睡眠とは、単に脳が機能を停止している時間ではなく、記憶情報の整理や脳内老廃物の除去などを行なっている能動的な時間であることがわかってきました。睡眠が生物にとって必須のプロセスであり、睡眠不足が継続すると生活習慣病等のリスクが上がることがわかっています。また、現代人の3人に1人が不眠症を経験していると報告されています。
イサダを酵素分解して、遠心分離にてオイル画分を濃縮し、粉末化した素材です。イサダオイルを約20%ほど含みます。桜こあみパウダーに含まれる8-HEPEにはPPARαというタンパク質を活性化する作用があります。PPARαを活性化する薬が、睡眠相後退モデルマウス(活動期にはいるのも、休眠期に入るのも遅くなっているマウス)の睡眠サイクルを改善することが報告されています。桜こあみパウダーに含有されるEPA・DHAには、睡眠ホルモンのメラトニン促進する効果が動物試験で示されています。
桜こあみパウダーを、睡眠の質に悩みを抱える20-65歳の健常人に8週間接種してもらったところ、起床時の眠気と疲労感が軽減されました。8-HEPEとEPA、DHAが複合的に作用することで、睡眠の質が改善されたと考えられます。
ヒト試験結果を科学的根拠として、機能性表示食品の届出行っております。