A:語学学習をまず始めてください。語学力は、現地の適応に直接影響することが多いです。各国のAFSからは毎年、日本からの派遣生に対して、語学力不足によるコミュニケーション能力につい て指摘されています。語学力不足によって適応に支障をきたす例がこれまでにも多く報告されています。留学先での生活に早く適応するため、出発までにしっかりと留学先の言語を学習しておくことが大切です。相手の言うことを正しく理解し、自分の気持ちや意見をしっかり相手に伝えられるよう、特に会話の勉強に励んでください。また、あわせて、英会話(英語)の勉強もすることも強く推奨します。Q:出発前に気に留めて置くべきことは何ですか?荷物の詳細が知りたいです
A:出発準備のページをご確認ください。「AFS留学のしおり」も確認してください。Q:USA派遣ですが、出発直前作成の英文健康診断書(Health Form Addendum)について、分からない点があります
A:「USAよくある質問」をご参照ください。Q:出発日変更やプログラム中止の可能性はありますか
受入国審査に合格し、査証手続きなどが完了しても、状況によっては出発日の変更や渡航が数か月後ろ倒しとなったり、出発前にプログラム自体の実施が中止となったりする可能性があります。また、出発後も状況によっては、プログラムが中止となり、緊急帰国となる可能性があります。以下に、実際に起きたケースを記載していますので、参考にしてください。*実際のケース*① 受入生の来日延期日本も受入国として、世界各国から留学生を受け入れています。2021年度春組生として、当初3月下旬に留学生約60名が来日予定でしたが、日本政府の感染症拡大対策の出入国規制による査証発給手続き停止の状況や、オリンピック・パラリンピック開催のための入国制限から出発日の変更が続いたため、該当の生徒に希望を伺い、22年度プログラムへの振替対応を行いました。受入国として留学生の安全確保を最優先に考え、出入国制限や査証取得可否、国内の医療体制の状況などを注視しつつ、受入プログラムを実施しています。② 68期冬組のハンガリー派遣中止当初、2021年1月に出発を予定していたハンガリー派遣生ですが、ハンガリー国内での新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、査証手続きに大幅に時間を要したことや、ハンガリー国内での家庭・学校への配属が大変難航したことにより、予定通りの受入プログラム実施が難しい状況となっておりました。AFSの交換留学は通学プログラムですが、それに不可欠な配属がままならなず、またビザ手続きがスムーズに進まないことから、出発予定日の2カ月前にプログラム中止の判断が下されました。③ 68期夏組で派遣中止になった国査証手続きや配属先確保困難の観点から、派遣生の安全を第一に考慮し、ブラジル・中国・ホンジュラス・メキシコ・ロシア・インド・インドネシアへの渡航を中止としました。A:例年、冬組の場合は出発前オリエンテーションまでに、夏組の場合は6月末までに出発案内を送付していますが、状況に応じて変更があります。出発日の目途が立った時点(予定日の約1か月前ごろ目安)で、出発便を派遣生連絡サイトに掲載しご連絡しますのでお待ちください。A:CZE, DEN, FIN, FRA, GER, NED, NOR, SUI, USAなど、国によっては、配属の決定時期や査証取得の状況などにより、出発日をあらかじめ複数設定しているケースのことです。どの出発日になる可能性もありますので、そのつもりでいてください。持参されるお薬について、出発時に検疫で持参理由を尋ねられる場合があります。検疫官に個人利用でないことをご説明する必要がある場合、出発時に空港でお渡しする書類を見せることで、10カ月間留学する高校生であることはご説明できると思いますが、持参薬を英語で説明する必要がある場合は、次のリンクをご参考にご準備ください。
留学期間中の十分なお薬の量のご用意が難しい場合は、医師に英語の処方箋を書いてもらうこともお勧めいたしますが、現地での薬の購入費用は自己負担となることをご了承ください。医師が処方箋を発行できない場合、現地で専門家の診断を受け、同じく自己負担で薬を処方してもらう必要がありますのでご認識ください。