【市川教室】舟橋 美根子 (61歳)

投稿日: Jan 10, 2010 7:24:54 PM

昨年の夏ごろどういうわけか、自分が「生かされている」というようなことが気になり始め、図書館に通って参考になると思われる本を探して、自分なりに学んでおりました。そんな時、友人に柳瀬先生をご紹介頂き、先生のお話を伺っているうちに、乾いた土がどんどん水を吸い込むようにその言葉が私の身体の中に入ってくるのがわかりました。書物では味わうことのできない人の心の響きとでも言うべきものでしょうか。

それから二週間後、私は先生のお稽古に通い始めました。お稽古の始めにされる先生の講話を拝聴するのを楽しみにしておりました。入会時はいろいろな悩みを抱えており、先生はそれらをご存知かのように人間としての生き方や、物事にとらわれすぎないことなどをお話し下さいました。自分の心が病んでいるとき、先生の一言で私は何度救われたことでしょう。

4・5ヶ月経った頃、右足太股を痛め、次は左足が痺れてきて歩行時も足が地に着いていない感じになり、いろいろな身体の変化が出てきました。不安になっている時「今まで身体の中にあったものがヨーガをすることによって出てきたのよ」と教えて下さり、その痛みや不自由さも自然体で受け止めることができるようになり、身体の中にあるものは全部出てきて欲しいとさえ思いました。

柳瀬先生にお会いしてお話しをさせて頂くうちに、3・4年前から心の底にあった傷も次第に薄らぎ癒えることができました。そして「与えられたハードルをひとつ飛び越えられたのよ」と励ましても頂き、少しずつですが自分にも自身が持てるようになりました。1年を振り返った時、柳瀬先生に会うべくして合わせて頂いたようにも感じられ、ご紹介下さったお友達にも感謝いたしております。これからも、先生のおっしゃられる「プラーナを通して純粋になること」万物の霊長であることを自覚して人間らしく生きる・我を出さない・五感を鎮め常時冷静を保つ、これらのことを胸に刻み宇宙の中で生かされていることを嬉しく感じながら日々過ごして参りたいと思います。