Books (to be) written by Akira Shimizu
清水が書いた(書く)本
論文や本などの出版物のリストは,業績リストにありますが、
このページは、清水明の著書について、詳しい情報を提供するページです。
last update : 2025/04/07 「量子の時代」の一部をアップしました.
Books (to be) written by Akira Shimizu
清水が書いた(書く)本
論文や本などの出版物のリストは,業績リストにありますが、
このページは、清水明の著書について、詳しい情報を提供するページです。
last update : 2025/04/07 「量子の時代」の一部をアップしました.
News: 統計力学+熱力学+量子論の体系化について,東京大学理学部物理学教室コロキウム(2025/01/24)でお話ししたときのスライドを公開いたします.研究のご参考にもなるかと思いますし,拙著の執筆方針についてのご参考にもなると思います.
マクロ系の非平衡統計力学
(書くと言ってしまいました...2029年頃の出版か?? それまで生きている???)
統計力学の基礎 (日本語版と英語版)
(全2巻か3巻になる予定です.日本語版第I巻は2024年9月に出版されました)
(東大出版会、2007年刊)
(サイエンス社 新物理学ライブラリー2004年4月刊)
(サイエンス社 臨時別冊・数理科学 SGSライブラリ 2003年3月刊)
Low-Dimensional Systems ー Interactions and Transport Properties
(ed. T. Brandes, Springer, 2000)
Chap 1. Nonequilibrium Mesoscopic Conductors Driven by Reservoirs
(with Hiroaki Kato)
Mesoscopic Physics and Electronics
(T. Ando et al. eds., Springer, 1998)
section 4.2: Theory of Electron-Photon Interaction
今後の、出版(した方がいいかなと思う)物のリスト
注意: もしも他の物理学者が、清水が気に入るような内容の本を出版 してくださったら、清水が書く意義がなくなるので、出 版を中止します。(誰か書いて~!)
「量子論の基礎」「熱力学の基礎」「統計力学の基礎」,それぞれの英語版
論文のrefereeをやったり、自分の 論文に対する referee report を見るたびに、これらの本の英語版があればなぁとつくづく思います。ただ、いずれも出版社は決まったのですが,ぐずぐずしているうちに担当編集者が定年退職したり,なかなか進みません.最近は,まず日本語版を完成させて,あとはAI翻訳を駆使して一気に英語版を出そうかと考えています.
量子論の発展(4年生~大学院以上向け)
拙著「量子論の基礎」の 続編です。普通の量子論の教科書ではあまりきちんと解説されていないような内容を中心に書く予定です。その代わり、角運動量の理論とか摂動論などの、どの 教科書にも書いてあるような内容はカットします。そういうことは他の本で学んであることを前提にします。(「量子論の基礎」を読んだ後に何を勉強すればよいかは、「量子論の基礎」の終わりの方にある「さらに 学びたい人のための指針」に書いてあります。)
あと、おまけですが…
科学(といっても清水に分かる範囲)について,ワクワクするような物語を読むことで身につけられるような小説
書きはじめてはいて,それをかつて在籍した民間企業の同僚などに読んでいただいたところ,思いのほか好評でした.しかし,「統計力学の基礎」の続編や,「マクロ系の非平衡統計力学」や,既出版の本の英語版の執筆が優先かなぁ… そろそろ,こっちを書きたいなぁ…
楽しくてスカッとするSF小説
単に、書いてみたい、というだけでして…。
教科書などの文献を読むときの一般的な注意
科学用語の場合、「名は体を表し」ません。ですので、科学用語は、言葉としての意味(漢字や英語の意味など)から、科学としての意味を読み取ろうとか、理解しようとしてはいけません。 とくに、歴史が長い用語ほど、そうです。用語は、最初にその用語を使いたいと思ったときに作られます。そのときに思われていたものと実体がまるで異なることが、その後の研究で明らかになっても、たいていの場合、用語はそのままです。 たとえて言えば、尻尾だけ見て動物に名前を付けて、体全体を調べ終わった後も、その名前を使い続ける、というようなものです。
そのため、用語の言葉としての意味が、科学としての意味の中核から外れてしまう、という事例が山ほどあります。 例:「量子力学」
また、大雑把には外れていないけど、科学用語としては、その大雑把な範囲内のごく狭い範囲しか当てはまらない例もたくさんあります。 例:「永久機関」
もちろん、分野や文脈によって、同じ言葉がまったく違う意味に使われることもあります。例:古典論から量子論へ移る「量子化」と、アナログ音声をサンプリングしてデジタルデータにする「量子化」
このような事例をいちいち列挙して分類しても、時間の無駄なので、「科学用語は単なる呼び名で、呼び名自体には意味はない」と考えておく方がいいと思います。 「本当はホニャララと呼んでもいいんだけど、それでは不謹慎に思われるから、かっこいい名前にした」と思っていればいいでしょう。
御意見・御質問を歓迎いたします。
ただし、返事には数ヶ月以上かかる可能性があります。〆切のある仕事が優先なので、質問に答えるのは、どうしても後回しになります.
また、どこの誰とも名乗っていないメールには、いっさい返事はし ません。怖いですから。
以上を承知していただいた上で、連絡フォームにてご連絡ください。