研究内容紹介

生理活性物質の標的分子同定と高機能阻害剤の開発

細胞に対し生理活性を示すバイオプローブのほとんどは、生理活性を判断材料にスクリーニングされているため、その標的分子が不明な場合が多い。我々のグループはそのような生理活性が興味深いにも関わらず標的分子が不明なバイオプローブの標的分子を解明すると共に、標的分子との相互作用解析(酵素学的解析や構造学的解析)を通じて薬剤と標的分子との結合様式を明らかにし、新たな薬剤開発の基礎を築くことを目的として研究を行っている。


これまでの研究成果

1 微小管作用薬の作用機構解析

2 アクチン阻害剤amphidinolide Hの作用機構解析

3 蛋白質合成阻害剤reveromycin Aの作用機構解析