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交通事故・交通犯罪で大切な人を亡くしたあと、刑事裁判を終えても、「本当にこれでよかったのだろうか」「まだ明らかになっていないことがある」と感じるご遺族は少なくありません。
民事裁判は、損害賠償を求めるための手続であると同時に、ご遺族側が原告となり、自分たちの側から事故の事実関係や責任について主張し、証拠を示して裁判所の判断を求めることができる場でもあります。
刑事裁判では、検察官が起訴した内容を中心に審理が進みますが、民事裁判では、ご遺族が何を争点として主張したいのか、どの証拠を見てもらいたいのかを、弁護士と相談しながら組み立てていくことができます。
一方で、民事裁判には費用や時間がかかり、事故のことを繰り返し思い出すなど、精神的な負担が大きくなることもあります。裁判をせず示談を選ぶこと、裁判上の和解を選ぶこと、弁護士に多くを任せて本人の負担を減らすことも、それぞれ大切な選択です。
このページでは、「裁判をするべきか」という結論を示すのではなく、民事裁判でできること、損害賠償額の考え方、和解、費用、利用できる支援制度、そしてご遺族がどの程度裁判に関わることができるのかを整理しています。
ご自身やご家族にとって、何を大切にしたいのかを考えるための参考にしていただければと思います。