5.5 修正後の遭難者数と累積確率値の関係
遭難者数と累積確率値の関係を修正したものを図に示す。二桁以上発生確率が減少した結果となったが、それでも現在の旅客船の事故データと比較するとかなり悪い結果となっている。特に死者数の多い大事故の発生確率が規模の増大にともなって減少せず、ひとたび事故が発生すると大規模事故に至ってしまうという状況となっていることが図よりわかる。
図.遭難者数と累積確率値の関係(修正後)
次に進む タイタニック号事故の目次に戻る 参考文献