OPT2025に参加して
私は現在、ハムスターを用いた急性呼吸器窮迫症候群(ARDS)における肺線維化の治療法開発に取り組んでおり、肺組織のコラーゲン線維や肺胞構造の正確な観察を必要としていました。しかし、私自身、顕微鏡の経験が浅く、所属研究室にも観察ノウハウが乏しかったため、今後の研究を加速させるべくOPT2025への参加を決意いたしました。
高校で物理を選択していなかった私にとって、光学は非常にハードルの高い分野でしたが、座学では図解や写真を用いて基礎から丁寧に解説していただき、未経験者でも感覚的に理解できるような配慮を随所に感じることができました。曖昧だった用語の定義から構造・原理・役割までを体系的に学べたことは大きな収穫です。
顕微鏡を組み立てる実習では、レンズ配置や光源調整を自ら行うことで、座学で学んだ各素子の役割を文字通り「体感」することができました。「なぜ見えるのか」という仕組みを肌で感じたことで、抱いていた苦手意識も完全に払拭されました。
最後になりますが、熱心にご指導いただいた講師・TAの先生方、運営の皆様、そして刺激をくださった受講生の皆様に心より感謝申し上げます。本コースで得た知見を最大限に活用し、今後の研究に励みたいと思います。
顕微鏡光学系組立実習の様子(渡邉さんは右手のグループ)
集合写真(受講生+講師陣)(渡邉さんは一番左)
世話人(亀井)追記:受講者全員の中から勝ち残った強者の渡邉さん、ご寄稿ありがとうございます。かなり濃密な3日間だったと思いますが、今後の仕事に活かしてください。復習には講義資料等をご活用頂ければ幸いですが、ご質問やご相談はいつでもメール等でご連絡下さい。
最後に、いつもの世話人の皆さま(TA・講師陣)、そして講演をして頂いた洲﨑先生、永井先生もありがとうございました。協賛いただいたメーカの皆さまもありがとうございました。
講義・実習の様子を一部下に貼り付けておきます。
講義の一場面(谷口講師)
講義の一場面(坂本講師)
講義の一場面(堤講師)
組立実習の様子(蛍光クリティカル照明)
実機(980Airyscan2)実習(市川さん)
実機(Stellaris8Falcon)実習(長利さん)
修了証授与(根本より渡邉さんへ)