仕事を分担してそれぞれが役割を果たしたりと、活動の中から多くの事を学んでいます。
児童の日記より
・明日はお楽しみ会があります。ぼくは、手品をやるので、たくさんじゅんびをしてれんしゅうもしてきました。「本ばんで楽しく手品ができたらいいな。」と思います。みなさんどうぞお楽しみに。(2年 男子)
・明日はお楽しみ会です。わたしはげきに出ます。学芸会で寿限無のげきが楽しくて、またやりたいと思ったからです。チームのみんなで台本を考えてれんしゅうしたせいかが出るといいなと思います。(2年 女子)
・お楽しみ会が学校でありました。1番おどろいたのは、マジックです。どうしてもたねがわからなかったのは、さいごのコインとコップとタオルをつかったマジックです。そのたねがわかったらお父さんの前でやりたいです。(2年 女子)
・お楽しみ会がありました。ぼくはお楽しみ会のプログラムも作りました。今までの思い出プログラムを作りました。学芸会や遠足のことを思いかえしながら作りました。もうすぐ1学期も終わるのでさびしいと思いました。(2年 男子)
・お楽しみ会がありました。わたしはえんそうでした。ドイツぶ曲とむすんでひらいてとメリーさんのひつじをえんそうしました。少し間ちがえたけれど、みんなでえんそうして、楽しくとり組めたのでよかったです。(2年 女子)
・今日はとても楽しみにしていたお楽しみ会でした。1ばん不思ぎでおもしろかったのは、マジックです。テレビで見ているマジックや本で見ているマジックは「のうをだますんだよ。」と言っていました。わたしもいつかやってみたいです。(2年 女子)
・お楽しみ会でした。みんないろいろなことをしていました。中でも1番楽しかったのはクイズです。わたしはそのクイズにこたえて、金メダルをもらいました。うれしかったです。私がやったえんそうは、みんなの音楽がそろって上手にできてよかったです。(2年 女子)
7月12日 武蔵溝ノ口駅見学
交通研究クラブが武蔵溝ノ口駅の見学に行きました。
本校には文科系と運動系併せて16のクラブがあり、金曜の6時間目に4年生以上の児童が活動しています。先日のクラブ活動の時間に、交通研究クラブはずっと楽しみにしていた、JR武蔵溝ノ口駅の見学に伺いました。
1、2年生が鉄道利用時の乗車マナーや安全を学ぶために、毎年、本校の最寄り駅から指導に来ていただいていますが、駅の事務所にお邪魔して中に入れてもらう機会はなかなかないため、訪問が決まってからのクラブの児童は、一日千秋の思いでこの日を待っていました。
児童改札機の中を覗かせていただき、駅長室では駅長さんから帽子をお借りしたり、構内放送を体験させていただいたりと、児童にとっては興奮の連続でした。
最後に、駅改札前で記念写真を撮っていただき、名残惜しくも終了となりました。
将来、本校の交通研究クラブから鉄道マンが生まれるのも、遠い未来ではないことでしょう。
7月11日 「教えてセンパイ!」
6年生が先輩から話を聞く「教えてセンパイ!」が行われました。
本校の卒業生は、ほぼ全員が国立・私立中学校へ進学します。子どもたちの進学をバックアップする体制の1つとして、毎年夏休み前に「教えてセンパイ」を実施しています。
この「教えてセンパイ」では、中学受験を経験した少し学年が上の卒業生が、夏休みを迎える6年生に向けてアドバイスをします。尊敬し、憧れていた自分の知っているセンパイが大人とは違った視点で話をしてくれるため、6年生にとってはとても有意義な時間となっています。
今年度は、卒業生5人の話を聞くことができました。通っている中学校の様子や、夏休みの過ごし方について、志望校合格に向けて学校の取り組みで役立ったことなど、内容は多岐に渡ります。スライドを準備し、エピソードを交えながら分かりやすく説明する先輩の姿を、児童は真剣な眼差しで見つめていました。先輩の話の中から参考にできる点を見つけ、自分なりの学習方法やモチベーションの上げ方を見つけて欲しいと考えています。
7月8日 ICT_café for kids and teachers
2日かけてICT_caféが開かれました。
本校では2年生から個人持ちのiPadを導入しており、日々の生活の中で活用しています。
ICT教育を推進するにあたって、教員のスキル向上を目的とした「ICT_café」を月に一度程度放課後に行っており、さらに、近年は個人持ちiPadの導入が進み、児童のスキルも向上してきたため、児童向けのICT_caféである「ICT_café for kids」を休み時間に行ってきました。
今回はさらに新たな取り組みとして今年度より始まった「ICT_café for kids,for teathers」で、スキルを持った児童に先生役となってもらいました。
テーマは「運動会で流す曲を作ろう!」です。GarageBandで自作の曲を完成させ、運動会でその曲を流すことが目的です。去年まではCDを流していましたから、今年初めての試みとなります。
広間に3年生以上の児童と先生が集まり、それぞれに曲を作りました。そんな中で、ゲストティーチャーとして登場したのは4年生の児童です。お手本となる曲を作ってきてくれて、それをみんなの前で披露しました。
教員が教えるだけでなく児童が先生となることで、より主体的で相互的な学びの姿が見られました。
教員にとっても児童にとっても、新鮮な時間となりました。
児童の日記より
・昼休みのICT cafe for kidsに参加しました。上手く作れていたら、運動会のときに発表されるみたいなので、頑張って上手く作りたいです。ICT cafeはいつも楽しい機能やアプリを使うので、毎回行われるたびに、何をするのか楽しみでドキドキします。みんなで作業するのが楽しいです。(3年 男子)
・ICT cafe for kidsに参加しました。運動会のやる気が出る曲を作るというお題でガレージバンドというアプリを使って作成しました。今日はおためしでぶんぶんぶんにしたけれど、本番は、ラデツキーや威風堂々のようなかっこいい曲にしたいと思います。たくさんの楽器を入れて、すばらしいのを作りたいと思いました。みんなの力がわくようなものにしたいです。(3年 男子)
7月7日 授業の様子を紹介します
3年生と5年生の授業の様子を紹介します。
【5年図工】
「壁掛けパズル品評会、アートでゲームをしよう」
2時間続きの図工の授業、1時間目は壁掛けパズルの品評会でした。
一枚の板に描かれた絵を、電動糸のこぎりで切断してパズルにします。
実際に友達に挑戦してもらい、時にはヒントを出しながら楽しく作品を紹介していました。中にはiPadで時間を計ったり、それを表にしてランキングにまとめたりする児童もいました。「簡単すぎた!」と言ってさらに細かく複雑な形にする子どももいました。
友達の意見を取り入れながら「もっと楽しくするには」と試行錯誤をする姿がよく見られました。
2時間目は「お絵描きゲーム」をしました。ペアの相手に、言葉だけで自分の手元の絵を伝えます。もう一人のペアは伝えられた情報をもとに、絵を想像して描いていきます。
教員からは「主観を伝えず、客観的な情報で伝えること」がポイントであると紹介されました。日頃どうしても主観が中心となってしまいがちな5年生たちですが、今回のゲームを通して客観的に「伝える」こと、聞いたことをそのまま「表現する」ことの難しさと面白さを感じてくれたことでしょう。
創造力の育成には、発信する側の意識と、受け取る側の意識と、その両方が必要不可欠です。自分の表現が相手にどのように伝わるか考え、感想を聞き、それをもとにまた試す。
そういった循環を日頃の授業の中でも育んでいってほしいと思います。
【3年算数】
「かけ算と割り算」
3年生の算数では現在、かけ算とわり算について学習しています。2年生で学習したかけ算とわり算よりも桁数が増え、暗算では計算が難しくなってきたため、丁寧に筆算をする子どもが増えました。また、複数の計算式を比較してかけ算とわり算の法則を探しました。見つけた法則を使って計算を工夫し、できるだけ簡単に計算の答えを出そうと試行錯誤する姿が印象的でした。計算の間違いを減らすことに繋がるため、丁寧に式を立てることや計算を工夫して簡単な式にすることを継続してほしいと思います。
7月6日 七夕かざり
明日は七夕です。本校のアトリウムにも笹竹が飾られています。
本校では、日本の伝統文化を尊び、継承していくことも大切にしています。
生活科や社会科のカリキュラムにも、季節ごとの伝統文化を学んで親しむ単元が数多く用意されています。
七夕が近づくこの時季、本校では、全校児童がそれぞれ心を込めて短冊に願いを書き、笹に結んで校舎内アトリウムに飾っています。1学期末の保護者会の時期とも重なり、児童だけでなく保護者の方々にもご覧いただけています。
子ども達のさまざまな願いには、学年に応じた傾向もありますが、広く世界に目を向けた平和を願うものや、将来社会のために役立つ仕事をしたいという志など、頼もしい内容も高学年になると増えてきます。社会のリーダーとして羽ばたく前の、雛たちの願いを見る思いです。
7月5日 1年生とiPad
本校では、1年生は一人1台の共有iPad*、2年生以上は個人所有のiPadを学習に活用しています。
1年生は教室にある端末を1人1台使用することができ、操作にもだいぶ慣れて日に日にできることが増えてきています。
見学者の方々が1年生の授業風景をご覧になると、1年生でもこんなに使いこなしているのですね、と驚かれることも少なくありません。
しかし、はじめからこんなにできたというわけではありません。はじめは写真を撮ったり簡単な書き込みをしたりするところから始まりました。使う回数が増えるにつれてペン書きだけでなく文字入力を活用する児童も増え、使いこなせる機能も増えてきました。
今日は初めて自分で作った「おむすびころりん」の詩の音読を吹き込む課題に取り組みました。はじめは戸惑いつつも、新しいことができるワクワクで子どもたちも作業に夢中になっていました。
1年生が自分の端末を持つようになる頃にはどのくらいのスキルを身につけているのか、今後の成長が楽しみです。
*来年度以降は1年生入学時から一人1台の個人所有のiPadで学習する予定です。
7月4日 取材へレッツゴー!
広報委員会の活動を紹介します。
今年新たに発足した広報委員会。広報委員会では、毎月、学校行事や学校生活について、全校児童に情報を発信しています。また、Facebookを通して、学校の外にいる方にも洗足の情報を児童目線で発信しています。
記事を作成するため、今回初めて取材へ出かけました。
学園の芝生にある芝刈り機。その上に乗ったミッフィー人形についての取材です。
このミッフィー、時期によって色が変わるようなのです。
しかも、今はなんと青色。全身青色のミッフィーです。
なぜ青色なのか。その謎の解明に、2名の広報委員が立ち向かいました。
彼らが伺ったのは大学の教学センター。
お忙しい中、担当の井上さんが取材に応じてくれました。
井上さんの口から語られた真実とは。
なぜ青色のミッフィーなのか。
近日発信するFacebookをご参照ください。
7月1日 家庭科クラブ
家庭クラブの活動についてご紹介します。
今年度は4年生から6年生の物作りが好きなメンバー13人が集まり、楽しく活動しています。1学期はこれまで水引き、シュシュ、ランチョンマット、ビーズストラップなどを作ってきました。どれもクラブのメンバーが「作ってみたい!」と希望したもので、毎回素敵な作品が仕上がっています。クラブ1回分で作り終わるものもあれば、焦らずじっくり取り組んで、2回で終わらせるものもあります。
シュシュまたはランチョンマットを作る回では、好きな柄の生地を家から持ってきてもらい、一人一台ミシンを使用して作成しました。初めてミシンを使う人も多くいましたが、最初は練習布を使って一人ずつ丁寧に説明し、ミシン縫いの基本を覚えてもらいました。途中、昨年度も家庭クラブだった6年生の数人が下級生に使い方を教えてあげる姿も見られ、最後は全員が作品を完成させることができました。作ったランチョンマットを早速学校のお弁当に使っている人や、妹にプレゼントをした人もいたようです。
現在はブックカバーを作成中です。今回も各々のお気に入りの生地でこだわりの作品を作っています。ミシンの扱いにも慣れてきた児童が多く、中には一つ目の作品が仕上がった人もいました。ほとんどの児童は次回完成の予定です。仕上がりが今からとても楽しみです。
当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。