今日の1冊

掲載品についてのご注文お問い合わせは、

左記の、電話、ファクス、メールにてお受けしております。

日本の古本屋サイトにも出品しておりますので、

どうかよろしくお願いいたします。

紺谷光俊 筆 美人図色紙:rei003


絹本着彩 状態美

金沢出身の画家、紺谷光俊は、美人画をはじめ何を描いても上品で、

人気が高い。季節はずれで恐縮ですが、なかなか市場に出ない逸品です。

越中婦負郡の内村々組分絵図:rei002


天保9年 高木村藤右衛門製図 と署名入り

石黒信由が測量政策した加賀藩富山藩領内の絵図の一枚

富山藩は支藩なれど、他藩ゆえ苦労したと聞く

約30*60 着彩 精密 小虫

2021.5.19

明治9年金沢城写生図:rei001


明治9年に、今の兼六園の高台から、金沢城を写生した絵図である。

金沢城は明治5年ごろ、陸軍名古屋鎮台の所管となり、

明治14年に石川門などを残し焼失した。

明治40年には、地震により、東丸石垣などが崩落して、

復旧は元通りとはならなかった。

この写生図には火災と地震前の、東丸の塀、付段の倉庫、二の丸御殿式台付近、橋爪門、五十間長屋、石川門、三の丸の塀などが描かれていて貴重である。


2021.5.18


2019.3.19更新

346) 雑誌苦楽 昭和22年2月から23年3月

三文豪古本市21日鏡花記念館でスタート 準備の追い込みに入っています。

雑誌苦楽 昭和22年2月から23年3月 表紙 清方 を出品します。

345) 三文豪古本市用

鰭崎も清方も鏡花の本の装丁画家です。

新案双六当世二筋道

80*55/裏なめ/小穴/やややけ/ 鏑木清方画

文芸倶楽部13-1号附録

明治40

当世おんな双六

80*55

鰭崎英明画

文芸倶楽部附録

大正3

新所帯双六

80*55小裂け/良い

鰭崎英明画

婦人界新年号附録

大正7

2019.3.5更新

344) 国貞筆浮世絵 三枚続「春の宵船の遊」

国貞筆浮世絵 三枚続「春の宵船の遊」

3月にふさわしいお題だと思いました。

三文豪古本市に出品します。

2019.3.1更新

343) 越前国全図

江戸後期に描かれた越前の絵図。

サイズ140*140、着彩。

よく見ると、白山の千蛇池と美濃堺の夜叉ヶ池が描き込まれていました。

鏡花はこのような絵図を見て、「夜叉ヶ池」 を書いたのでしょうか。

鏡花にとっては、どんな世俗のもろもろよりも、 愛 なんだよなあ。

などと、異世界に思いをはせております。

この絵図は、3月末の「三文豪古本市」で展示します。

342) 鯛百珍料理秘密箱/素人包丁

鯛百珍料理秘密箱 上下2冊中2長表紙やけ題箋色落 小虫など 天明5 2 柏原屋ほか

素人包丁 初・3編/2冊 絵入 横小2/つかれ題箋1欠など 享和・文政

2018.11.12

2年ぶりの掲載になります。

毎週更新できるようにがんばりますので、

よろしくお願いいたします。

341) 満州鉄道独立守備隊員日誌

この史料はもしかして以前掲載したかもしれません。

明治44年から大正2年にかけて、旧満州の満鉄守備隊に配属されていた人物の日誌5冊です。

ちょうど、中国の辛亥革命が勃発し、中華民国成立の宣言や孫文が権力を失っていくころの、同時代です。

この人物は、奉天の郊外から、日々の訓練や匪賊との戦いの中で、北京や上海などの情勢をつかみ、逐一日誌に書き記していきました。

日本にとっても、

台湾や中国にとっても貴重な証言となるでしょう。

満州鉄道独立守備隊員日誌a
満州鉄道独立守備隊員日誌b
満州鉄道独立守備隊員日誌c

1~340へのリンク

340)青湾茶会図録3冊揃 田能村直入/絵入り 小 痛み虫 文久3 須原屋ほか

青湾茶会図録3冊揃 田能村直入/絵入り 小 痛み虫 文久3 須原屋ほか

339)妙法蓮華経 折帖8冊揃 元禄

338)大連医院概要 薄紙カバーやけ 昭和2 南満州鉄道

337)初三郎鳥瞰図 朝鮮 金剛山

336)水着の女性図幅 大正頃

335)西洋草花画譜 秋之部

334)有栖川宮熾仁親王偏額