その他のソフトウェア
その他 (2021年4月)
メールソフトのサンダーバードや図や写真簡単な加工方法など随時紹介してく予定です。
画像編集
プレゼンテーションとしてパワーポイントの利用やホームページ作成には画像や図形を扱うこと多くなります。画像や図形の無いパーポイントやホームページは存在しないぐらいでしょう!
画像扱うソフトは大きく分けてペイント系とドロー系の2種類があります。
ペイント系には、お絵かきソフトやフォトレタッチソフトなどがあり、 画像を点(ドット)の集まりとして表示し細かい表現が可能ですが、拡大縮小、変形を 行うと輪郭のぎざぎざが目立ったり、ぼやけたりすることがあります。 代表的なのはWindows 付属の「ペイント」です。
ドロー系ソフトは、画像をドット(点)の集まりでなく、直線や 曲線を表す数値データ(ベクトルデータ)として扱します。描いた画像は自由に移動、 反転、拡大・縮小などの処理ができ、製図(CAD)などで使われます。 四角形や円やだ円などが簡単に描け、これらを組み合わせて複雑なグラフィックスも できるのが特徴です。Adobe Illustratorが有名です。
フォトレタッチは、名前のとおり「写真・修正」に向いたソフトです。写真の一部を切り出すトリミング、明るさやコントラスト、向きは角度の調整など、撮影した写真はちょっとした加工が必要になるこが多くなります。
プライバシーに配慮してボカシを入れたり、背景を透過したりなど、フォトレタッチソフト使えば簡単です。最近のスマホなどカメラ画像は高画質のため重くなっています。画像を圧縮したりして容量を軽くすることできます。
Jtrim
無料で使えるフォトレタッチソフトです。写真など画像加工に最小限度必要な機能が備わっており、軽快に動きます。
窓の杜からダウンロードできます。https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/jtrim/
何ができるのか、下記がJtrimの画面とメニューです。私自身が頻繁に使うのが、「切り抜き」=トリミング、「リサイズ」=画像サイズ調整、回転などの調整機能です。切り抜きでは四角形以外に円形や四角形の角を丸くする角丸切り抜きもできます。
「文字入れ」機能があり、画像内に文字を挿入できます。
最近ではSNS対策としてモザイクを利用することが多いのですが、顔等範囲の大きさに合わせてモザイクタイルの大きさも細かく指定できます。
複数枚の写真を一枚にまとめる「連結」では、上下左右を指定して一枚とできます。
合成貼り付けや透過なども便利な機能ですが、次の機会に追加説明します。動作が軽いのでサクサクと作業できる嬉しいソフトです。是非お試し下さい。
Jtrmのよく使う機能から
①「画面表示サイズ」、②「リサイズ」、③「切り抜き」、④文字入れ
①画面表示サイズ
下図は、Iphoneの写真を取り込んだところです。Iphoneデータとしては、約6㎆、横4,000縦3,000ぐらいのピクセル数になります。(設定にもよります。)取り込んだ状態では、下図のように写真の一部の表示となります。そこで、メニューバーの大きい方の赤丸の「-」ボタンのクリックでズームアウトし、全体を表示させます。
左図が、25%の大きさでの表示です。上図では左上の一部しか表示されていなかったことが分かります。
このように最近のスマホなどのカメラも通常撮影だと大きな容量のデータとなっており、ワードやパワーポイントに貼り付けたり、ホームページに利用するには大きすぎます。
まずは、取り込んだ状態で全体表示するために「-」を使いましたが、「+」「-」のズームイン・アウト機能で編集している画面のサイズに合わせ表示させます。ズームイン・アウトは表示メニューにもあります。こちらの図メニュー表示のように、メニューからよく使う機能を表示するには、「表示メニュー」のツールバーから設定します。
②リサイズ
次に、実際に必要なサイズに大きさを変更します。
これが、「リサイズ」です。最初の図の小さい赤丸の右側がリサイズボタンで、クリックすると左図になります。
サイズを数値指定か、比率指定を選択できます。ディスプレイ画面が一般的には1920×1080ピクセルなので、ここでは、25%に縮小してます。ディスプレイの半分ぐらい1008×756になりました。
縦横比の保持を外すと任意の形にすることもできます。
これぐらいのサイズで保存した画像だと、ワードやパワーポイントに挿入した時に扱いやすくなります。
③切り抜き
リサイズボタンの左横が切り抜きボタンです。クリックすると座標指定が表示されます。(右図)ここで、左端のXY座標(座標1)と大きさになるXY座標(座標2)を入力すると切り抜きくことができます。座標指定は難しいようです。そこで、アバウト位置で切り抜きする方法です。切り抜きたい画像の左上点でマウスをクリックし、そのまま右下点までドラッグします。四角の枠線が表示されます。ここ状態でリサイズボタンを押すと枠線部分の切り抜きができます。枠線の位置はドラッグ後に修正できます。枠線四隅の■をドラッグで位置を変更します。
リサイズも切り抜きも、決定後も編集メニューの元に戻るで何度でもやり直しが可能です。
④文字入れ
JTrimはちょっした文字を挿入できるも便利です。編集メニューの文字入れのが右図です。
フォントの種類・サイズ・ボーダー・斜体・下線・文字色の指定や背景色(透過の場合無し)と枠線(枠の太さで調整、0=枠線無し)の設定もできます。改行して2行以上の場合は行間調整も可能です。このサイトでも、〇や→などを使って表現の補助にしています。
Thuderbird(サンダーバード)
メール用ソフトでは、定番といってよい程、利用者の多いソフトだと思っています。オープンソースで世界中の多様な人達のネットワークで開発されています。ヘルプ情報も充実していますし、ボランティアチームのサポートページにも色々な情報があります。一番の理由としては、パソコン間の移行が簡単なことだと考えています。メール本文や設定情報などのデータをコピペするだけで、移行したPCで利用できることです。
右図は、私のサンダーバードの画面です。
Googleカレンダーも連携表示し、アラーム設定まで可能です。
ソフトのダウンロードから利用までは、サポートページを見てください。
Thuderbirdのダウンロードは、以下からです。無料でダウンロードできますが、近年は寄付が求められています。
https://www.thunderbird.net/ja/
Thuderbirdのインストール方法は、
https://support.pikara.jp/mail_imap/win_imap/thunderbird_imap/thunderbird60/dl_install.html
サンダーバードを利用されていない方は、乗換方法(他のメールソフトからの移行)は、
サンダーバードの移行
古い方のPCのサンダーバードのデータをコピーします。データは、Cドライブのユーザーフォルダー内に格納されています。
「C:¥Users¥(ユーザ名)¥AppData¥Roaming」フォルダーにThunderbirdのフォルダーがあります。これをUSBなどにコピーします。
「AppData」のフォルダーは隠しフォルダーのため、表示設定の隠しファイルにチェックが入っていないと見えません。右図のメニューの表示から右側の隠しファイルにチェックします。
新しいPC側では、サンダーバードをダウンロードしインストールします。セットアップの最後(右図)のところで、キャンセルしセットアップを終了します。これで、ソフトウェアとしてはインストールされ、データ領域も作成されます。
「C:¥Users¥(ユーザ名)¥AppData¥Roaming¥Thunderbird」とフォルダーが作成されていることを確認してください。
ここに、データを保存してUSBなどの「Thunderbird」のフォルダーをコピーします。上書き保存。これで、サンダーバードを起動すれば、元通り作動します。