細胞はじっとしているわけではなく、絶え間なく動いています。そのような細胞の動きを制御している分子として、F-アクチンがあります。
パルミチン酸はF-アクチン形成を促進し、EPAやDHAはF-アクチン分解を促進します。脂肪酸がF-アクチン形成に作用して、細胞の運動性を変化させるのではないかと考えて、脂肪酸と細胞運動性の変化を解析しています。