ハードウェア

USB端子

クラウド時代になってもUSBメモリにデータを移して持ち運びやなどパソコンのUSB端子を利用することが多い。

USB端子は形状から大きく分けると

TypeA、Type、TypeCの3つです。TypeAが今でもPC側に多くあります。TypeBは古いプリンターなどで使われていました。TypeBにはmMiniとMicroがあって、デジカメや小型の周辺機器に使われていました。TypeCは現在多くなってきている形状です。

TypeAのUSB3は青色に対し、USB2は白や黒色と色の違いでも確認できます。

USB3はややこしい

USB 3には速度が異なる規格仕様ある。また名称が2回変更されたこともありわからりづらい。

USB 3.0(5G)が発売され、その後USB 3.1(10G)が登場しと時にUSB 3.0をUSB 3.1gen1としてUSB 3.1をUSB 3.1gen2に変更したころからややこしくなっていた。さらにUSB 3.2が出ると、USB 3.1もUSB 3.2ge1 USB 3.2gen2に変更、USB 3.2をUSB 3.2gen2×2とさらにややこしくした点です。

青色のTypeAのUSB3であっても仕様を確認しない限り、速度がどれかわかりません。メーカーが仕様説明している表記方法も古いUSB 3.1gen2を使っているものもあり、バラバラ状態です。

TypeCでは、USB 2もあるのでさらに形状だけでは全く分かりません。

この混乱の解決策として、以下の表記に改定することが昨年発表されました。速度の表記に変わるようです。メーカーがいつ頃から対応するのかは?まだこの表記はほとんど見かけていません。

2022年9月、USBの規格策定を担うUSB-IFはUSB表記のガイドラインを改訂

https://www.usb.org/sites/default/files/usb-if_usb_performance_logo_usage_guidelines_final_20220928.pdf

USB Type C

USBはTypeAからTypeCに移行しつつあります。TypeCには、速度以外にも充電能力にもすぐれており、さらに、HDMIや映像出力など様々な拡張機能があります。

従来は、PC側(ホスト側)がTypeAで周辺機器側がTypeBで接続するようなルールが存在していました。TypeCでは両側ともTypeCが利用できるも優れています。筆者のPCのサイドの写真です。TypeAとTypeC(間にあるがHDMI)があり反対側はTypeAです。2019年製なので、今後はほとんどがTypeCが2個でTypeAが1個に代わり、そのうちにTypeCのみになっていくのではないでしょうか

USB Type Cの給電

USB PD=パワーデリバリーと呼ばれる規格機能です。スマホ充電から浸透してきたUSBでの充電方法です。最近のちょっとした家電製品もUSBケーブルでの充電が多くなってきています。

USB Type Cのケーブルによりますが、今では100Wまでの給電ができるようになってきています。PC側が対応していれば、ACアダプタが無くてノートPCの充電も可能です。

なお、給電のためだけれあれば、USB 2.0仕様でも問題ありません。高いUSB3のケーブルを買う必要がない。

注:2021年USB-IFは240Wまで給電できる規格を発表しています。

USB Type Cの映像出力

USB 3.2gen2以上で可能なDisplay Port over alternative modeです。

PC側が対応していれば、対応Type Cケーブルをディスプレイに接続することで利用できます。

この規格は、

2011年のMacBook proに採用されたThunderbolt(ディスプレイや外部ドライブ接続)規格に始まり、このThunderboltが2015年にコネクターをUSB Type Cに変更されました。2020年にはThunderbolt4の規格で機能は現行のTypeC(alternative mode)と同じになっています。

注:TypeCでは20ギガと40ギガのもので少し性能差はある。

2021年発売のIntelのプロセッサーにもThunderbolt4の機能が追加採用されています。

USB製品を選ぶ場合には、PC側のUSBが何かを確認の上、それに合う製品の購入が必要です。

補足点:

USB 3規格のUSBメモリーをPCに接続してもUSB 2の速度になる場合があるよよです。

USB 3はUSB 2の互換上位規格のため、USB 3規格のUSBメモリーはUSB 2に対応する接続ピンがあります。このピンがUSB 3のピンの前にあるため、ゆっくりさすとUSB 2としてPC側が認識してしまし、速度が落ちることがあるようです。

USB 3規格のUSBメモリーにデータコピーする時の遅いと感じたら挿入のやり直しをしてみましょう。