5月31日 3年道徳 時間を守る
考え議論する道徳の様子を紹介します。
学力育成面や進学実績ばかりが注目されがちな本校ですが、学力の育成だけでは偏った人間形成となってしまいます。人間性や心を育てることは小学校教育で最も重要だと考えています。
そのために、「考え、議論する道徳」として児童の実際の生活に即したケースで授業を実践しています。
今日は初めての宿泊行事「黒姫移動教室」を7月に控えた3年生が、時間を守ることの大切さをテーマに学びました。
なぜ時間を守ることが大切なのか、各々が考えたことを記入したカードを学習アプリを用いて児童間で共有した後、実際に一緒に宿泊する「たてわり班」の仲間と共に、どうしたら時間を守れるようになるかを議論し、わかりやすくスライドにまとめてプレゼンテーションを行いました。
このように、友達の考えを知り、互いの考えを認め合い、その上で議論することで、自分の考えを客観的に見つめるきっかけとなり、自分の意識の変化につながります。
今回の学びを日々の生活で実践し意識することで、大切な時間に対する感覚を養っていきます。
5月30日 1年国語 ひらがな
1年生の授業の様子を紹介します。
1年生の国語では「ひらがなのおけいこ」という練習帳を使用して、字形に気をつけながら丁寧にひらがなの学習をしています。
入学時に既にひらがなを読める子も多いですが、1年生の国語の授業では時間をかけて丁寧にひらがなを習得します。授業で改めて字のポイントを確認していると新たな発見も多く、練習後に行う言葉探しではいつも子どもたちからたくさんの言葉が出てきます。
4月から毎時間2〜3字ずつ取り組み、本日、ついに全てのひらがなの学習を終えました。
練習帳に丁寧に書いて花丸がもらえると嬉しいようで、どの子もよく集中して取り組んでいます。これからはカタカナの学習に入ります。言葉探しや言葉遊びを通して、さらに語彙を増やしていきます。
5月27日 楽しみにしていた たてわり遠足が・・・
本日は朝から天候に恵まれず、予定していたたてわり遠足が中止となってしまいました。
1〜4年生は学年ごとの遠足に変更となりましたが、5、6年生は通常授業を行いました。各学年の様子についてご紹介します。
【1、2年生】
川崎水族館(カワスイ)を見学しました。川崎市にある水族館ですが、初めて訪れた子も多く、珍しい生物を興味深く観察していました。
【3年生】
多摩六都科学館を見学しました。様々な分野の展示を体験し、科学への興味を深められました。
【4年生】
三笠公園に行きました。三笠の船内の様子を見学し、5年生から始まる歴史の学習の予習になったようです。
【5、6年生】
前日にてるてる坊主を作っていたものの、あいにくの天気となり通常授業となりましたが、お昼休みには学級委員主催の宝探しゲームが開催され、夢中になって校内に隠されたカードを探していました。
また、1年生が育てているアサガオが強風で倒れているのを6年生の児童が発見し、昼休みに懸命に直す姿も見られました。
5月26日 4年理科 オリジナル植物図鑑をつくっています
4年生理科「植物図鑑作り」の続報です。
天気に恵まれたため、植物図鑑に載せる植物の写真を撮りに学園内を探索しました。ツツジやバラなど手入れされている植物だけでなく、野草やコケなど気になった植物をたくさん撮影していました。撮影の途中には、バッタやテントウムシの幼虫を見つけて観察する場面もありました。
教室に戻ってからは、撮影した植物を分類しながら図鑑にまとめます。「双子葉類と単子葉類」、「合弁花と離弁花」、「裸子植物と被子植物」等、今までに学んだ分類を思い出しながら、それぞれがまとめ方を考え、見やすい図鑑を目指します。増え方の違いにこだわったり、がくの形にこだわったり、植物の事を知れば知るほど書きたいことが多くなり、頭を悩ませる姿もありました。
学んだことを活かして、自分だけの図鑑を作るのはとても楽しい時間のようで集中して学習に取り組む児童の姿が印象的でした。
5月25日 洗足学園小学校Facebookの応援よろしくお願いいたします!
今年度から5、6年生の広報委員によって洗足学園小学校のFacebook記事が作成されています。
ご覧いただいているTopics&Newsのサイトは、教員から小学校での取り組みを発信していますが、Facebookでは児童が学校生活での様々な取り組みを記事を通して表現していますので、皆様によりリアルな洗足学園小学校の児童の様子を感じていただけるかと思います。
月に一回の委員会の時間には、その月に記事として取り扱うトピックの決定と、作成する記事の分担を行っています。その後、昼休みの時間に同じ記事を担当する広報委員同士で集まって、校内での取材の予定を立てたり、iPadのアプリケーションを使って記事本文の作成をしたりしています。自分が経験したことや、感じたこと、校内で取材したことなどを他の人に伝わるようにわかりやすく表現する難しさを実感しながらも、広報委員の児童は進んで集まり、文章力のレベルアップを図っています。
5月の記事のメインテーマは、学芸会。高学年のクラスの学芸会練習の様子や学芸会当日の裏方の様子が児童の体験や、広報委員によるインタビューを通して描かれます。その他、委員会の時間に話し合って決まった企画記事も順次掲載予定です。
洗足学園小学校のFacebookをフォローしていただいたり、記事を読んでよいとお感じになったら、「いいね」を押していただけたりすると広報委員の児童にとって励みとなると思います。
応援よろしくお願いいたします!https://www.facebook.com/SenzokuGakuenElementarySchool/
5月24日 選挙について学びました
6年生の社会科は、歴史の学習を終え、公民の学習を進めています
学習指導要領には「日常生活における政治の働きと我が国の政治の考え方を理解できるようにする」と目標に掲げられていますが、地理や歴史にくらべて児童には今ひとつ馴染みの薄い公民です。まずは、小学校生活で体験している「学級委員の選び方」や「学級会での物事の決め方」を例に、「民主政治」と「選挙」の学習から始めました。
一人ひとりが解答者になって参加する選挙クイズは児童に好評で、公職選挙法に関する理解を深める良い機会となりました。「有権者になったら、投票に行くか?」というアンケートを取ったところ、約80%の児童が「行く」と回答しました。(残りの20%は、「わからない」もしくは「行かない」です)
選挙の課題「投票率の低さ」については、グラフや意識調査に基づいて、児童が意見を交わしながら、分析、問題点と解決策を考えました。
選挙の学習、最終回は、高津区選挙管理委員会の方にご来校いただき、6年生にリアルな投票を体験してもらいました。投票所入場整理券を事前に配布。記載台、投票箱、折り畳んでも自然に開く投票用紙はすべて本物を使用させていただきました。緊張した表情で投票用紙に記入し、投函しました。
彼らが18歳を迎え選挙権を得たとき、一人でも多く、主体性のある有権者になってくれたらと思います。高津区選挙管理委員会の皆様、この度は貴重な機会をいただきありがとうございました。
児童の中から、事前準備・開票作業・後片付けをしてくれるボランティアを募ったところ、多数の応募があり、くじ引きで決めました。お手伝いしてくれた6年生の皆さん、とても助かりました。ありがとうございます。
5月23日 裁縫の授業が始まりました!
4月にお伝えした5年生家庭科の様子の続報です。
5年生が楽しみにしていた裁縫の授業がいよいよ始まりました。
各々が悩みながら選んだお気に入りの裁縫セットが5月中旬に届き、家庭科の授業までに名前付けをしてくることが宿題の一部となっていました。授業当日は、誰一人忘れることなく、準備万端で授業に参加していました。
まず初めに、手縫いとミシン縫いの違いに注目させ、どんな時にどちらの縫い方をするとよいかを考えました。「手縫いは細かい作業のとき」「ミシン縫いは大きいものを縫いたいとき」など、児童から様々な意見が出ました。それぞれの縫い方の長所を知り、更に手縫い糸とミシン糸の違い、手縫い針とミシン針の違いなども教わったことで、「なるほど」と頷く声も聞こえてきました。
次に、裁縫道具の名前と用途を確認しました。「縫う」「切る」「印をつける」「紐を通す」の四つの役割ごとに道具の名称をワークシートに記録し、その後実際に自分の裁縫セットに各道具がいくつ入っているかを確認しました。裁縫道具をよく見てみると、縫い針にも色々な種類があり、用途によってそれらを使い分けるとよいということが分かったようでした。実際に道具を手に取ってみると、「これは何ですか?」と興味津々に質問する児童が多く、教科書やワークシートで見るだけでなく、本物に触れながら確認することの大切さを改めて感じさせられました。
そして授業の後半は、確認した裁縫道具の中から手縫い糸を取り出し、「玉結び」の練習をしました。「大人でも時々失敗することがあるので、一度でできたらとてもすごいです。」という教員の言葉を聞き、安心した様子で何度も一緒に玉結びの練習を続けました。教員がiMovieで作成した動画や、練習布キットの説明書に載っていたQRコードから見ることができる動画を見ながら自分のペースで練習することもできました。
しばらく練習を続けると、玉結びをマスターした児童が増え、教員から「先生役お願いします」と太鼓判を押された児童たちが苦戦している友達に教える姿も見られるようになりました。急がずじっくり取り組ませたことで、最後には苦戦していた児童も「できた!」と自信をつけていました。
児童の日記から
・今日は、家庭科の授業で初めて裁縫セットを使いました。まず中身の確認と名前の確認をしました。家や手芸屋さんで見た事があるものもあれば、初めて見た物もありました。私はひも通しを初めて見ました。どうやって使うのかが気になります。後半は玉結びをしました。思っていたよりも簡単でした。無心にやれる感じです。次回は布にぬったりするみたいなので楽しみです。(5年女子)
・家庭科で玉結びの練習がありました。次の家庭科はなみぬいをします。玉結びと玉止めはこいのぼりにスパンコールをつける時にやったことがあるので今日はスムーズに出来ました。次回のなみぬいの練習もしたいと思います。玉結びも大きな玉になるといいです。時々失敗することもありますが、失敗を成功に変えていきたいです。練習あるのみ!(5年男子)
5月21日 学芸会第2部
本日は、学芸会第2部でした。
児童が鑑賞しあう第1部とは違い、第2部の観客は保護者の皆様です。
今まで頑張って練習をしてきた成果をお家の人に見てもらおうと、子どもたちはより一層力が入っている様子でした。
学芸会が初めての1年生は、前田ホールへ行く前にお教室で「がんばるぞー!おー!」と声を出して気合いを入れました。
緊張しながらも元気いっぱい歌って踊って、帰りはうまくできたと笑顔のvサインを見せていました。これから多くの行事を経験する度に大きく成長していってくれることと思います。
2年生、3年生、5年生は、劇を披露しました。2年生は初めての劇、3年生と5年生はクラス替えをして新しいメンバーでの取り組みとなり、どのクラスも団結力を大切に一生懸命に演技をしていました。衣装や大道具は保護者の皆様に準備・作製していただきました。劇の最後には子どもたちから保護者の皆様へお礼の挨拶もありました。
4年生、6年生は合奏を披露しました。コロナ禍で今年も使える楽器が制限されてしまいましたが、大変素晴らしい演奏ができました。
特に6年生は最後の学芸会。さすが最上級生という立派な演奏に加え、舞台上以外の場面でも、受付や案内、募金活動、大道具など様々な場面で活躍していました。
どの演目にも保護者の皆様からの大きな拍手、温かい拍手が送られ、子どもたちはとても誇らしげな表情を見せていました。
学芸会を支えてくださった皆様、有難うございました。
児童の日記から
・学芸会二日目でした。お客さんがたくさんいて大きな声を出すのはとてもはずかしかったです。声だけだと伝わらないので動きも入れました。お客さんが楽しんでもらえるようにがんばりました。来年の学芸会もがんばりたいです。(2年男子)
・ほんばんの学芸会がありました。きんちょうしたけれど、楽しくまちがえずにできてうれしかったです。そして大きな声で言えたことがとてもうれしかったです。また学芸会を楽しみにしています。がんばります。(2年女子)
・学芸会本番でした。成功しました。はじまった時はドキドキしていましたが、だんだんとこの空気になれていく事ができました。母、父、そ母、そ父が見てくれていて、すぐ見つける事ができました。母とばっちり目が合って、ドキドキする心をやさしく包んでくれる様でした。セリフはとてもゆっくり言えたので、上できだと私は思っています。(3年女子)
・今日、学芸会で親が見にくる日でした。とてもきんちょうしたけれど、きのうよりえんぎを大きくやくになりきることができて家族全いんかんどうしたと言っていたのでよかったです。今日ははいゆうのえんぎと声ゆうの声が大へんよく合っていたからこそ、いい学芸会にすることができたと思いました。いしょうを用いしてくださった母、父、ありがとうございました。(3年男子)
・学芸会がありました。お母さんやお父さんがいるので昨日よりももっときんちょうしました。足がガタガタふるえていてしっかりと立っていられなかったです。でも、ちゃんとうでは動いてくれたのでよかったです。お客さんに楽しんでくれるようなすてきな合奏になってとってもうれしかったです。クラスのみんなの心が一つになったから上手にえんそうができたんだと私は思います。(4年女子)
・今日は、学芸会がありました。昨日もきんちょうしたのですが、お母さん、お父さん方が観客席にいたので、さらに胸のドキドキが高まりました。心の中で、「きっとできる!」と念じていたら、やる気がわいてきて、ミスをせずにえんそうする事ができました。一団結できたので、今までで一番上手くいったなと思い、感げきしています。(4年男子)
・今日は本番、泣いても笑っても最後の学芸会でした。最上級生なので、それぞれが沢山の仕事をまかされていました。高まる緊張の中、私は笑顔であいさつする事を心がけ、それは達成できたと思います。仕事が終わった後はすぐに演奏の順番が来てしまいました。演奏中、引きつっていた顔に自然と笑みがこぼれ、楽しむことができました。学芸会、大成功!(6年女子)
5月20日 学芸会第1部
本日、学芸会の第1部をおこなわれました。
児童はこの日のために熱心に練習してきました。その甲斐もあり、劇も合奏も合唱も成功を収めました。
その成功の裏には、大道具の準備や演目前の放送など、様々な裏方の役目を担ってくれた児童の活躍がありました。本校では、学芸会に限らず様々な行事の裏方として児童が活躍しており、これなしでは行事の成功は望めません。そして、その際に児童が直面する運営の一端を担う緊張感と責任感は、大きな達成感や充実感に変わり、児童の成長を促します。
明日の第2部も、全ての児童が全力で取り組み、素晴らしい学芸会になることと思います。
5月19日 学芸会の合間に
今週は学校全体が学芸会一色になっていますが、子ども達は授業にも全力で取り組んでいます。
今の時期、どの学年も理科の授業では自然に関する学習をしています。学芸会の練習があるからと言って季節は止まってくれませんので、春を感じながら学習しています。
6年生は実験理科の授業で道管について調べていました。色水を吸い上げる様子をタイムラプスで記録したり、切片を顕微鏡で観察したり。特に指示がなくても、「どうなっているのか見てみたい」と思ったらICTを使って解決できるのはiPadを使った学習歴が長い6年生らしいです。
5年生は顕微鏡の使い方を学びながら、プランクトンの観察をし、プランクトン図鑑を作りました。
4年生は春の自然や植物の分類を学んでいます。花粉の観察をしたり、植物の分類を学んだ後、学園の中の植物を探し、自分だけの図鑑をつくりました。分類するためにはそれぞれの植物の様子を詳しく観察しなければなりませんので、みんな集中して学習しています。
そして、本年度から理科の学習が始まった3年生は、モンシロチョウに夢中です。学級農園に植えたキャベツについたモンシロチョウの卵を採集し、成長の様子を観察しました。そして、ついに羽化。学芸会の本番を忘れてしまうくらいに、児童はその様子を見守っていました。
学芸会の練習にも普段の学習にも、どちらにも全力で取り組む姿は洗足の子どもらしいところです。
5月18日 縁の下の力持ち
今日は、学芸会の裏側をご紹介します。
学芸会を成功させるために5、6年生は裏方の仕事も担っています。
大道具を出し入れする大道具係、司会進行をする放送委員会、ホールの入り口で保護者の皆様を迎える受付係、ホール内での案内を行う案内係など様々な係を分担しています。
今日は、放送委員会が広間でアナウンスの練習、大道具係が各クラス担任にに舞台上の大道具や楽器の配置の確認をしていました。
また、受付係や案内係、ドア係は来校される保護者の方をスムーズにご案内できるように、よく質問されることやご案内するうえで気をつけることを確認しました。ドア係の児童は教員から説明を受けた後、保護者の方の進行ルートからどのドアを何人で担当して入場と退場をサポートすると円滑に案内ができるか考え、話し合って役割分担を行っていました。
学芸会当日は、自分の発表だけでなく裏方としての役割もやらなければならず、とても忙しいのですが、それぞれの役割をきちんと責任もってやり遂げてくれることと期待をしています。
5月17日 リハーサルの準備も完了!
明日からは、いよいよ前田ホールでのリハーサルが始まります。
リハーサルは本番と同じように大道具や衣装を整えて、照明に照らされながらの貴重な練習です。子ども達が思い切り力を発揮できるよう、放課後に教員一同で楽器や大道具を前田ホールに搬入しました。
4月に入学した1年生は、音楽室で元気な声を響かせていました。うたに合わせた振り付けも、ずいぶん揃ってきました。1年生にとって学芸会は、入学してから迎える初めての大きなイベントです。ドキドキしている子どももいると思いますが、洗足生としての大きな一歩を踏み出してほしいと願っています。
学芸会は本番の華やかさだけでなく、練習を重ねるごとにクラス全体がまとまっていく感覚を味わえるとても素敵なイベントです。1か月の間、一生懸命取り組んできた成果を保護者の皆様に見ていただけるよう、本番まであと数日、子ども達には全力で頑張ってほしいと思います。
5月16日 ホール練習が始まりました
学芸会はついに今週末が本番です。
学芸会本番で使う前田ホールでの練習が始まりました。
クラス替えをして間もない3年生も一生懸命に劇の練習に励んでいます。学芸会が近づくにつれて劇の練習にも熱が入ってきました。
一人一人が自分の役割を演じ、みんなでひとつの劇を作り上げていくことでクラスにもまとまりが出てきています。セリフや動きも覚え、いよいよ衣装を着て前田ホールで学芸会の練習です。
限られた時間のホールでの練習をより有意義なものにするため、A組とB組で互いに劇を見せ合い、教員からは自分達が観客席からどう見えて台詞がどう聞こえるのか考えながら演じるようにアドバイスがありました。
互いに劇の鑑賞が終わると、相手の劇の良かったところやここの場面はこう工夫するともっと良くなるなどといった建設的な意見交換を行うことができました。両クラスとも今日の反省をもとに本番ではもっとよい劇を見せてくれるでしょう。
5月13日 ICT_Café for kids , for teacher
新たな一歩となる、ミニイベントが開催されました。
2016年に始まった本校のICTを使った学び。この学びを支えるために、最初に始まったのが、教員が放課後の短時間を使って気軽に学んだことを共有しあう「ICT_Café」。その後iPadが児童の日常生活に溶け込んだ2020年には、よりクリエイティブなことをしたい児童向けに休み時間に開催してきた「ICT_Café for kids」が始まり、本校にはこの2つのCaféが存在していました。
そして、今回初めて「ICT_Café for kids , for teacher」という学びの場が企画されました。テーマは「あたらしいiMovieを使おう!」です。本校の児童・教員が使っている動画編集のアプリケーション「iMovie」がバージョンアップし、その変更内容を「iMovie」担当の教員*1が紹介します。従来、教育現場では「初めに教員が学び、次に児童が学ぶ」ことが通例であり、ICT導入前の本校でもそれが常でした。しかし、ICTの導入後、教員と子ども達が機能について質問しあったり、教えあうことが日常となり、ついに「別々の場を設定するのではなく、一緒に学ぶ」という今回の会の開催となりました。
新しい「iMovie」の機能に、児童も教員も同じようにワクワクし、早速課題となっている「学芸会の紹介動画」を作成しました。
*1 本校には教員一人一人が1つのアプリケーションやICTサービスの担当となり、担当になったものを中心に研究したり情報を共有したりする「Everyone can be a specialist」制度があります。
*見慣れない服装の児童がいますが、学芸会の練習前に参加してる児童の一部が衣装や被り物を身に付けて参加しています。
児童の日記から
・今日はiMovie学芸会のどうがを作りました。色々な写真をくみあわせるだけで、どうががつくれるなんてすごいなと思います。(2年女子)
・ICTカフェで動画作りをしました。はじめてだったので、「このボタン、おしていいのかな。」とか「どうしたらスタートするのかな」とかドキドキしながらHくんと作りました。担当の先生が色々と教えてくれました。(2年女子)
・ICT Café for Kidsで学芸会のしょう介動画を作りました。F君とHさんとNさんと作りましたが、それぞれ違う感じの作品になりました。ストーリーボードで少し文字を変え、うまく組み合わせてできました。3Bは4つの劇をするので面白い作品ができました。ICTカフェが毎日あったらいいなと思っています。(3年女子)
5月12日 学校探検
本校では1年生から6年生のたてわり班を作り、1年を通して同じ班で活動しています。
たてわり班での活動を通して、高学年の児童は高学年として自覚と責任感を自然と身につけ、低学年はお手本になる上級生の様子を見て目標を持って成長します。
先週は「たてわり活動」の一環としてペアの1・2年生が生活の授業で学校探検を行いました。2年生は事前に自分のおすすめの場所をiPadでまとめ、1年生はその紹介を読んで予習をしました。
当日、2年生は教室の入り方やあいさつの仕方を説明し、特別教室などへ案内しました。1年生もわかりやすい説明に緊張せずにさまざまな教室の見学をすることができました。
今週、1年生は2年生へ探検で楽しかったことや、これから一緒にしたい遊びなどをまとめてお手紙を書きました。手紙を受けとった2年生は誇らしそうな笑顔を見せていました。また手紙の内容から自分たちの成長も感じられたようです。
やり取りを通して1年生は感謝する気持ち、2年生は上級生としてのふるまいを学ぶことができました。
児童の日記から
・今日は学校たんけんをしました。一年生とたくさんお話ができたのでたのしかったです。昼休みに一緒におにごっこをしてみたいです。(2年男子)
・一年生と学校探検に行きました。一年生はまだ学校のことをしらないので、どんな教室があって、どんな時に使うかわかりやすく説明しました。ぼくが一年生の時にお兄さんがやさしくしてくれたのでぼくも親切にあんないしました。(2年男子)
・学校たんけんをしました。楽しかったです。一年生がかわいかったです。学校のなか全体に行けてよかったです。自こしょうかいカードをぶじにわたせてほっとしました。(2年女子)
・学校たんけんに一年生と行きました。一年生にカードをわたす時、とてもきんちょうしていました。さいごは仲よく色々なところをまわることができたのでうれしいです。一年生の子がとてもかわいかったです。色々なことを教えてあげたいです。(2年女子)
・今日一年生に手紙をもらいました。すごくうれしかったです。字がきれいだったのでおどろきました。おへんじの手紙を書こうと思います。(2年女子)
・学校たんけんにいっしょに行った一年生からおてがみをもらいました。字がとてもうまくて、ぼくの絵がとてもにていてうれしかったです。(2年男子)
5月11日 プログラミング
4年生のプログラミングの学習を紹介します。
小学校教育でプログラミングが必修化され、二年が経過しました。プログラミング教育は、論理的に物事を考える「プログラミング的思考」を身に付けるためのものです。 目標に向けて解決する手順を考えるための力を培うことが目的とされています。
本校においても、様々な教科において「プログラミング的思考」を養う活動がおこなわれています。その中から今回は、4年生がおこなっている活動の様子をご紹介します。
まずは、算数科「角度」の授業でのプログラミングの様子です。Studuino(スタディーノ)というアプリケーションを使用して、キャラクターが図形を作成するプログラミングをおこないました。キャラクターが進む方向(角度)を入力する数値を変えることで出来上がる図形が変わるため、お目当ての図形を作成するためにトライ&エラーを繰り返し、完成を目指します。キャラクターも手書きで作成するなど、細かい工夫も忘れません。クラスメイトと教え合いながら、N角形と角度の関係について学ぶことができました。
続いて、総合の授業で扱ったCoding(コーディング)の学習です。Codingとは、プログラムを組む上での設計書や、頭の中にある「こうやればできるはず」を形にする作業のことです。本校が扱っているCoding教材は、その設計書を手で操作しながら具体物として組み立てていくため、iPadの操作が不慣れな低学年でも扱いやすい内容となっています。
今回ご紹介した他にも、授業やクラブ内の様々な場面でプログラミングに関する活動をおこなっています。それらについては、また次の機会にご紹介させていただきます。
児童の日記から
・算数の授業でStuduinoを使って色々な図形を書きました。キャラクターを動かしたら線が自動的にひかれるというプログラムです。色を色とりどりにしてみたり、書く角度をかえたりしてみました。まだ、操作をあまり知らない人にも教えられました。先生に見せたら、この図形が書けることにびっくりしていて、ほめられたので嬉しかったです。(4年男子)
・算数の時間にStuduinoというアプリを使って、正方形を作りました。ペンやスタンプのきのうを使ってプログラミングをしました。大好きなプログラミングをじゅ業でできて、とてもうれしかったです。提出箱でみんなの作品をみれますが、ぼくはO君の作品がカラフルで色々な角度を使っていてみ力的でした。ぼくも、その作品を参考にして作品を作りたいです。(4年男子)
5月10日 学芸会の練習 2
昨日に引き続き、本日は6年生の練習の様子を紹介します。
6年生にとっては、6年間の集大成としての発表を行うことになります。他の学年がクラス単位の発表を行う中で、6年生のみ学年合同で2曲の合奏をし、その曲の難しさや多くの楽器を使用することも大きな特徴です。
オーケストラで活動をしてきた子も多く、弦楽器や管楽器で実力を発揮してくれています。反対に、オーケストラに所属していなかった子でもオーディションにチャレンジし、木琴や鉄琴、打楽器や鍵盤楽器を担当しています。ハンドベルやカスタネットも曲の味わいを深めてくれています。
先週から学年での合同練習が始まり、あっという間に息もあってきました。ここから曲調を一人ひとりが考え、想いを込めた演奏に仕上げていき、6年生全体の心を一つにしたいと思います。迫力満点の大合奏をお届けします。
児童の日記から
・学芸会の練習が2時間連続でありました。両クラスでの合同練習が増えてきて、だいぶ全体像が見えてきました。スマイルでは、ベルの音がとにかく目立つので、絶対にミスなくできるようになるまで、朝・昼の練習を活用していきたいです。本番のホールは音がよくひびくので、みんなで協力してきれいな音が出せるように頑張って練習したいです。(6年 女子)
・今日は音楽の二時間授業で学芸会の練習がありました。学年全員で授業中に合奏するのは2回目で、前回より音があっていたような気がします。色々な楽器が一つの曲になるので、一つの音で曲が少しずれてしまうこともありました。そのようなことが、本番で起こらないようにするのが練習だと思うので、学芸会までの練習を、1回ずつ大切にしていきたいです。(6年 女子)
5月9日 学芸会の練習 1
どのクラスも学芸会に向けての練習を頑張っています。
5月20日、21日の学芸会に向けて、どの学年も練習に熱が入っています。
本校では毎年5月に学園内の前田ホールにて学芸会をおこなっております。1年生、4年生、6年生は音楽の発表、2年生、3年生、5年生はクラスごとに劇の発表をします。
進級してすぐに始まるこの劇の練習を通して、クラス替えをした3年生、5年生は新しいお友達のよいところをたくさん知り、協力して一つの作品を作り上げることで団結力を育んでいます。
2年生はクラスで初めてチャレンジする劇。練習を開始して2週間、台本を見ずに自分で考えた動きを入れながら大きな声ではっきりセリフが言えるようになってきました。
みんなで練習できるのは残り10日もありません。今年はご家族の方に直に見てもらえるだろうとの期待も含め練習を頑張っています。
児童の日記から
・ もう少しで、学芸会の本番です。あと1か月もないと気づいてびっくりしました。せりふもうごきもバッチリにしてがんばりたいです。(2年女子)
・学芸会の衣装を買いに行きました。熊さんの感じが出るようなはっぴをえらびました。早く衣装を着ながら動きと声を入れたいです。(2年男子)
・りんしょうのところを2れつ目の人とれんしゅうしました。ぼくはコールたいなので3れつ目をおどりました。みんなでやるとたのしかったです。(2年男子)
・寿限無の小道具を作りました。とくにむずかしかったところは、さいしょに作った手で持つぶぶんを作ることです。円柱にしておりまげるのがむずかしかったです。黄色い画用紙で色をつけたのできれいなけん玉になってうれしいです。(2年女子)
5月6日 委員会活動がありました
今日は今年度2回目の委員会活動がありました。
委員会に所属する5、6年生は、児童みんながより良い学校生活を送るにはどのような取り組みをすればいいのかという意識のもと、日々、活動に取り組んでいます。委員会の時間は、委員長を中心に活発な意見交換ができる大切な時間です。また、日ごろの当番活動等ではできない大きな仕事に取り組む時間でもあります。考え、相談しながら、生き生きと動く子どもたちに、大人になって活躍している未来の姿が重なって見えます。
どの委員会も、仕事の向こうには「人」がいます。誰かのために自分の時間と力を惜しみなく使い、直接ありがとうと言われなくても、見えない相手のことを思いやって、考えて活動しています。これは、洗足学園の創始者である前田若尾先生の思いに重なるところであり、洗足学園小学校の教育理念の1つである「奉仕」の心を体現していると感じています。
今回はクリーンアップ委員会と飼育委員会をご紹介します。どちらの委員会も、他の委員会に比べると、縁の下の力持ち的な地味な活動で汚れる仕事も多いほうです。でも、この委員会を望んで入ってくる子たちは動きも軽やかで、手を抜くことなくどんどん仕事を見つけ、実に楽しそうに仕事をします。
クリーンアップ委員会は、低学年の田植えの授業の前の準備である代掻きを行いました。洗足では低学年が田植えをします。中に大きな石や、枝が入っていたら低学年が足にけがをしてしまうので、1つ1つ手で取り除き、整備していきます。田んぼの土が柔らかくなるように委員会のみんなで歩いて、土慣らしをします。みんな泥だらけになりながら頑張りました。
飼育委員会は動物園から譲り受けたモルモットのお世話と、えさにする小松菜を間引いたり、新しく作物を植えられるように雑草をひき、準備を進めていました。もらったばかりの時は怖がりで、隠れてばかりいたモルモットも、飼育委員の声がするとおねだりをする声を出して寄ってくるようになりました。
飼育委員会には、低学年や中学年の頃に飼育委員と一緒にお世話をさせてもらったり、遊んだりした子たちが多く入ってきます。すでに顔見知りで親しい関係が築けているのも、真摯に仕事に取り組む姿にあこがれを見いだしているからと感じます。下級生はそういう先輩の姿を見ながら成長し、5年生になった時には自分が一番輝ける場所で仕事をしていきます。活動を通して、子どもたち同士で成長しあう場面が見られるのが洗足の委員会活動です。
5月2日 本のポップを作ろう
昼休みに、2年生から6年生を対象に本のポップ作りを行いました。
本校では読書を重視し、毎朝の20分間の読書の時間に加え、全学年週に1度読書の授業を実施しています。
今回初めての試みで、昼休みに希望者を募って「ポップづくり」をおこないました。
今回作成するポップのテーマは「あつい」本でした。20名ほどの児童それぞれが「あつい」本を紹介するポップをiPadを使って作成しました。児童は、暑い本、熱い本、厚い本など自由にテーマを設定し、自分の選んだ一冊を紹介する文を考えました。初回の今回は取り組みやすいように形式が決まっていましたが、その中でも児童は集中して作業に取り組み、自分らしい表現にこだわって作成していました。
その本を読んだことのない人に、 その本の「何」に「どう」心を動かされたかを短いフレーズに思いを込めて伝えるポップが完成しました。今後、このポップは図書室に掲示されます。他の児童が作成したポップは、図書室で本を手に取るきっかけとなります。ポップ作りを通し、さらに読書の「輪」が広げることができました。
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