2000年に開設された香港の公立フィルムアーカイブである香港電影資料館にて、開館記念として2000年11月20日～12月17日にかけて大々的なブルース・リー映画祭が開催されました。

代表的な主演作品は勿論の事、資料館が保存している、その殆どが未ソフト化である少年時代の映画を含む20作品が上映されました。これ程の規模の特集上映はこの映画祭でしか開催された事がなく、貴重かつ重要な映画祭といえます。
開催に際し、「細路祥」の欠落したフッテージを、発見されたフィルムから補完した「細路祥・復元版」が製作され、また、資料館が保存している「人海孤鴻」のオリジナルネガから新たにカラープリントが作成されたとの事です。この２作品はここでしか観る事の出来ない物で貴重な作品ですね。日本でも開催して欲しいと切に願う次第です。

以下の表は映画祭開催時の上映スケジュールです。