熱中症

熱失神:暑さで皮膚の血管が広がると、血流が減るため血圧が低下。脳に送られる血液の量も減り、失神する。

通常、生理食塩水(0.9%の食塩水)を飲むことで回復。


熱けいれん:汗を大量にかき、水分だけを補給した場合、

汗として排出されるのは、水分だけではなく、塩分も排出されている。

そのため、水分だけを摂って塩分を摂らないと血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下。

電解質のバランスが崩れ、筋肉に痛みを伴うけいれん


熱疲労:大量の汗をかくことで、水分、塩分共に足りなくなり重度の脱水症状を起こす。

暑いために血管は広がり、脱水によって血流が減るために低血圧となる。

ただし体温調整機能はまだ働いており、発汗はある。

症状としては、全身倦怠感、嘔吐、頭痛、判断力の低下など。

熱けいれん同様、衣服をゆるめて風通しを良くし、涼しい場所で水分補給。


熱射病:脱水症状が悪化し、体温調節機能が働かなくなるため発汗もなくなる。

体温も上がり続け、40℃を超える場合もあ

体温が41℃になるとけいれんが起こり、42℃を超えると細胞が破壊されます。

中枢神経や臓器などに致命的な障害が起こり、死亡するケースもある。

意識障害やふらつきがある。