11月30日 たてわり班の引継ぎ式
6時間目に3年生~6年生の児童がたてわり班ごとに集まり、今までの活動の振り返りを行いました。
3学期からは5年生が中心となってたてわり班をまとめていくため、6年生からは下級生への今後の活動へのアドバイスが送られ、下級生から6年生へ今までの活動を振り返っての感謝の言葉が伝えられました。
6年生への感謝のメッセージをカードに書きながら、下級生はこれまでのたてわり活動をそれぞれ振り返ることができました。
6年生も下級生とのたてわり活動を通した思い出を振り返りながら、これからの活動で気を付けたほうが良い点や、下級生と接するときの心構えについてiPadでまとめ、アドバイスを送りました。
3学期からは5年生が中心となってたてわり班をまとめていきます。今日の6年生からのアドバイスを活かし、より良いたてわり活動の時間を作っていきます。
11月29日 クラブ活動
今回はミニバスケットボールクラブの活動をご紹介します。
ミニバスケットボールクラブでは、いつも授業時間よりも前にキャプテンが中心となってウォーミングアップを始めます。大体育館を3周走り、準備体操をします。その後は教員の考えた練習メニューに取り組み、最後に試合をします。
今日はオフェンスに特化した練習をしました。ボール運びの際にディフェンスにつかれてしまったらどのように体を動かせばパスをもらえるのかということを考え、Vカットでパスをもらう練習です。角度の入れ方や緩急のつけた動きを意識しました。
その後、半年ぶりのチーム変えを行いました。4月から一緒に戦ってきたチームはここで解散となります。4年生から6年生のたてわりで作られたチームはチームワークを高めるのが難しく思えますが、バスケというスポーツを通してであれば簡単です。あっという間にチームの中で声を掛け合い、懸命にゴールを目指します。今日もこのチームで初めての試合でしたが、なかなか良いチームワークでした!
11月28日 2年 生活 洗足郵便がはじまりました。
「郵便です!」という2年生の元気な声が学校中で聞こえます。
2年生は生活科で9月から郵便について学んできました。本来ならば、郵便局へ行って郵便の仕事を見学するのですが、ここ3年ほどできていません。しかし、郵便局からDVDと郵便の仕事に関するパンフレットを送っていただき、それらと郵便局のホームページを見て学習を進めてきました。子どもたちは、普段受け取っている郵便物が、たくさんの人たちのおかげで短時間で正確に自分の元まで届いていることを学んで、自分たちも友達と協力して洗足郵便を成功させようと準備を進めてきました。
準備は、看板係、消印係、区分係、洋服係、帽子係、鞄係に分かれて、必要な道具を作ってきました。開始前には洗足郵便を始めるにあたって仕事の確認をするとともに、みんなで作ってきた道具の使い方の確認も行いました。そのような活動をするうちに、気持ちがどんどん高まってきている様子でした。
そして、迎えた洗足郵便初日。上級生たちもこのイベントを毎年楽しみにしているようで、たくさんの人たちがハガキをもらいに来て、ポストに出してくれていました。とても忙しい1日でしたが、かわいらしい郵便屋さんが校内を移動する様子は、毎年この時期の洗足学園小学校の風物詩となっています。2週間という短い間のイベントですが、任された仕事に責任を持って取り組んでもらいたいと思います。
11月25日 4年 算数「三角形やいろいろな四角形の面積 」
新しい単元の学習が始まりました。
4年生の算数は「線分図や面積図を使って解く問題」の単元が終わり、新しく「三角形やいろいろな四角形の面積」の単元に入りました。1学期は「正方形と長方形の面積」の学習に時間をかけました。2学期は長方形の求積(縦×横)の仕方を活用して、面積図を描いて問題を考えてきたので、導入は比較的スムースでした。
授業では、長方形の面積の求め方を手掛かりにして、平行四辺形の面積と三角形の面積について考察しました。そして、各自で平行四辺形の面積は何故底辺×高さになのか?三角形の面積は何故「底辺×高さ÷2」なのか?そのほか三角形の面積について分かったことについて好みのアプリを使ってまとめ、ロイロノートに提出しました。なかには、音声を入れて動画にする子やことばをつかって条件を整理してくる子、アプリの定規やマーカーやポインターを上手に活用する子もおりました。また、友だちと教え合いながら動画をつくる子もいて深い学びに繋がりました。
図形は延長線、平行線、垂直線など補助線を使って条件を整理しなければなりません。等しい角の大きさ、等しい辺の長さを記すと図形の合同条件が見えてきます。また、試行錯誤を繰り返して、実際に折ったり、開いたり、重ねたり、切ったりしていくと新しい公式の発見に繋がることがあります。そういう体験ができればもっと図形が好きになります。
11月24日 Open Day ②
ご来校いただいた皆様ありがとうございました。
2019年10月、本校はApple認定校(Apple Distinguished School、以下「ADS」という)になりました。2022年に更新し、再認定され、ADSとして2期目を迎えます。
Open Dayとは、ADSがテクノロジーを活用した先進的な学びを発信したり、参加者と未来の学びについて一緒に考えるイベントです。
Open Dayはこれまでも開催してきました。しかしながら、新型コロナウイルス感染予防のため、オンラインでの開催が続きました。今回、はじめて参加者の方に来校いただき、公開授業、ICT_café①、ICT_café②の3部で構成でイベントを開催することが実現しました。
公開授業は、すべての学年・クラスの授業を公開し、児童の普段の学びをご覧いただきました。
テクノロジーを体験したり学んだりする場を本校では「ICT_café」とよんでいます。
ICT_café①は質問コーナー。リーダーシップ、教師、生徒、3つのセッションを用意。参加者の方は選んだセッションで、現在抱えている課題を直接質問し、積極的な意見交換の場となりました。
5年生の有志の児童は生徒セッションで、参加者に自分たちのiPadを使った学びを説明しました。初対面の大人に対して自分たちの学びをわかりやすく説明するのは簡単なことではありません。しかし、5年生は今までに培ったコミュニケーション力を発揮し、伝えたいことを伝えることができました。本校の児童の学びに注目していただいている参加者の方からは「子ども達の素直な話を聞くことができ、新しい視点をいただきました。」との感想をいただきました。
ICT_café②はワークショップ。Pages、Keynote、Clipsの中から希望のワークショップを選択し、各アプリケーションの魅力を、実際に作品をつくることで体感していただきました。
平日にもかかわらず、多くの方にご参加いただき、本校教職員にとってもかけがえのない学びの場となりました。参加者の人数に制限はありましたが、直接お会いし、今後の教育について一緒に考えることができたことを嬉しく思います。皆様とのつながりをこれからも大切にしていきたいと思います。そして、参加された皆様からの貴重なご意見を糧に、今後も子ども達のための学びを実践していきたいと考えております。
11月24日 Open Day ①
イベントの準備が進んでいます。
AppleのADSに認定されている本校で行われるOpenDayの準備です。
全国各地からいらっしゃるゲストを迎えるために、授業はもちろん、その他にも様々な準備を行っています。
例えば、受付に使うテーブルクロスは4年生の児童がアイロンがけを行いました。また、教員のミー文字も児童が作成しました。このように、児童の力も借りながら本日行われるOpenDayの準備は進められました。
あとは開会を待つのみです。
11月22日 音楽鑑賞会
前田ホールで全校児童を対象とした音楽鑑賞会が行われました。
小学校では、毎年洗足学園音楽大学の先生方にご協力頂き、音楽鑑賞行事を行っています。昨年は和太鼓チーム「鼓弾(こだま)」による鑑賞会でした。今年は洗足学園音楽大学マーチングマスタークラスの皆さんにマーチングバンドの演奏を披露していただきました。児童は、音楽の授業で、マーチングバンドがどのようなものか、歴史、オーケストラとの違い、などを学んでいたこともあり、興味深く演奏に聞き入っていました。
演奏していただいた「国民の象徴」「星条旗よ永遠なれ」はメロディが大変有名な曲でした。また、「Boder Line」は、マーチングパーカッションが中心に演奏が進み、スネアドラムの響きが体に伝わり迫力満点でした。「丸の内サディスティック」では、マーチングならではの行進も披露され、圧巻の演技に感激しました。
鑑賞会の途中には、代表児童の打楽器体験コーナーもありました。体験コーナーでは、バスドラムを児童が担当して、メリーさんの羊を演奏しました。即興でのアンサンブルで緊張もありましが、貴重な体験をすることができました。
最後のアンコールでは、「さんぽ」が演奏され、楽しいリズムに合わせて手を叩きました。40分という短い時間でしたが、生でマーチング演奏を見ることができ、素晴らしい鑑賞会でした。
児童の日記から
・音楽鑑賞会がありました。洗足大学のマスタークラスの方々が迫力のある演奏をしてくださいました。管楽器ではフルート、サックス、トランペットが目立っていて、打楽器ではスネアが目立っていました。普段は、暗くてずっしりした弦楽器の音がなくなると、明るく軽やかな演奏となることに気が付きました。音の中心(芯)って大事なんだなあ。(5年 男子)
・音楽鑑賞会がありました。演奏してくださった音楽を聞いて、とてもすばらしくて、感動しました。歩きながら演奏しているのに、音も外さず、美しかったです。たくさんの楽器を使いながら行進している姿がかっこよくて、楽しそうで、見ていてわくわくしました。マーチングバンドは見ている人たちを楽しませてくれる、み力あふれるバンドだと思いました。(3年 男子)
11月21日 低学年生活 春に咲く花・秋の工作
毎年この時期に、低学年の学級園には春に咲く花の球根を植えます。今年度の1年生が植えた球根は来年度の春に新1年生の窓辺を彩ります。
1年生は授業中に自分たちが球根を植えたことで、4月に持って帰った花は2年生が植えてくれたことに気付きました。季節の行事を通して、学年のつながり、自分の成長を感じ取っています。
また、球根を植える前にはチューリップ、水仙、アネモネ、ヒヤシンスの球根の違いを観察しました。球根の違いを見つけることで、これから咲く花への興味も深まります。低学年で実物に触れることが理科の学習へと繋がっていきます。
授業の後半では木の実や落ち葉を使って工作をしました。12月には秋の工作の発表を兼ねて、クラスで交流をする秋フェスタを行う予定です。前回の授業では作りたいものが同じ人たちでチームを作って計画を立てました。本日からは実際に工作がはじまりました。活動を通して協力する楽しさや大切さを学びます。
11月18日 6年図工 卒業制作
6年生は卒業記念品としてオルゴールボックスの製作に取り組んでいます。
彫刻刀を使って絵柄を掘り、色を塗っていきます。絵柄がくっきりと立体感をもって現れる「浮き彫り」に挑戦している児童が多く、一人一人が六年間の思い出をそれぞれの形で箱に刻んでいます。これからやすり掛けやニス、組み立てといった仕上げの作業に入っていきます。完成が楽しみですね。
11月17日 交通研究クラブの活動
交通研究クラブが、7月のJR武蔵溝ノ口駅に続き、今回は東急電鉄溝の口駅を見学させていただきました。
はじめは、駅のホームでのアナウンスを体験させていただきました。いきなりの大仕事にかなり緊張気味の様子でしたが、原稿を見て何度も練習をして挑んでいました。
そのほか、券売機の裏側やお客様窓口の中、緊急時に使用するシステムなど普段見られない場所を見学させていただき、児童は終始興奮した様子でした。
最後、駅員さんへの質問の時間になると、内に秘めていた疑問が次々と止まらない様子でした。それらの質問に対し、1つ1つ大変丁寧に答えていただき、児童は満足した様子でした。
ますます、鉄道に対する興味が深まったようでした。
大変貴重な体験をありがとうございました。
【児童のお礼のお手紙より】
・駅の施設を見学させてくださりありがとうございました。駅のアナウンスという貴重な体験もさせてもらえて感謝しています。いつも使っている駅の裏側を知ることができて勉強になりました。ありがとうございました。(6年 男子)
・普段ではできない貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。特に券売機の裏側は想像よりずっとシンプルなつくりになっていて驚きました。また、事故が発生したときにすぐにいろいろな所に連絡する準備が整っていたのを見て、僕たち乗客の安全や利便性を第一に考えてくださっているのが実感でき、東急電鉄の皆様への感謝の気持ちが強くなりました。明日からの通学時の乗車がより楽しみです。ありがとうございました。(4年男子)
11月16日 4年生 CAP講習会
本校では毎年2年生と4年生を対象に保護者会組織である洗足会主催でCAPの講習をおこなっています。
講習をお願いしているCAPかながわは、1998年より横浜を拠点として神奈川県内を中心に活動する非営利の市民活動団体の皆さんで、子どもの人権が尊重され、暴力のない社会を目指し、CAPプログラムをはじめ、人権意識普及啓発事業などを実施しています。
今回の講習では、「安心」、「自信」、「自由」の権利について、劇や話し合いを交えながら分かりやすく教えていただきました。本校教員も劇に参加するなど、実際の状況に近い形で話を進めていくことで子ども達も身近な問題として捉えることができます。自分らしく生きていくために大切なこれらの権利が取られそうになった時にどう行動したら良いのか、一人一人が自分事として捉え、真剣に考えることができました。
11月15日 ADS(Apple Distinguished School)認定式
本校は2022年~2025年の3年間におけるApple Distinguished School認定校として選ばれました。
Apple Japan 合同会社内でApple Distinguished Schoolの認定式が行われ、認定証とバナーを受け取りました。本校は前回に続き2度目の認定となります。
本校の教育活動が明確なビジョンのもと、テクノロジーを使った学習を行っている革新的な教育機関として評価されました。本校児童、日頃からご理解・ご協力いただいている保護者の皆様、関係各所の皆様と一緒にこの認定を喜びたいと思います。そして、お世話になっている皆様には、この場をお借りしお礼申し上げます。
https://www.apple.com/jp/education/k12/apple-distinguished-schools/
11月14日 2年生活 脱穀・籾摺り
先日の稲刈りに続き、2年生は脱穀と籾摺りの作業を行いました。
ビオトープで収穫した稲を100年近く前に農家で実際に使われていた鉄製の千歯扱きを使って脱穀しました。
千歯扱きの歯と歯の隙間に稲束を叩きつけ、引いて、梳き取る動きは、力のいる作業です。タイミングが合わないと、種もみが残ってしまったり、稲が折れてしまったりするので、みんな真剣でした。
稲から外れた種もみは、すり鉢とすりこ木を使って籾摺りの作業を行いました。一粒がとても固く、なかなか外皮が剥がれず、手間のかかる作業ですが、いろいろな方法を考え出すのは、さすが2年生です。「爪で割るのが一番速そうだよ。」玄米が出てくると、大事にボウルに運んでいました。
今回もクラス役員の方々にお手伝いいただきました。ありがとうございました。
児童の日記から
・生活科の授業でだっこくともみすりをしました。もみすりは大へんだったけれど、何回かやると上手くなりました。(2年 男子)
・生活科の授業で脱こくをしました。いねかりの時にかったいねを千歯こきの下の方におしこんで自分が立っている方に引っぱります。引っぱる時に、後ろにたおれそうでこわかったです。(2年 女子)
・もみすりをしました。もみすりとは、たねもみの皮をむいてげん米のじょうたいにすることです。すり終わったらげん米を見つけます。げん米は、白っぽくてつるつるしています。げん米かたねもみか見分けることが大変だったけれど楽しかったです。(2年 女子)
11月11日 4年理科 はじめてのアルコールランプ
実験理科の様子を紹介します。
洗足の子どもたちは実験が大好きです。今日は2時間続きの実験の時間のうち、1時間目でアルコールランプの扱い方を学び、2時間目はアルコールランプを使い、金属の熱の伝わり方を調べました。火をつけられるようになるということは子どもにとって、新しい実験の可能性が広がることでもあり、今年の4年生も嬉々とした顔で真剣に実験に取り組む様子が見られました。
本校では実験を2人の教員で見ているので、アルコールランプも危険性をしっかり説明したうえで、安全に実験ができるように丁寧に実験器具の使い方を教えています。危ないからなくしていくのではなく、危なくないようにサポートをして、いろいろな経験をさせ、なぜそうするのかということを考えたり、他の現象と結びつけて学びを深めてほしいという考え方が洗足の理科にはあります。次の実験は何をするの?とか、固体以外の物もやってみたいという声が早速あがりました。楽しみにしていてほしいと思います。
11月10日 たてわりスポーツ大会
秋の気持ちの良い青空の下で、今年もスポーツ大会が実施されました。
この大会は5年前に規模を大きくし、大縄跳びとドッジボールをたてわり班で競い合うチーム戦になりました。
およそ3週間の練習期間で、上級生が下級生にポイントを伝えながら練習を行い、班ごとの団結を高め合ってきました。
大縄跳びはたった一回の試技で、今までの成果を発揮し、最高記録を出す班や、焦りからいつものペースで縄を回したり跳んだりすることができず、悔しい想いをした班もありました。
ドッジボールでは自分たちの作戦をもとに、パスで連携をし、攻撃を決める班や、得意な子が苦手な子を守りながら失点を防ぐ班など、どの試合も見ごたえのあるとてもすばらしい試合が展開されていきました。
総合得点で表彰をされた班以外も、たくさんの思い出と、班での絆と、来年にむけての闘志を燃やすなど、得ることができた素晴らしい一日になったと思います。
11月9日 5年社会 室町時代
今回の授業では足利義満が行った日明貿易について取り上げました。
足利義満は明と貿易する際、「日本国王」の称号を明の皇帝から貰うことになりますが、その称号を日本国内で使うべきか否か、自分の考えをまとめました。
A『日本国王』の称号は拒否するべきである
B『日本国王』の称号は貰っても良いが、国内では使わないべきである
C『日本国王』の称号を貰い、本当の国王になるべきである
これまでの室町時代の学習や日本と中国との関係を振り返りつつ、以上3つの選択肢から1つを選び、その理由を記述します。写真は、子どもたちがiPadで自分の考えをまとめている様子です。貿易の利点、当時の国内情勢、室町幕府の仕組み、明との関係性などを踏まえ、児童が自分なりの結論を出しました。
実際に義満が選んだのは選択肢Bです。正しい選択肢を選ぶことが重要なのではなく、その時代を生きたの人々の思いに寄り添い、考えを深めることを意識して授業を行っています。遠い過去の出来事として歴史をただ暗記するのではなく、自分事として身近に感じてほしいと思います。
11月8日 絵画クラブ 油絵に挑戦
絵画クラブの児童が新しく取り組んでいる活動を紹介します。
今、絵画クラブの児童は「油絵」に挑戦しています。
油絵では、キャンバス、画用液(油絵の具は水で薄めることができないため、油絵具専用の画用液で薄めます)紙パレット(使い終わったら、破ることができ、後片付けが楽です。)絵皿、イーゼルなど、普段の図工で使うものとは異なる道具を使います。絵の具も油絵専用の絵の具です。油絵の絵の具は、服に着くと落とすのが難しいため、児童は汚れてもいいエプロンやレインコートなどを身につけて取り組みます。初回の活動では、初めてみる油絵専用の道具を前に、児童は興奮に包まれていました。
児童は、まず初めに描きたいものを決めてキャンバスに鉛筆で下書きをしました。次に、フィキサチーフという定着液を吹きかけ、キャンバスの鉛筆書きが消えないようにしました。それからイエローオーカー(黄土色)で、陰影をつけました。これで下塗りの完成です。そして各自が自由に色を選び、色を塗り始めました。
まだ始めたばかりの油絵。どのような作品に仕上がるか、非常に楽しみです。
児童の日記から
・今日はクラブがありました。下書きはできていたので、いよいよ絵の具をぬります。と思ったのですが、スプレーをかけかげになる部分を黄土色の絵の具のようなものでぬりました。そして、使い捨てパレットに使う色の絵の具をつけて書き始めました。まだ、イルカと海の一部しかぬっていません。色をうすめ、すきとおったようにきれいな絵にしたいです。(4年女子)
・クラブで、油絵を書きました。今日は色を塗り始めました。かげは終わったので、他の色をぬりました。色が濃いので難しかったです。でも油絵は、上から重ねてぬれるので、ぬり間違えても大丈夫です。早く完成させたいです。(4年女子)
11月7日 2年生活 稲刈り
2年生がビオトープの水田で育ててきたもち米も稲穂を垂らし黄金色に色づいてきました。いよいよ稲刈りです。
1年生の頃から作物を育てる時に指導をいただいている青木先生から、「稲を掴む手は親指を下にすると良いですよ。」「鎌の先は絶対に人に向けないでくださいね。」などコツや注意をお聞きし、いよいよ田んぼへ。6月の代掻きではドロドロになった田んぼも、水が抜かれてすっかり固くなり、感触の違いに驚いていました。恐々とかまを使っていた子ども達も、2周、3周とするうちに落ち着いて稲を刈れるようになり、最後は生活科室の日当たりの良い所ではざかけをして乾燥させました。お手伝いをしてくださった保護者の方、ありがとうございました。
児童の日記から
・今日はビオトープでいねかりをしました。ビオトープに入る前に青木先生にいねのかり方やかまの持ち方などを教わりました。ビオトープに入ると田植えをやった時よりも土がやわらかくなっていました。かまのはの部分がギザギザしていたのでかりやすかったです。米を育てるためにビオトープに入るのはこれでさいごなのですこしさみしいです。(2年女子)
・前までは、水があったのにきょう見たら水がありませんでした。いねは、かまでかりました。1回目は少しむずかしかったけれど2回目からけっこう上手になりました。次にやることは、米を1つぶずつとるさぎょうといっていました。次のさぎょうは大変そうです。(2年男子)
・とうとういねかりがやってきました。6月にうえたあの小さなお米がこんなに大きくなるなんてびっくりしました。気を付けたことはかまが当たらないようにすることです。学んだことはお米がさいしょは食べられないことです。みんな人もしょくぶつも少しずつせい長するんだなと思いました。お米がおいしく食べられるといいなと思いました。(2年女子)
11月4日 1年生活 さつまいもの収穫
1学期に苗を植えたさつまいもの収穫を行いました。
本校の学級農園で、1、2年生は季節に合わせて野菜や花を育てています。
育てている植物の成長過程や特徴は生活の授業で観察します。iPadを活用して、写真を撮ったりスケッチしたりしています。
今回はサツマイモの収穫をおこないました。収穫するだけではなく、算数の授業で「長さ」の学習をしたことを活かして、収獲の際に切り離したツルで長さ比べを行いました。自分の身長の何倍もの長さのツルに子どもたちはとても驚いていたようです。
さらにツルを編みこんでリース作りも行いました。参観にいらした保護者の方と一緒に秋を楽しむことができました。
11月2日 5年総合 Senzoku TV ~番組を作ろう!~
5年生は総合の時間を使って、番組作りの方法を学習しています。
5年生がこのテーマを選んだのは、1学期に見た6年生主催の Open day の映像があったからです。
「わかりやすい!」「面白い!」「自分たちもやってみたい!」という感想が聞かれ、また、来年度は自分たちが取り組むことになることから、映像作りに興味を持ったことがきっかけになっています。
2学期のはじめから「映像のまち・かわさき」推進フォーラムの協力を得て、プロの映画監督を講師に迎え、分かりやすく伝えるコツや撮影の注意点、編集のノウハウなどを教えていただきながら番組作りに励んでいます。
各クラス8人程度のチームに分かれ、チームの全員が監督や助監督、カメラマン、美術といった役割を持ってそれぞれの番組を作っていきます。
今日の活動では撮影を行いました。
前回入念に作成した「絵コンテ」をもとに、講師の先生にアドバイスをもらいながら撮影を進めていきました。
実際に撮影してみると、思いもよらない課題が見つかったり、反対により良いアイデアを思いついたり、なかなか思い通りには進みません。
その都度全員で話し合って修正しながら進めていく、という活動に、創造力やコミュニケーション力が刺激されていることでしょう。
次回は撮影の残りと編集作業になります。子どもたちも教員も完成を楽しみにしています。
児童の日記から
・洗足TVの本番にいどみます!ハンター役のだれがいつどこでつかまるのか、面白くなるようにリハーサルをしたので、成功してほしいです。他のチームとは一味違うのがこのチームの特ちょうなので、その良さが分かるよう、編集も完ぺきにします。ぼくはナレーションもしないといけないので、きん張しますが、楽しくやりたいです。(5年男子)
・明日の総合でさつえいをするので楽しみです。全員、衣しょうは用意してあるので、さつえいには進めそうなのですが、台詞を覚えていないので、覚えないと!明日の休み時間は、それに費やされそうな予感・・・。家庭科やスポーツ大会の練習もあるので、すごく待ちきれません。絶対良いものにして、学習発表会でみんなに見てもらいます!(5年女子)
11月1日 不審者対応訓練
本校では、防犯カメラや守衛の定時巡回など、不審者の侵入を防ぐ対策を講じていますが、万が一のための訓練として、「不審者対応訓練」を行いました。
不審者対応訓練の目的は、
(1)不審者の小学校侵入を想定し、児童を安全かつ迅速に避難誘導する。
(2)負傷者の救護に対処する救護体制を確立する(救護所の設置・救急用具の搬出)。(3)避難行動において落ち着いて(パニックにならず静かに)対応できるようにする。の3つです。
不審者に侵入された際の心がまえや、想定される侵入口、緊急時の校内放送の符丁などを確認しました。
児童の日記から
・朝、不審者が学校に来た場合の訓練をした。校長先生からのお話によると、21年前に「大阪教育大学附属池田小学校」で起きた事件を反省して、このような訓練をしているそうだ。私もお友達と一緒に帰っていたところ、知らない人に「ジュースを飲まないか」など声をかけられたことが何回かある。その時のことを思い出してこわくなった。だから、帰り道は周りを見ながら帰ろうと思った。(3年 女子)
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