手話の社会学

2013年に念願の単著を上梓しました。これまでの20年近くの研究を,「とりあえず」形にしたものです。


そして、こんなふうに「汚して」もらえると,著者冥利に尽きるってもんですね。

(写真は,弟子が持っている本です

また,「障害学研究」では「ブックガイド」に取り上げていただきました(「障害学研究」第10号,2014年)

評者の高山亨太さんには,丁寧なコメントをいただき,心より感謝です。詳細はブログで

さらに,今をときめく元祖ブロガー議員,音喜多駿さんにも,ご紹介いただきました。こちらです。

決してわかりやすくはない本であるにも関わらず,多くの方々に読んでいただけること,本当に嬉しく思っております。

「解放社会学学研究」第28号,2015年に掲載されています。

佐藤貴宣さんの読み込みの深さには,ただただ脱帽するばかりです。

自分自身が,(自分が書いたものであるにもかかわらず)「なるほど,筆者はそのようなことが言いたかったのか!」と説得させられました。(笑)

ボリュームもありますし,書評へのリプライも載せていただきましたので,ここでその佐藤さんの論述について詳述することは避けますが,とにかくこれほど読み込んでいただいたことに,ただただ感謝です。

そしてありがたいことに,学会誌にて書評をいただきました。

書籍の案内はこちら

私なりの解説めいたものは,こちら

この本のベースになった,博士論文完成に至るまでのエピソードは,こちら

2013年に上梓した,初の単著です。そしてこれは,20年近くあれこれ悩みながら小出しにしてきた研究をまとめあげて提出した博士論文「聾教育における手話の導入過程に関する一研究」を,一般読者向けに若干の加筆・修正の編集作業を行い,書籍の形に仕上げたものです。