ハト

日本でよく見られるハト科は、ドバト、キジバトの2種類だけでした。台湾ではほかに、カノコバト、ベニバト、そして時々アオバトが見られます。

カノコバト

全長は27~30cmでキジバトより一回り小さいです。体の色は全体に灰褐色です。キジバトに似ていますが、首に白い斑点があるところが違います。

警戒心が強いようで、私が見かけるとすぐに逃げてしまいます。近寄ってもあまり逃げないキジバトと対照的です。

ベニバト

全長は20~23cmでキジバトより小さいです。体は全体に赤褐色で、頭は灰色です。シラコバトに似ていますが、シラコバトは台湾では迷鳥です。目が黒でクリッとしていてかわいいです。

草のある開けた場所でよく見ます。草の種を食べているようです。

アオバト

全長は31~33cmで、キジバトと同じくらいの大きさです。体は全体に黄緑色です。オスとメスは羽の色が違い、オスは濃い赤色で、メスは濃い緑です。写真では右がオス、左がメスです。

日本では「アオバト」と呼びますが、台湾では「緑鳩(リュージョウ)」と呼びます。