基本はインドア派。運動全然好きじゃないです。^^;
でも,たまに山に登ります。
母親がガチの登山家だからか,登山靴も持ってます。登山靴,不思議なモノで,普段は階段をあがるのも面倒くさくてエレベータを使うのに,この靴を履いて,靴紐をギュッと締めると,「やるぞ!」って気になって,登れちゃうんですよね。何事も,「構え」が大事だということなのかもしれません。
温泉大好きです。
特に秘湯系。
露天風呂に入ってボーッとしていると,意外なアイデアが浮かんだり。
仙台で学会があった折,遠出をして立ち寄ったランプの宿。
これはかなりの秘湯!
電気すら通っていませんでした。
この2枚の張り紙も,すごいですよね。(笑)
お酒も好きです。
みんなで飲みながら,お互いの距離が一気に縮まっていく場も好きです。
なので,しばしば仲間を誘って飲み会を企画します(巻き込まれた方々,スミマセン…(笑))。
でも,それだけでなく,オーセンティックなバーをこよなく愛しております。
群馬に遠方から知人が来ると,まずは居酒屋などでご飯を食べながら一杯。
そしてその後で,かなりの高確率で,なじみのバーにお連れします。
悩みを吐露し合ったりもしますし,ブレインストーミングの場にもなります。
もちろん,お酒の味そのものをじっくり味わう場でもありますが。
そして,一人でバーで飲む時間も,貴重な時間。
博士号授与の通知が学芸大の博士課程係からメールで届いたのも,いつものバーでグラスを傾けていた時でした。
かなり不意打ちのメールでした。
「(論文提出の皆様には、個人情報保護のため、BCCでメールしますが、このメールの内容は、BCC扱いでなく、正式な連絡ですので、必ずお読みください)」との前置きの後で,「先ほど終了しました会議において、このメールが届いている皆様の学位取得が確定しましたこと、連絡いたします。」と。あまりに唐突で,意味を理解するのに数秒かかりました。
悪戦苦闘の日々を,身内以外の誰よりも近くで見ていた(どんだけ通ってたんだか!(笑))マスターのお祝いの一杯,生涯忘れません。
出張先でも,できるだけバーに立ち寄ることにしています。
あらゆる情報はバーに集まると言いますし,マスターと会話をすると,その街の文化に触れることができます。
同じカシオレでもハイボールでも,バーの1杯は,居酒屋のそれとは値段が違います。それは,味の違いはもちろんですが,特別な時間を提供するから。
「特別な支援」に携わるヒントが,一流のバーにはあります。
研究のヒントももらえます。
もちろん,「特別な何か」の視点を持って見ていくことで,ヒントはバーだけでなく,あちこちにあるものですが。
バーの扉は,ちょっと物々しくて,初めての方には,なかなか入りづらいかもしれません。でも,そこをくぐると,安らぎの時間をもらえます。(写真は,出張先で出会ったバー。ここまで入りづらいところは珍しい!まさに「隠れ家」です。暗がりの奥にうっすら光る明かりの先に,扉があります。)