イメージング技術の進歩がめざましい昨今、従来では観察が難しい生体内の微細構造や分子動態の観察、微小環境測定など様々なことが可能になりました。しかし、これらのイメージング技術を研究に適用する場合、そもそも顕微鏡についてきちんと理解していないと思わぬ落とし穴に落ちてしまうことになりかねません。本トレーニングコースではただ顕微鏡を使えるようになるのではなく、なぜ顕微鏡を通して微細な構造を観察できるのか、その原理について座学できいて、顕微鏡光学系をみて、次に「自らさわって顕微鏡光学系を組み立てる実習」を通して学習していくことを目標としています。
今回の座学はオンデマンド講義(2025年基礎生物学研究所で実施したOPT講義の録画視聴)、組立実習は現地(農学部 実習室)で実機キットを組み立てる形式で実施します。
実習の雰囲気などお知りなりたい方は、「受講生の声(Voices)」をご参照ください。また、サテライト実習の実施をお考えのイメージング施設関係者の皆さまには「サテライト開催について」をご覧いただければと思います。
受講対象
教員・ポスドク等の研究者・技術職員・院生・学生(北大内に限定しません)
オンデマンド講義は日本語ですので、日本語が十分に理解できる方を対象とします。
応募方法
上記の対象に合う方で受講を希望される方は、申し込みサイトに必要情報を記入ください。
締切は9/6、受講の可否は9/15までに連絡いたします。
注意:全日程の参加が必須です。(部分参加は不可といたします。)
また、実習前日までにオンデマンド受講を終えて下さい。
講義の合計時間は約10時間ですので、計画的な視聴をお願いします。
申し込み締め切り
2026年9月6日(日)
募集人数
6名程度
なお、応募数が多い場合には、応募フォーム記載内容をもとに受講ニーズや学習意欲の高さ、技術・知識の波及効果などを考慮して選考いたします。予めご了承ください。
また、受講の可否に関して通知と、受講確認の返信を数日以内にお願いすることになります。期限までに返信が無い場合には受講を取り消しして時点の方への連絡に移りますので、当方からの案内にご注意ください。
参加費
無料
ただし、夕食を兼ねた交流会(BBQ)を開催する予定です。3,000~4,000円程度のご負担をお願いいたします。
旅費支給
なし
本コースの到達目標(オンデマンド座学受講+現地実習)
(座学・講演はOPT2025の講義内容(録画)となります。採択時にメールにて視聴サイトをお知らせします。講義時間は約10時間ですので計画的に視聴下さい。なお、録画や他者へのリンク情報の共有は禁止します。)
〈講義・実習内容の詳細〉(タイトル・内容は予定です)
光の波としての性質を理解する。
光学顕微鏡の構成部品の機能を特に以下の項目について理解し、正しく使うことができるようになる。
顕微鏡の分解能
クリティカル照明とケーラー照明
デジタル画像の特性
顕微鏡で使う検出器(各種カメラ、光電子増倍管)の特性
蛍光・蛍光イメージングの基礎を理解する。
蛍光
蛍光色素・タンパク質
蛍光顕微鏡の光学系
以下の発展的顕微鏡について、それぞれの特性や原理、用途を理解する。
共焦点レーザー顕微鏡
二光子顕微鏡
超解像顕微鏡
ライトシート顕微鏡
組織透明化技術
サンプル調製の重要性を理解する。
亀井 保博 <基礎生物学研究所>TSB(バイオイメージング解析室)/ABiS(亀井チーム)
谷口 篤史 <北海道大学>
坂本 丞 <浜松医科大学>
堤 元佐 <防衛医科大学校>
大友 康平 <順天堂大学/生命創成探究センター/生理学研究所>ABiS(洲崎チーム)
野中 茂紀 <生命創成探究センター/基礎生物学研究所>ABiS(野中チーム)
洲﨑 悦生 <順天堂大学>ABiS(洲崎チーム)
甲本 真也 <基礎生物学研究所/沖縄科学技術大学院大学(OIST)>ABiS(甲本チーム)
勝木 健雄 <ソーラボジャパン株式会社>
<現地スタッフ(実習当日の参加講師を含む)>
佐藤 昌直 <北海道大学大学院農学研究院>(本会実施責任者)
安井 雅範 <北海道大学大学院農学研究院>
冨菜 雄介 <北海道大学電子科学研究所 ニコンイメージングセンター>ABiS(三上チーム)
中野 和佳子 <北海道大学電子科学研究所 ニコンイメージングセンター>
小林 健太郎 <北海道大学電子科学研究所 ニコンイメージングセンター>
谷口 篤史 <北海道大学電子科学研究所>
野中 茂紀 <基礎生物学研究所/生命創成探究センター>ABiS
亀井 保博 <基礎生物学研究所>ABiS
<協力スタッフ(OPT運営事務局)>
斎田 美佐子 <基礎生物学研究所 バイオイメージング解析室>
高木 知世 <基礎生物学研究所 バイオイメージング解析室>
浅尾 桃子 <基礎生物学研究所 超階層生物学共同利用推進室>ABiS
市川 千秋 <基礎生物学研究所 超階層生物学共同利用推進室>
<スーパーバイザー>
三上 秀治 <北海道大学電子科学研究所 >ABiS(三上チーム)
スタッフ8名、応募4+3名、受講生6名
(OPT全体に関する事)
OPT運営事務局(基礎生物学研究所・超階層生物学センター・バイオイメージング解析室)
opt_office[at]nibb.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください。
(申込フォームおよび現地運営に関する事)
申込フォームおよび直前・当日の連絡等:北海道大学農学部応用分子昆虫学 011-706-2402 (担当: 佐藤)
satoxlab [at] agr.hokudai.ac.jp ※[at]を@に置き換えてください。
お問い合せの際に、他コースとの区別のために必ず「OPT北海道2026Autumn札幌」を含むタイトルとして下さい。