ズグロミゾゴイの子育て

4/22(2021年)

ガジュマルの木(台湾の名前では「榕樹」という木)の上に、ズグロミゾゴイの巣を見つけた。数日観察していて、ひなの姿を見つけた。まだ生まれたばかりのようだ。

ひなは羽毛がふわふわしている。まだ小さいので、ひなの顔がなかなか見えない。親はとても警戒している。

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親ががんばってひなを抱えている。けれど、ひなが大きくなったので顔が少し見えるようになった。

親は夫婦で子育てをし、一羽が狩りに出ているときは、もう一羽が巣を守っているようだ。

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だいぶ大きくなってきた。

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ひなが大きくなったため、親鳥が巣に入れなくなったようだ。親鳥は、近くの枝にとまって巣を見張っている。

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ひなを発見して2週間余りで、すでにひなの体は親鳥と同じくらいの大きさになった。でも、まだふわふわな羽毛がある。

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最初白っぽかった羽の色が、だんだん親鳥と同じベージュ色になってきた。目の色も灰褐色だったのが、だんだん親鳥と同じ黄色になってきた。ただ、頭にはまだふわふわな羽毛がある。

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冠羽が生えて(頭の寝ぐせのような部分)、アイリングもできた。ほとんど親と同じ外観になったけれど、まだ頭にふわふわな羽がある。

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巣立ったようだ。もう巣には誰もいない。

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巣立った翌日、近くでズグロミゾゴイの幼鳥を見た。たぶんこの子が巣立った幼鳥だろう。幼鳥は親鳥と違い、頭に白い斑点がある。