寄付の活用例

2017年11月23日に高崎市総合保健センターにて,「ろう重複者支援のあり方を考えるシンポジウム −障害者総合支援法及び高崎市手話言語条例をふまえた「居場所」作り−」が開催されました。

主催は高崎市聴覚障害者協会、社会福祉法人ゆずりは会,群馬大学教育学部障害児教育講座,共催は群馬県ろう重複児・者をもつ親の会 とまとの会。

そして群馬県聴覚障害者連盟,群馬県,高崎市,群馬県中途失聴難聴者協会,障害児・者と共にくらす会にご後援いただきました。

様々な関係者が関わることで工夫しあい,会場費,人件費等々をギリギリまで節約し,「手弁当」で計画を立てました。その中でどうしても必要な経費について,若宮内科様よりご寄付いただき,実現することができました。

当日は200名ほど入る会場が満席になるほどの大盛況。半日のシンポジウムであるにも関わらず,北は北海道,南は山口県と,全国各地からの参加者で賑わいました。

そしてろう重複者のニーズとは何か,そして現行の福祉制度の枠組みの中でそのニーズに応えるために必要なことは何かについて,密度の濃い議論が交わされました。

ここに,ご報告かたがた,お礼申し上げる次第です。