38.『知性の整合性について』
人が「幸福に生きる」ことを求めるのであれば、
「秩序」が必要である。
幸福とは、「幸福感」である。
大きく「快楽」「充実感」「安定感」の三つの要素に分けられる。
幸福を求めないということは、
「不快」「不満」「不安」の状態でよいということである。
そこに「秩序」は必要ない。
秩序とは「整合」である。
煩雑や混乱した状態を出来るかぎり整理整頓することである。
原理原則に基づいて、ものごとを整然とした状態にすることである(ロジック)。
状態が単純であればあるほどよい(シンプル)。
偏りがなく、全体の調和が望まれる(バランス)。
そした多角的に、また先々に渡って整理されていなければならない(システム)。
この「ロジック」「シンプル」「バランス」「システム」的に思考するのを、
「秩序思考」と呼ぼう。
ものごとを判断するのにも、この「秩序思考」が有効である。
解決すべき事態が起こって、そこで判断が求められる。
いくつかの要因が重なって、いろいろな事態が起こる。
そしていくつかの解決が求められる。
例えば、「床に水が溢れているとする」
編集中(23.10.6)