イサダは北太平洋に生息する体長2センチほどの小さなオキアミです。主に植物プランクトンを食べて育つイサダは、多くの海洋生物の餌として、北太平洋の生態系を支える主要な動物プランクトンです。
三陸地域では、1970年代からイサダ漁が行われてきました。最盛期には8万との漁獲があったイサダですが、養殖業と釣り餌としての需要が需要が低下したために、市場が10分の1ほどまで落ち込んでいます。
2010年頃から食用の乾燥イサダが製造されるようになり、スーパーやネット販売でも見かける食材となりました。イサダの食品利用の歴史は古く、佃煮やエキスとして30年以上の食経験のある素材になります。