ウィードプランニング(通称:Weed)は、国際的な気候変動対策の枠組みである「SBT(Science Based Targets)」の中小企業向け認定を、2023年5月5日付で取得しました(認定団体:SBTイニシアチブ)。
SBTとは、「地球温暖化を1.5℃以内に抑えるには、どれだけ温室効果ガスを削減すべきか?」という科学的根拠に基づいて、企業が排出削減目標を設定・実行する国際的な取り組みです。中小企業向けには、より実行しやすい枠組みが整備されており、環境配慮型の経営を推進する上で、有効なガイドラインとなります。
認定されることで、さまざまなメリットがあります。
● 環境への取り組みを対外的に発信できる
自社の環境意識や行動を明確に示すことで、企業の信頼性が高まり、取引先や顧客からの評価向上につながります。
● 取引先の排出削減に貢献できる
中小企業が率先して取り組むことで、サプライチェーン全体の温室効果ガス削減に寄与し、取引先との関係強化や新たなビジネスチャンスの創出が期待できます。
● SDGsに貢献し、社員の環境意識も高められる
企業活動を通じてSDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」の実現に貢献でき、実際に排出削減に取り組むことで、社員の環境意識の向上や、社会貢献の実感にもつながります。
Weedは、「パリ協定」に基づくSBTの基準に則り、2030年までにスコープ1・2の温室効果ガス排出量を、2021年比で50%以上削減することを目標としています。2022年には、前年度比で0.03トンの削減を達成。今後はハイブリッド車の導入や再生可能エネルギーの活用を進め、2030年までに15トンの削減を目指しています。
さらに、原材料の調達や物流など、スコープ3に該当するサプライチェーン全体の排出量についても、積極的に削減に取り組んでいます。SBTへの取り組みを通じて、企業としての社会的責任を果たし、持続可能な未来の実現に貢献していきます。