交通事故による賠償事故の最高損害額
約2億6,000万円:自動車事故(対物)の最高損害額
約5億800万円:自動車事故(対人)の最高損害額
約9,500万円:自転車事故(対人)の最高損害額
あいおいニッセイ同和インシュアランスサ ービス株式会社』で過去に対応した事故事例
自動車事故(対人)は要介護となる重度の後遺障害や 死亡により多額の逸失利益(交通事故により得られなくなった生涯収入等)が生じた場合、特に高額になる傾向があります。
認定損害額: 約5億800万円
被害者は歩行者横断禁止の国道を酩酊して横断を開始。
立ち止まっていたところタクシーが衝突し死亡。
被害者は開業医で高額所得者のため、4億超の逸失利益が認められ高額となった。
認定損害額: 約3億6,700万円
被害者運転のバイクと交差点を左折しようとした乗用車が衝突。
被害者は重大な後遺症を残し、介護対応のため家屋の新築等 必要となり高額となった。
自動車事故(対物)はトラックの積荷に損害を与える、踏切事故により電車に損害を与えた場合、特に高額になる傾向があります。
認定損害額: 約2億6,000万円
高速道路走行中のトラックが前方のトラックに追突。
追突された トラックが対向車線に飛び出し横転。
その後出火、炎上し洋服等の積荷が消失。積荷の損害額を認定し高額賠償となる。
認定損害額: 約1億2,000万円
軽貨物が線路踏切に進入。
電車が接近していることに気づき、急ぎ通過しようとしたが敷地内で脱輪。
そこに電車が突っ込み衝突した結果、軌道から外れ、電柱に衝突し家屋に飛び込んだ。
電車損害や復旧工事費、家屋損害等が認定され高額賠償となった。
過失割合とは発生した交通事故での責任の割合です。過失割合によって損害額は異なります。
(例)直進車と右折車がお互い青信号で交差点に進入し衝突した場合
直進車:20%
右折車:80%(この場合、右折車が直進車の損害額の80%を払います。)
※認定損害額からは逃れることができません。十分な保険に入っていない場合生涯をかけて支払わなければならなくなります。
配達パートナーの事故の約60%が交差点での右折での事故です。(2022年1月現在)
実際に起こった事故の事例(右折時)※Woltプラットフォーム利用時に起こった事故事例
直進時に右折車両が一時停止せず突っ込んできた。
右折時に車両が滑ってしまい直進車両にぶつかった。
交差点で信号が赤になりブレーキをかけようとしたが路面凍結によりスリップし、青になり交差点内に侵入した乗用車と衝突した。
右折時に直進車を待っていると後ろから乗用車に追突された。
実際に起こった事故の事例(右折時以外)※Woltプラットフォーム利用時に起こった事故事例
ブレーキがきかず店舗の入り口に激突した。
商品ピックアップ後お店を出た瞬間に歩道を走っていた
自転車に追突された。
※右折時により注意を払うことで約60%の事故発生を防ぐことにつながります。
地球71万周分の走行データから見る安全運転のポイント
「あいおいニッセイ同和損保」はテレマティクス技術*を活かして 収集した走行データをお客様の安全運転や保険開発に活かしています。
テレマティクス:「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報工学)」を組み合わせた造語
膨大なデータから見えてきた安全運転のポイント
走行データより、以下の3点に気を付けることで 事故頻度が大きく下がることがわかっています。
急アクセル(1秒間に約10km/h以上の加速)
急ブレーキ(1秒間に約10km/h以上の減速)
速度超過(法定速度を加味した速度基準)
事故を起こさないために意識すべきポイント
ふんわりアクセル
適切な車間距離の維持
早めのアクセルオフ
※上記を意識して運転するようにしましょう。日頃から意識することで事故発生を防ぐことができます。
万が一事故にあってしまった時の金銭的な負担の軽減と責任をきちんと果たすために、保険の加入は必要不可欠です。
また万が一事故に遭った場合は、ご自身で責任を持って事故のお相手様とご連絡や、やりとりをしていただく必要がございます。
配達パートナー用の主な保険商品例
※保険会社により商品名や補償内容などは異なりますのでご注意ください。
※強制保険である自賠責保険は対人事故に対する保証のみです。原付バイクの方も同様です。ご自身のためにも任意保険(バイク保険)は必ず加入しておきましょう。
配達パートナー補償制度の適用範囲
ファミリーバイク特約は自動車保険に付帯できる特約で、125cc以下のミニバイクに対して補償を受けることができるものです。
例:皆さまの同居のご家族が自動車保険に加入しており、ファミリーバイク特約を付帯している場合、補償される可能性がございます。
自賠責保険と自動車保険(ファミリーバイク特約)の違い
詳しくは保険についてのページをご確認ください。申請方法や必要な書類についてご確認いただくことができます。
実際に事故に遭ってしまった場合の対応はこちらからご確認ください。
Woltの保険は、ご自身の保険でカバーすることのできない範囲や、何らかの理由で補償されない場合の「セイフティーライン」として申請していただます。
配達パートナーは実際に事故に遭った場合、任意保険の加入と、事故発生時はご自身の保険の使用が前提となっています。
そのため、まずはご自身の保険会社へご連絡いただきますようお願いいたします。
交通ルールや安全運転について
法定速度と車両の流れに合わせるの、どちらが安全なのか?
回答:法定速度を意識することで事故の確率を減らせます。法定速度には、きちんと意味があります。従いまして法定速度での運転がより安全と言えると思います。
バイク時に、自転車通行帯を通っていいのか、通行帯の印も、その道路によって色やデザインが違うから、よくわからない。
回答:自転車専用通行帯というのは、道路にブルーウィングがペイントされ、標識がたっています。これは自転車専用ですのでバイクで走ると違反です。これと似たもので、自転車ナビラインや自転車ナビマークというものもあります。道路へのペイントの仕方は自治体などによって様々あるようです。こちらはバイクで走ることができます。違いは標識が、あるかないかだけで、見落としがちのようですので、注意してください。ちなみに自転車優先というのもあり、こちらもバイクで通ることはできますが、自転車がいる場合はもちろん自転車優先です。
業務利用バイクへドライブレコーダーを装着すべきか悩んでいます。可能でしたら、損害保険事故対応のご経験や紛争事例から(業務利用自動車ではなく業務利用バイク)アドバイス頂けますと幸いです。
回答:ドライブレコーダーがあったほうが、万が一の事故の時の交渉がよりスムーズに進みやすいと思います。あいおいニッセイ同和損保ではドラレコを付けることで事故解決日数が平均19.6日短縮しています。
保険について不安なことや分からないこと
原付の任意保険で、業務使用でも安い保険を知りたい
回答:保険料は年齢条件や、補償金額などにより異なります。あいおいニッセイ同和損保の保険料イメージですが、新規加入の場合、原付は全年齢で11万円程度、21歳以上で9万円弱、二輪ですと、全年齢で17万円弱、21歳以上で11万円程度、26歳以上ですと9万円程度です。
フードデリバリーのみを、夏は二輪と四輪で稼働し、冬は四輪で稼働しようと考えているんですが、二輪と四輪の両方をカバーす る保険があるのか、教えてほしい。
回答:任意保険は、車両ごとに加入する必要があります。二輪と四輪をお持ちであれば2つの保険が必要です。二輪が原付であれば、自動車保険にファミリーバイク特約を付帯することで補償を受けられます。
バイク便の任意保険に種類が無いのは何故でしょうか? 自分 は保険会社や相談窓口に何社か問い合わせましたが、事業ナ ンバーの保険を取り扱ってる業者が無く大変苦労しました。現 在はバイク屋の知人に紹介頂き見積もりや選択肢無く加入手 続き致しました。
回答:事業用のバイクの保険は、保険会社的には事故の危険が高い契約と考えており、引受けを慎重に行っている傾向があり、その分選択肢も少ないのだと思います。あいおいニッセイ同和損保ではお取り扱いしています。
私は自転車稼働です。私が加入している自転車保険は2つで、プライベートでの時間に起きた事故と、業務中の事故、それぞれに対応した別々の保険に加入しています。バイクでは保険会社の提供する通常の任意保険で業務中に起きた事故までカバー出来るのでしょうか?それとも、業務用の保険(そもそもあるのかも分かっておりません)に加入しなければならないのでしょうか?基本的なことですいません。
回答:(原付か大型二輪か記載がないですが、おそらく原付です)自動車保険は、車両ごとに1つの保険を掛けます。通常同じ車両に2つの保険を掛けることはありません。また、二輪や原付には業務使用という考え方はありません。従いまして通常の任意保険で対象になります。
あいおいさんでは現在自家用軽貨物の任意保険を等級引き継ぎで事業用軽貨物で保険適用できますか?
回答:自家用から営業用にナンバーの色が変わってしまう場合は、等級の引継ぎはできません。ナンバーの色が変わらず、業務使用しかしない場合は等級継承可能です。
事業ナンバー用の保険と一般とでは何が違うのでしょうか
回答:保険料水準が違います。事業ナンバー用の方が保険料が高いことが多いです。
事故の3件に一件はもらい事故ってホントですか?
回答:警察の資料でも、そのようなことが見て取れますので、概ね正しいと考えてよろしいかと思いますが、もらい事故の解釈をどのように捉えるかによって数値は変わってくるものと考えられます。過失割合が発生するような事故の場合でも、自身の過失割合が低い場合はもらい事故と報告される方は多数おられます。
例えば、週に一度の稼働だった場合、任意保険は事業用なのか通常用なのかどっちになるでしょうか?(一般的な使用頻度の判断基準?を教えて頂きたいです)
回答:あいおいニッセイ同和損保の場合、月15日以上業務使用がある場合が業務使用となりますので、週一回であれば通常用になります。
他社で等級引き継ぎで出来た事例があるのですがあいおいさんではできないということでしょうか?
回答:引継ぎ前と引継ぎ後の車種区分の確認が必要ですが、自家用から営業用にナンバーの色が変わる場合、等級の引継ぎはできません。この規定は各損保共通のはずです。ナンバーの色が変わらない場合で、事業用にしか車両を使用しない場合は事業用の保険に等級継承できます。
弁護士特約も大事ですよね ?
回答:おっしゃる通り大切です。事故には様々な形態があり、事故の相手にもいろんな方がいらっしゃいます。保険会社が示談交渉を行えない「もらい事故」の場合などに相手との交渉に必要な、弁護士費用や法律相談費用などを補償します。
※保険に関する記載は、あくまでも「あいおいニッセイ同和損保」の商品をベースにご回答頂いております。
※保険商品は保険会社によって補償内容や条件などが異なりますので、必ずご加入の保険会社にもお問い合わせください。