追手前高校吾北分校から、交流の証としていただいたもち米を、保護者の方や地域の方に協力していただいて、臼や杵を使ってついてお餅にし、みんなで丸めました。重い杵を持ち上げては振り下ろす作業は、一瞬でも気を抜くと、お餅をこねてくださっている方の手を叩きそうになるので大変でした。しかし、コツを掴んで徐々に上手くできるようになりました。つきたてのお餅は柔らかく、なかなか形が定まらないので苦労しました。最後はみんな各教室でできたてを美味しくいただきました。作ったお餅は鏡餅などにして、保育園と小学校と吾北分校、朝霧荘、本川教育事務所に届けました。今回、吾北分校で田植えから農業体験をさせていただいたことで学んだことはたくさんあります。今後も食べ物への感謝の気持ちを大切にしたいと思います。
毎年恒例となったみどり寮クリスマス会では、今年も一人一人がオリジナルのクリスマスケーキを作り、チームごとにその出来栄えを競いました。評価規準は、①美味しそうか、②夢があるか、③きれいか、の3つでした。みごとグランプリを獲得したチームは、お菓子のレイをゲットしました。また、どのチームのケーキも創意工夫されたデザインで、それぞれの個性が溢れていました。サンタさんからのクリスマスプレゼントの後は、みんなで美味しくケーキをいただきました。3年生を中心にみんなで協力して行った楽しいクリスマス会は、思い出に残る行事の一つとなりました。
12月16日に高知みらい科学館から講師の先生方が来てくださり、5,6校時に出前授業が行われました。
授業の内容は2つあり、「発電させてみよう。」ではまず発電について学び、手回し発電機や風車での発電の他、ペルチェ素子を使っての発電などを学びました。「DNAをみてみよう。」ではDNAについて学び、ブロッコリーのDNAを抽出して肉眼で観察することができました。DNAは目に見えないと思っていた生徒が多く、皆が驚いていました。
今年の保小中合同マラソン大会は、昨年に続き雲ひとつない晴天に恵まれました。11時10分の小学生のスタートで幕を開け、続いて保育園の園児、11時30分には中学生がスタートしました。例年より練習期間が少なかったのですが、5チームに分かれ、1人2㎞の駅伝方式で行いました。沿道では保護者や地域の方々の温かい応援が川沿いに響く中、今年も大会記録を男子が塗り替え、素晴らしい結果になりました。日頃からの部活動の朝練習や土日の個人での練習、また、体育の授業で切磋琢磨しながら熱心に走ってきた成果が現れた大会となりました。
2年生が家庭科の授業で茶道を本川プラチナセンターの和室を使って学びました。初めて茶道を体験する生徒もいましたが、茶の歴史や作法に触れ、感銘を受けました。季節の和菓子と自分たちでお互いに点てたお茶をいただき、日本の伝統文化に触れる優雅な時間を過ごすことができました。この日は日頃からお世話になっている先生や寮母さん、本川教育事務所の方々、1,3年生にお茶を差し上げました。上手にお茶を点てて呈茶席の運営をし、今年も大好評でした。
3年生の家庭科では幼児の生活と遊びについて学習しました。その中で幼児の年齢と興味・安全を考えながらボーリング、輪投げ、だるま落としなどのおもちゃを作り、この日は本川へき地保育園の園児とふれ合い体験をさせていただきました。
目線を合わせてしゃべったり、いいお兄さん、お姉さんとなって幼児の年齢にあわせて遊び方を変えたり、これまでの学習を活かした活動をして楽しく過ごすことができました。