新年最初の大会となった冬季大会は、日ごろの練習の成果を最大限に発揮し、男子団体戦ではベスト8と好成績を収めることができました。惜しくも初戦で負けてしまった選手もそれぞれが精一杯頑張って成果と課題を発見することができ、今後の練習に生かせる内容でした。今後は強いメンタルと技術の習得に向けて、レベルの高いチームとの練習試合を予定しています。
本川中学校恒例の餅つき大会も第15回目を迎えました。開かれた学校づくりの活動の一環として、地域や婦人会、朝霧荘等との交流を図ることを目的に、今回もたくさんの方々のご協力のもと実施することができました。もち米は秋に追手前高等学校吾北分校で収穫をしたものを使用しました。本川へき地保育園の園児と長沢小学校の児童も参加し、体験をしました。初めて餅つきを行う人も多く、杵の重さに苦労していました。しかし、地域の方々のご指導と上級生が下級生を手伝う場面もあり、上手に餅をつくことができました。できあがったお餅は調理室で丁寧に丸め、その後、生徒会が本川へき地保育園、長沢小学校、朝霧荘(デイサービスセンター)と給食室に贈呈をしました。つきたてのお餅は柔らかく、中に入っているあんこの甘さに微笑んだ一日でした。
高知みらい科学館の職員の方を招聘して、「竹炭の電球の作成」と「モーターの作成」を体験しました。モーターの作成では、銅線と単三アルカリ電池、強力磁石などを使用して行いました。生徒たちは銅線を曲げることに苦戦を強いられましたが、何とか電池と結合させることができました。電池に触れた銅線はクルクルと周りはじめ、自分たちで作ったモーターに喜びの声があがりました。
竹炭の電球は、トーマス・エジソンが発明したことで有名です。生徒たちはアルミホイルに包まれた「竹ひご」をコンロであぶり、竹炭を作りました。その竹炭に電気を通して電圧を上げると竹が光ります。暗くした教室のあちらこちらから眩い光が見え、光に照らされた生徒の表情はとても輝いていました。
当日お越しくださいました高知みらい科学館の指導主事の先生方、大変貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
毎年の恒例となっている「みどり寮クリスマス会」を行いました。寮生たちはクリスマスケーキを作り、サンタクロースとトナカイに扮した保護者からプレゼントを頂きました。来年もサンタさんが来てくれるように、勉強と部活動に励んでくれることでしょう。
多数の保護者の方に来校していただき、授業を見ていただきました。2時間目は全クラスで道徳の授業を行い、生徒たちは少し緊張をしている様子でしたが、積極的に発表をする姿が見えました。
3時間目からは、昨年度本川中学校にいらした高知県人権啓発センターの高橋秀輔先生を講師にお招きして人権講演会を行いました。生徒たちは久しぶりに会う高橋先生に大喜びでした。人には様々な個性があり、それを自分も他者も大切にしてほしいという高橋先生の話に生徒も保護者も耳を傾けて聞いていました。遠方からお越しいただきました保護者の皆様、当日はご参観いただきありがとうございました。
3学期から生徒会執行部と各委員長が新しくなります。立候補者は推薦者の応援演説を受けて、全校生徒の前で公約を述べました。どの立候補者も学校を更に良くしたいという思いが感じられる素晴らしい演説でした。これまで生徒会を引っ張ってくれた前任の生徒の皆さんは本当にお疲れさまでした。皆さんが力を合わせて築き上げた本川中学校を、新しく生徒会執行部と委員長に就任する皆さんが、更によい学校にしてくれることと思います。とてもよい選挙ができましたね。
高知大学医学部のピア部の皆さんに「命」や「性」について教えていただきました。ピアというのは英語で「Peer:仲間」という意味だそうです。ピア部の皆さんは性や命の誕生について劇をしながら私たちに楽しく、そしてわかりやすく教えてくれました。また、大学生を交えてのグループディスカッションなどもあり、たくさん話をすることができました。今回の話を聞いて、自分と他人を大切にできる人になってほしいと思います。
本川中学校PTA会長がもみの木を届けてくださいました。生徒会の皆さんが飾りつけをして立派なクリスマスツリーになりました。クリスマスが近づいてきました。生徒たちはサンタさんに何をお願いするのでしょうか。
寒空の下、沿道には今か今かとランナーを待ち受ける地域の方々の姿が見えました。
11時10分。まず、長沢小学校の男女13名が一斉にスタートしました。沿道からは「来た来た!おーがんばれー!」などの声援が飛び交いました。その2分後には、本川へき地保育園の唯一の年長さんである女の子が先生と共に走ってきました。どの子も最後まで懸命に走りました。中学生は11時30分にスタートしました。駅伝方式で1チーム4名の合計5チーム(赤、白、緑、黄、青)で競い合い、どのチームも必死になって仲間にタスキを渡しました。今年の優勝チームは白チームでした。仲間と協力をして繋いだ思い(タスキ)は来年も引き継がれていきそうです。
マラソン大会終了後は、肉じゃがやぜんざいなどの温かい給食とスポーツドリンクで疲れを癒しました。 たくさんの声援をおくっていただきました保護者や地域の皆様、当日は交通整理等にもご協力いただきありがとうございました。また、来年もよろしくお願いいたします。