安倍政権による動物性集合胚作製解禁への抗議声明

Post date: Oct 25, 2017 10:54:52 AM

報道によると今月24日、文部科学省は人間の細胞が混ざった動物の胚である動物性集合胚の作製を解禁することで大筋合意したという。

これは事実上のキメラ生物誕生への道を拓くものであり、人間と動物の境界をあいまいにし、かつ、人為的に誕生した人間と動物のキメラを人間の利益のために利用することを前提とし、人間の尊厳の観点からも動物の権利の観点からも認められないものである。

これは堕胎推奨・優生思想拡散の活動を行ってきた医療利権複合体による生命軽視・唯物論文明擁護の「プロ・チョイス路線」の延長線上にあるものである。

安倍政権は保守の仮面を被りつつ医療利権複合体と連携し、人間の尊厳を危うくする極左政策の実行を進めているのであり、生命尊重を党是とする本党は断じてこれを容認できない。

本党は前身の保守派学生連盟であった平成25年(西暦2013年、皇暦2673年)から一貫して安倍政権による動物性集合胚作製解禁の動きを批判してきたが、この度その暴挙が本格化したことについて断固抗議する次第である。

平成29年(西暦2017年、皇暦2677年)10月25日 代表 日野智貴