追手前高等学校吾北分校の文化祭に参加しました。
今年の文化祭には、高知西高等学校の卒業生である藤原大輔さん(来年に開催されるバドミントン東京2020パラリンピック代表候補選手)による講演会が行われ、本校のバドミントン部は藤原選手の貴重な体験やアドバイス等の話を聞くことができました。講演後は、男子キャプテンと女子キャプテンの2名が藤原選手とハーフコートでの1点先取ゲームに参加をさせていただきました。2人とも貴重な経験をすることができたと思います。その後は、本川中学校、長沢小学校の全校生徒と職員で書いた応援フラッグを本校の生徒会長が藤原選手に手渡しました。講演後は、吾北分校の生徒やPTAが行う出店や吾北分校の清流太鼓部や軽音楽部の演奏を楽しみました。吾北分校の高校生からパワーをたくさんもらうことができました。
今大会は、冬季大会(令和2年1月18.19日)と来年度に行われる地区大会のシード権をかけて行われました。1年生は2回目の公式戦となり、緊張をしている面持ちでしたが、日ごろの練習の成果を精一杯発揮できた試合が多く見られました。1回戦でおしくも敗れてしまった選手の中には、悔しさのあまり涙を流す場面もありました。日々の練習を本気で頑張ってきたからこそ流れた涙だと思います。大会2日目に駒を進めた選手は3名おり、おのおのが自己の成果と課題を見つけることができたと思います。今後は、今大会での経験を生かし、さらに練習に熱が入りそうです。
当日は応援にかけつけてくださいました保護者の皆様、たくさんのご声援をいただきありがとうございました。
10月に稲刈りをした稲を、吾北分校の「生活環境型・農業科」のみなさんが脱穀、精米して、本校へ届けてくださいました。届けられた餅米はうるち米とは違い、白色をしていました。播種・育苗作業から精米までの作業を実に丁寧にやられているからこそ、この美しい餅米はできるのだと感じました。吾北分校のみなさん今年も本当にありがとうございました。いただいた餅米は12月の餅つきに使わせていただきます。
本校の文化祭は保育園、小学校、中学校が合同で行います。今年度もたくさんの方々が会場に来てくれました。オープニングは中学生による「本川若衆太鼓」で始まりました。10月6日の地区民運動会でも披露しましたが、その時よりも表現や演奏に深みが増し、全体の息もぴったり合っていました。日々の練習が実を結んだ瞬間でした。また、「本川花取り踊り」も大勢の観客の前で堂々と踊ることができ、1年生も大きな声で歌うことができました。本川の伝統芸能を受け継ぐ人として、後世に伝えていってほしいと思います。その後は保育園、小学校、中学校、PTAによる様々な発表がされました。生徒たちは文化祭に向けて、授業だけでなく自分たちの時間も割いて取り組んできました。自分の役割や責任を果たし、仲間と試行錯誤して作った作品はどれも輝いて見えました。
今年のPTAの発表は昨年にも増して趣向を凝らした舞台で、会場を笑いの渦に巻き込むとても楽しい舞台発表でした。また、保育園の発表では、可愛らしい劇や、歌などがあり、会場全体が和やかな雰囲気になりました。小学校の発表では、本川の伝統芸能である「本川神楽」や米津玄師の曲「パプリカ」に合わせたダンスが披露されました。日々の努力が伺える舞やダンスは素晴らしいものでした。年々グレードアップされる発表の数々に、来年の文化祭に胸をふくらませる人も多いと思います。