3年生は、長沢地区にあるデイサービスセンターで福祉体験をさせていただきました。実際に体験をさせていただく中で大きな学びがありました。
お世話になりました施設のみなさまありがとうございました。
本校では望ましい職業観を養うことなどを目的に、毎年2年生が職場体験学習をしています。今年も、6月18日(火)から20日(木)までの3日間、いの町内の事業所4か所で行いました。お世話になりました事業所のみなさまありがとうございました。
事業所の方の温かいご指導のもと、鑑識体験など日常の生活では体験できない事や、接客業などの学校生活ではできないことを体験し、充実した3日間を過ごすことができました。緊張しながらも、一生懸命に働く生徒たちの姿や笑顔がとても印象的でした。
この体験学習をこれからの生活に生かし、進路選択につなげてほしいと思います。
6月18日に、地域に住む増井さん宅でパン作りをさせてもらいました。増井さんは、学校給食のロールパンを作ってくださっている方です。ロールパン、チョコチップ、ごまチョコチップ、ココア、ベーコンエピ、ツナコーンの6種類を作りました。焼き立てのパンはどれも美味しく、楽しい昼食になりました。
昼食を食べてからは、大橋ダム、四国電力本川発電所へ見学に行きました。本川発電所では、地下に行かせていただき、実際に水力発電を行っているところを見学することができました。電気についての学習もでき、盛りだくさんの一日でした。地域のみなさま、四国電力のみなさまありがとうございました。
高齢者理解の授業として、いの町社会福祉協議会本川支所の協力のもと、うらしま体験 (高齢者疑似体験)を行いました。老人性難聴を体験するための耳栓、白内障と視野狭窄症を体験するための特殊めがね、筋力低下や関節の動きにくさを体験するための重りやサポーター、手先が動きにくくなるという体験をするための手袋などを身に着けて体験をしました。歩行は足が重くて動き辛く、手先を使う細かい作業には時間がかかり、新聞や道路標識はほとんど見えませんでした。また、車いす体験や視覚障がいのある方の体験としてアイマスクをし、白杖を持っての歩行なども体験しました。周りが見えないということに恐怖を感じ、白杖で周囲の安全を確認しながら友達の声を頼りに一歩一歩慎重に歩きました。車いす体験では、段差のあるところや障害物があるところでの走行は難しく、車いすで生活している方の気持ちが分かったと思います。6月18日、19日には長沢にあるデイサービスセンター朝霧荘で福祉体験をさせていただきます。今回の体験を活かして、高齢の方々と接してほしいと思います。
中高交流農業体験学習として、高知県立高知追手前高等学校吾北分校で吾北中学校、池川中学校と 合同で田植えを体験させていただきました。
吾北分校の先生から説明を受け、苗を持っていざ田んぼへ。素足で田んぼの中に入るのをためらいながら一足入ると、あちらこちらから”うわ~!!”や”キャー!”という悲鳴と笑い声が聞こえてきました。やはり田んぼの中は不思議な感触がします。
吾北分校の生徒さんたちに田植え綱を持っていただき、そのしるしにあわせて田植えをしました。上級生は慣れており、手際よく田植えをしていきました。一方、今回初めて田植えをする下級生は上級生の姿を見よう見まねで真似をし、苗を植えているうちに見違えるほど上手になりました。植えた餅米は10月に収穫し、年末の餅つき大会で使用します。
吾北分校の皆さん。毎年貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございます。
待ちに待った地区大会が行われました。この大会は県総体の予選となる大事な大会であるとともに、1年生はデビュー戦となりました。生徒たちはこの大会に向けて日々努力を重ね必死に練習してきました。どのコートでも白熱した試合が見られ、激励の声が観客席から体育館に響き渡っていました。特に決勝戦では一球一球に歓声が沸き起こり、会場中がドキドキしながら試合を見守りました。
結果は男子ダブルスで優勝、団体戦では男子が、個人戦では男女あわせて9名が県総体への出場切符を手にしました。今後は四国大会への出場を目指し、生徒たちは熱き闘志を燃やしています。
「いのち育て」は、いの町内の全中学校の2年生を対象に実施されています。本事業の目的は乳幼児とのふれあい体験を通じて「生命の大切さ」を学び、また、妊婦疑似体験やいのちの教室の講話を通して「命の誕生」や「自分も人も大切にできる”思いやりの心”」を育み、将来の健全な母性や父性の形成を目指すことです。
前半は本川へき地保育園の乳幼児とふれあい体験をしました。実際に乳幼児に触れ、そして我が子を見守る親の姿を感じることができました。
後半は”妊婦疑似体験”をしました。およそ10kgの妊婦スーツを着て、「靴下をはく」、「体を横にする」、「立ち上がる」などの動作を体験しました。いつもは何気なくしていることがとてもしんどく感じられ、お腹の中に宿る命を守るために気を遣いながら生活をする妊婦さんの大変さを実感できました。生徒の感想には「幼児との遊びをしているときに危ないと思える場面が多くあり、怖いと感じた。また、言葉がなかなか通じないので難しいと思った」、「妊婦疑似体験では命の大切さ、母の辛さを学べた。苦労をするから愛情が生まれるのだと思った。健康に生んでくれた母さんにありがとうと伝えたい。」、「子育ては大変だと思った。私を産んでくれた母や育ててくれた家族に感謝したい。」など、命の大切さ、育児の大変さ、愛情をもって育ててくれていることへの感謝などを学び、感じることができました。
救急車が現場に到着する時間は全国平均で約8分。さらに、病院へ搬送されるまでの時間は約40分。かなりの時間がかかります。心肺停止や大量出血の場合に応急手当をしなければおそらく助かる確率は低くなるでしょう。もし目の前で人が倒れたら、周りに人がいなくて自分1人だったら助けられるだろうか。誰もが不安と恐怖に駆られる救急時にどのように対処すればよいのでしょうか。
この日はそんなもしもの時におちついて対処ができるように「仁淀消防組合吾北分署」から救急救命士2名と消防官2名の合計4名の方に来ていただき、救命救急法を教えていただきました。心肺蘇生法とAEDの使用方法、また、死戦期呼吸、循環サインなどの専門的なことも教えていただきました。その後は男女に分かれて実習をしました。はじめは戸惑いが見られましたが、友達が実習をしている姿を見て学び、後半は指示がなくても迅速に対応することができるようになりました。心肺蘇生法を練習した後は毛布や椅子、人力での搬送法を学びました。また、のどに物を詰まらせたときの対処法として、ハイムリック法と背部叩打法などを教わりました。
救急時にはこの講習で習ったことを思い出しながら、勇気を出してすぐに行動できる人になってほしい と思います。
子どもたちが待ち望んでいる水泳の授業がまもなくはじまります。昨年9月から長期に渡って使わなかったプールの底は落ち葉や泥で真っ黒になっており、プールサイドなどに苔が生えているところもありました。
全校生徒で持ち場を決め、落ち葉を取り除いたり、ブラシで磨いたりと休むことなく協力しながら掃除をしました。なかには勢い余って転んでしまう生徒もいましたが、ケガもなく無事に掃除を終えることができました。掃除後は見違えるほどきれいになり、太陽の光が反射するほど青く輝くプールになりました。今後は谷の水を入れ、満水になれば水温が上がるまで待ちます。近々、子どもたちの楽しげな声がプールから聞こえてきそうです。
本年度の参観日は恒例の給食試食会、スポーツ交流会に加え初の試みとして「校内コンサート」を開催しました。
【校内コンサート】では、ソプラノ歌手 森下亜理さん、ピアノ伴奏者 野村朝子さんのお二人をお招きしてのコンサートでした。本場イタリアでレッスンを重ねた森下さんの歌声と野村さんの繊細かつ大胆な演奏が体育館を響かせました。アンコールを含めた11曲を感動に包まれながら聴き、本物に触れるという貴重な体験ができました。中でも森下さんの魂を込めた「アベマリア」は眼を潤ませながら聴き入る観客の姿もいました。また、1778年にモーツァルトが作曲した「キラキラ星変奏曲」12曲のうち4曲を披露してくださり、夜空に輝く星空が目に浮かぶような音色にみんなが聴き入りました。さらに、アンコールの「アメージング・グレイス」には全員が圧倒されました。
【給食試食会】の今年のメニューは「シイラのマヨネーズ焼き、磯部あえ、沢煮椀、梅ゼリー」でした。常に大好評の給食試食会には今回は全校生徒をはるかに上回る約30名の参加がありました!美味しい給食に舌鼓を打ちながら昼食場所が盛り上がっていました。
【スポーツ交流会】は保護者と生徒と教職員が一緒になっていい汗をかくことができました。子どもたちの授業の成果も発揮できましたが、保護者の方も町PTAバレーボール大会に向けての特訓!?の成果をいかんなく発揮できたと思います。珍プレー好プレーが入り乱れる中、決勝戦ではいわゆる「ガチ」の勝負でセットカウント1-1で得失点でも同点となり、設定した特別延長戦もフルカウントの熱戦となりました。