本プログラムはAFSとオーストラリア・タスマニア州政府が連携して実施する、原則半年又は1学年間の学校通学プログラムです。タスマニア州政府が認定した家庭にホームステイをします。タスマニアの公立学校に在籍する生徒の97%以上が地元の学生であるため、英語習得に適した地域と言えます。英語初級者でも留学でき、成績証明書も取得可能です。本プログラムは交換留学の目的である地域生活の体験と異文化理解の深化を重視しながらも、より柔軟な選択肢を持つ正規留学の要素も含まれるプログラムです。
タスマニアの教育制度ではJunior High School(中学)がYear7-10、College/Senior High School(高校)がYear11-12と分かれています。2026年派遣のAFS Global Choice オーストラリア・ホームステイプログラムでは2008年生まれの生徒はYear12に、2009年生まれの生徒はYear11に配属される予定です。
タスマニア州政府が直接運営するホームステイプログラムは、留学生が地元のオーストラリアの家庭とコミュニティーを経験できるよう、安心、安全で温かいホームステイを提供しています。すべてのホストファミリーが家の設備やケアで高い水準をクリアするよう、年に二回の家庭訪問に加えて、直接連絡を取り合っています。AFSプログラムに限らず他の留学生と共に一つのホストファミリーに配属される可能性がありますが、その場合は同じ国や言語の留学生と共同配属にならないように配慮します。
タスマニアの公立学校の留学生と現地学生の比率はおよそ1対40ですが、すべての生徒が学習目標を達成し、満足のいく学業成績を修められるようサポートします。福祉関連のサポートサービスの提供(カウンセラー、心理学者など)もあります。
各学校には必ず留学生のためのアドバイザー(International Student Advisor: ISA)がいて、勉強や生活などについて個々の留学生に合わせたサポートを行います。州政府国際教育部と定期的に連絡を取り合っています。
さらに、タスマニア州政府国際教育部は、留学生が必要な時にいつでもサポートが得られるように24時間体制の緊急電話サービスを提供しています。
年間: 2026年2月上旬~12月上旬<予定>
セメスター: 2026年2月上旬~7月上旬<予定>
タスマニアはオーストラリアの隠れた宝石のように、美しい自然、安全な環境、質の高い教育があります。世界遺産の自然公園や豊かな海の風景が広がる中で、新しい文化や生活スタイルを体験できます。現地の友達との新しい出会い、英語力の向上、そして自然と触れ合う中での成長は、留学生にとってかけがえのない経験になるでしょう。タスマニア留学は、あなたの人生を豊かにする一歩になるでしょう。タスマニアの豊かな自然には様々な野生動物がいます。跳躍する姿が魅力的なカンガルー、愛らしい歩き方で人々を魅了するリトルペンギン、そして特徴的な鳴き声と行動で知られ、訪れる人々に強い印象を与えるタスマニアデビルなどが生息しています。タスマニアに留学したら、珍しい動物たちとの出会いがあるかもしれません。
以下のような科目が選択可能です。English as an Additional Language(EAL)のみ必須科目です。その他は現地に着いてからスクールカウンセラーと相談して選びます。
English Language
English as an Additional Language
English Communication
English Studies
English Writing
Science, Technology, Engineering and Mathematics (STEM)
Mathematics Specialised
Mathematics Methods
Mathematics General
Physics
Physical Sciences(combination of Physics and Chemistry)
Chemistry
Biology
Environmental Science and Society
Electronics
Computer Graphics and Design
Housing and Design
Technical Graphics
Computer Science
Information Systems and Digital Technologies
Economics, Business and Law
Accounting
Business Studies
Economics
Legal Studies
Languages
Chinese
French
German
Japanese
Italian
Humanities and Social Sciences
Australia in Asia and the Pacific
Asian Studies
Ancient History
Modern Hisory
Geography
Legal Studies
Philosophy
Psychology
Civics and Citizenship
Studies of Religion
Health and Physical Education
Sport Science
Sport Management
Health Studies
Outdoor Education and Leadership
Athlete Development
Introduction to Nursing
Creative Arts
Media Production
Music
Drama
Dance
Art Theory
Art Practical Studio (includes Graphic Design)
各学校では、教科書、計算機の貸し出しを行っています。図書館も利用できます。
ご自身のノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどの電子機器を自宅から学校に持ち込むことを認めていますので、ぜひ日本から持参しましょう。
なお、授業時間中のスマートフォンの使用は禁止されています。
以下の7校より、①南部から1校、②北部・北西部から1校、計2校をお選びいただくことが可能です。ただし、ホームステイの空き状況に応じて必ずしも希望する地域に配置できない可能性がありますので、予めご了承ください。各学校の特徴はこちらよりご確認ください。
①南部
②北部・北西部
なお、オーストラリア全土には、世界中から様々な留学プログラムを用いて留学生が集まります。そのため、1つのご家庭で複数の留学生を受け入れるケースは大変一般的です。到着後に、家族のほかにすでに受け入れている留学生がいることが分かる場合や、途中から追加で留学生を受け入れる場合など様々で、特にAFSからご連絡は差し上げていませんので、あらかじめご了承ください。
各学校での課外活動はカリキュラムの一部であり、授業料に含まれています。
学生体験の一環として、州政府国際教育部は学校やホストファミリーが提供する以外のアクティビティやホストファミリーと学生が一緒になって楽しめるイベントを開催する場合があります。ホストスクールのISAやホストファミリー、現地のサポート担当者を通じて皆さんに連絡がありますので、確認の上ぜひ楽しんで参加してください。
通常、タスマニア空港到着時にホームステイ先のホストファミリーが出迎え、ホストファミリーの車で一緒に帰宅します。ホストファミリーが不在の場合は、GETIが空港までの送迎を手配します。
出発前にホストファミリーの連絡先をお知らせします。ホームステイ先のファミリーと連絡を取り合うことで、家にどんな設備があるか、荷造の準備についてなどアドバイスを受けることができます。
Year11、12では制服の着用が義務付けられていませんので、自由な服装で構いません。
オーストラリアの生徒は通常、ジーンズ、Tシャツ、プルオーバー/ジャンパー、セーター、カジュアルシャツ、運動靴などラフな服装を着用しています。
特別な行事の時には、ジーンズは避けた方がいいこともあります。
原則として、滞在中の食事代は参加費に含まれます。ホストファミリーが用意したもの以外を希望する場合、または友人との外食時などは自己負担となります。家にある食材を使って、自分で食事を用意するように求められることもあります。
各学校には、食堂がありますが、授業料には含まれていませんので、その場で支払う必要があります。
通学交通費や週末の交通費、携帯電話代(AUD30-40/月)、その他個人的な出費(洗面用具代、おやつ代など)、映画館のチケット代などが必要になります。一般的に、最低でも1ヶ月AUD350が必要と言われています。
BUS TRAVEL CARDS (METRO GREENCARD)は、現地到着後にAUD5で購入する必要があります。学生運賃の上限は1日AUD3.8です。バス車内またはオンラインで、クレジットカードでチャージする必要があります。
自分で予算を管理し、どのようにお金を賢く使うかを考えることが重要です。もちろんホストファミリーに予算計画のサポートを求めることもできます。
ほとんどの留学生は、自国からSIMロックを解除したスマートフォンを持参しています。現地でSIMカードを購入すれば、オーストラリアで使用することができます。
プリペイドのSIMカードを購入する方が多いようです。TelstraのSIMが便利で、通話とデータ通信込みで月額30~40AUDドルほどです。
Government Education and Training International Tasmaniaの略称です。
GETIはタスマニア州政府の組織の名称で、Department for Education, Children and Young People(教育・子ども・青少年省、通称DECYP)の一部として運営されています。
2025年2月1日付で、Tasmanian Government Education International (TGEI) という名称に変更になりました。
現地で体調が悪くなったら、すぐにホストファミリーに相談しましょう。
状況によって、市販の薬を飲んで自宅で安静にしたり、病院にかかったりすることになると思われますが、ホストファミリーの指示に従ってください。病気への対応や病院へのかかり方も日本とは異なる場合がありますので、現地の方の指示に従うのが最も確実です。不安なことがあれば、現地のサポート担当者に相談してください。
なお、滞在中に、歯科治療を必要とするケースがあります。オーストラリアの歯科治療は大変高額です。現地の方の多くは歯科保険に入っているようですが、保険適用後でも自己負担額がかなり高額となるため、歯のメンテナンスには大変気を付けている方が多いです。
これまでの調べによると、AFSの留学生は、未成年であり、かつ滞在期間に限りがあることから、現地で入れる歯科保険はほとんどが加入対象外のようです。また、日本で加入できる任意保険も、多くの場合で歯科治療は保険の対象外となっているか、オプションとして付加するものとなっています。そのため、現地で歯科治療を受ける場合には、原則として自己負担での治療となります(AFS国際本部の保険で、緊急歯科治療のみ保険でカバーされます)。出発前に診察を受けて、歯の状態をよく診てもらい、必ずすべて治療が終わった状態で出発するようにしましょう。
AFSからのご案内と必ずしも一致しない場合がございます。ご不明な点がございましたらお問い合わせください。