群馬県ろう重複障害児者をもつ親の会
とまとの会
なお,とまとの会のホームページが,なぜ「金澤貴之研究室」の中にあるのか…?
金澤は,群馬大学に赴任してすぐ,とまとの会の会員になりました。そして「会員」兼「相談役」として,これまでずっと,その活動を応援してきました。
ぜひ,一人でも多くの方々に,とまとの会の活動を知っていただき,そして,ろう重複児者の「なかま」へのご支援をいただけたらと思っております。
「とまとの会」について
聴覚障害とその他の障害を併せ持つ人たちは,「ろう学校かその他の特別支援学校か?」という就学の悩みから,卒業後も,「この施設で,うちの子にわかるように伝えてくれるのだろうか?」というコミュニケーションの悩みと,常に谷間の問題の中で最適な居場所がない中,日々,悩みを抱えています。
コミュニケーション保障のためには,同じ障害を抱えるなかまの集団が必要。でも,とても数の少ない障害(聴覚障害者の出生率が0.1%で,それと他の障害の重複なので,何千人に1人)なので,なかなか,なかま作りが難しいのです…
群馬県で,そうした悩みを抱える親が集まって作られたのが,「群馬県ろう重複障害児者を持つ親の会 とまとの会」です!
2019年度活動計画(毎月の定例会や20周年実行委員会等の会議は除く)
群馬大学教育学部学生交流会
6月2日13時から16時,群馬大学教育学部の学生ととまとの会のなかまたちとの交流会が行われました! 参加者のなかまも,学生のみなさんも,大盛り上がりでした!講師の宮前さん,ありがとうございました。
20周年記念大会について
ほそぼそと,でも途絶えずに続けてきたとまとの会ですが,とうとう20周年を迎えました!!!
そして、記念大会を実施しました!
日時:11月9日 13時から16時
場所:群馬県社会福祉総合センター
内容:
・厚労省による行政説明
・基調講演(とまとの会相談役 群馬大学教授 金澤貴之)
・パネルディスカッション
…無事、盛会のうちに幕を閉じました
ろう重複者支援のあり方を考えるシンポジウム
2017年11月23日,2017年11月23日に高崎市総合保健センターにて,「ろう重複者支援のあり方を考えるシンポジウム −障害者総合支援法及び高崎市手話言語条例をふまえた「居場所」作り−」が開催されました。
こちらが当日チラシ
主催は高崎市聴覚障害者協会、社会福祉法人ゆずりは会,群馬大学教育学部障害児教育講座。
とまとの会は共催として関わり,同会の飯島会長が総合司会を担当しました。
当日は200名ほど入る会場が満席になるほどの大盛況。半日のシンポジウムであるにも関わらず,北は北海道,南は山口県と,全国各地からの参加者で賑わいました。
そしてろう重複者のニーズとは何か,そして現行の福祉制度の枠組みの中でそのニーズに応えるために必要なことは何かについて,密度の濃い議論が交わされました。