日野智貴代表代行平成29年年頭所感

Post date: Jan 1, 2017 1:11:30 AM

皆様、あけましておめでとうございます。

平成25年1月6日――この日は、本党の前身の誕生した日です。

最初は播磨の一画の学生・生徒の団体として出発した本党も、ネット政党との離合集散を経て、政治団体化への助走を始めました。

今年は、本党が将来的な国政進出・政権奪取を目指す政治団体として、大きく脱皮する年です。

本党が結党された頃は、まだ、第二次安倍内閣が成立したばかりの頃でした。平成24年の年末に誕生した安倍政権は、総選挙の五日後、まだ首相に任命される前に、政府主催の竹島の日式典開催の公約を反故にしました。

「公約には、出来る事しか、書かない」――そう、選挙中に何度も宣言していた安倍首相ですが、それは大きなウソだったわけです。

真正保守を掲げる私たちは、安倍政権の打倒のために集まりました。

一方、当時の兵庫県では異常に多い学区数と、日本一内申点の配分の高い高校入試制度、そして、それらを利用した日教組による過剰な進路指導と横暴な教育により、生徒の「学問の自由」が大きく制限されていました。

私たちは、日教組相手の戦いにひるむことなく、学区統合をはじめとする高校入試制度の一部改革を勝ち取り、生徒の学問の自由を保障するための橋頭堡を築きました。

今年で、本党は結党五周年を迎えます。

この五年間で、地球環境問題と生命倫理問題はいよいよ深刻さを増しています。また、昨年の天皇陛下の譲位を巡る問題では、安倍政権の有識者会議で臣民の分を超えた不敬な発言が行われました。

私たちは、医療利権複合体による支配体制を打破し、唯物論文明から脱却した、生命倫理と環境倫理を尊重する新しい文明を構築することを、その使命としています。

それは、世界中を一つの家族のような共同体にするという神武肇国の理念を顕現する運動に他なりません。

今年、私達はその使命の実現のために全力を尽くさせていただきます。

平成29年(西暦2017年、皇暦2677年)1月1日

代表代行 日野智貴